GPT仙台に参加した。
2010年5月16日 TCG全般 コメント (3)参加すると決めたGP仙台本戦まで、既に一ヶ月を切っている。
本戦までには仙台GPTや日本選手権予選の結果がまだ出てくるので、本戦のメタゲームを決めるのは、その結果と言う事になる。
だが、既に環境を把握するために必要なカードプールは目の前に提示されている訳で「メタが固まらないから」と言うのは、大会から足を遠ざける理由にはならない。
先日、店舗大会で痛い目を見た僕は、嫌と言うほどスタンダード環境から離れていた間のブランクを思い知らされたのもあって、環境を肌で感じる機会を逃す訳にはいかなかった。
と言う訳で、本日はスタンダードの練習を目的にGPT仙台に参加した。
デッキはAkiさんのメインサイド75枚フルコピー。
メイン60枚フルコピー。サイドボード14枚コピーだが、1枚のみ《終止/Terminate(ARB)》→《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch(ZEN)》に代えている。
リストはこちら。
http://mantle2010.diarynote.jp/201005112258564212/
ジャンドを意識してメインから《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》が4枚投入されている。
それにあわせて《不屈の自然/Rampant Growth(M10)》も4枚されていて3ターン目の土地破壊の可能性を高めると共に、《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon(ALA)》につなげやすくなっている。
その分確定除去が減っていて、必ず除去しなければならない生物が多い、バントやナヤには耐性が落ちているが、サイドボードに《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch(ZEN)》と《弱者の消耗/Consume the Meek(ROE)》が用意されているので何とかなるのかな?と言うところ。
それ以外の要素については追加の除去、コントロール用のハンデスなど用途がはっきりしたものが用意されているので、プランが分かりやすいと感じた。
とは言え、使うと決めたその日が大会当日である。
練習不足を痛感してなお準備不足と言う愚行を繰り返す僕だが、どこまで製作者の意図がつかめているか。
若干の不安がありつつ大会参加者75人7回戦の開始である。
以下はそのレポートである。
しかしリアルにおいては、MOのようなリプレイ機能はないため、事実とは若干異なる記載があるかも知れないが、ご容赦いただきたい。
1戦目 青白カウンター多め。
Game1
こちら先手。
3t目《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》からスタート。
相手は2t目《前兆の壁/Wall of Omens(ROE)》
3t目《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》
4t目《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》の流れ。
この《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》には《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》をあわせて事なきを得るが、《前兆の壁/Wall of Omens(ROE)》に阻まれこちらも攻められない。
その後こちらの《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(M10)》が通って《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》を打たせる。
さらにもう一枚の《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(M10)》が通って、《怒り狂う山峡/Raging Ravine(WWK)》と共に相手のライフを削りきった。
サイドボード
IN
《強迫/Duress(M10)》×3
《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》×1
《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch(ZEN)》×3
《思考の大出血/Thought Hemorrhage(ARB)》×2
OUT
《稲妻/Lightning Bolt(M10)》×4
《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(ALA)》×4
《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon(ALA)》×1
Game2
相手先手。
相手の2ターン目の《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》を警戒して、《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》をセットしてターンを返すが、《前兆の壁/Wall of Omens(ROE)》が出てきて目論見通りとはならず。
その後《不屈の自然/Rampant Growth(M10)》でマナを伸ばして《強迫/Duress(M10)》から《思考の大出血/Thought Hemorrhage(ARB)》を通す。(指定は《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》)
手札的にお互いゆっくりになれば良いなと言うところだが、相手のトップは《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》!
《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》と共に殴られ始めて、あれよあれよと大変な事に。
こちらも何とか《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch(ZEN)》を用意できて、さらに《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon(ALA)》が戦線に加わる。
本体は《天界の粛清/Celestial Purge(M10)》され、トークンには《失脚/Oust(ROE)》
《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》も《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch(ZEN)》の奮闘で処理したところで、《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》が飛んでくる。
相手の手札を《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》で0にはするが、《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》が止まらず遂にライフは8。
相手はドローし《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》でアタック、ライフは4に。
ここで引けなければ・・・。
祈りと共にカードをめくるとそこには《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》!
Oh!GoodBoy!全く頼りになる野郎だぜお前はよ!
軽く西洋人化しながら意気揚々とキックでプレイして《取り消し/Cancel(ZEN)》されて負け。
Oh・・・jesus・・・。
サイドボードなし
Game3
まったく気が付いていなかったが、Game2が終わった時点で既に残り時間が3分。
可能な限り急いでプレイしていくが、当然決着はつかず。
残り時間が3分の時点で急ぎだしてもたかが知れている。
試合時間に全く気を配らなかったのは手痛いミスだ。
その代償として痛すぎる引き分けスタートである。
2戦目 青白タップアウト
Game1
こちら先手。
2t目の相手のアクションが《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》だった事から若干土地多めの手札キープが結果として良い方向に。
3t目に《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》すると、相手は《平地/Plains(ROE)》《島/Island(ROE)》と捨て、次のターンに《前兆の壁/Wall of Omens(ROE)》を。
返すターンで、《不屈の自然/Rampant Growth(M10)》エンドと言う残念なアクションだが、相手からの行動も無く、次のターンで《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon(ALA)》を。
これには《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M10)》が対抗策として出てくるが、《狂乱のサルカン/Sarkhan the Mad(ROE)》で5/5にしつつ、次のターンには相手のアタックで5/5を4/4でダブルブロック。
これが何事も無く解決されると相手は《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M10)》2体目を。
こちらも《狂乱のサルカン/Sarkhan the Mad(ROE)》でもう一度天使を弱体化させつつ《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon(ALA)》を追加。
次のターンで相手からは何もプレイされず、こちらはトップから《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf(ARB)》を引いて続唱が《稲妻/Lightning Bolt(M10)》だったものの、相手の5/5にプレイして全軍突撃。
次のターンに相手の投了となった。
サイドボード
先ほどの青白と同じ。
Game2
相手が土地事故気味のところに《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》が突き刺さって《怒り狂う山峡/Raging Ravine(WWK)》と共にビート完了。
3戦目 黒単吸血鬼
こちら先手。
《沼/Swamp(ROE)》
《山/Mountain(ROE)》
《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》
《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit(M10)》
《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf(ARB)》
《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》
《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
この手札を30秒くらい考えたあとキープ。
緑マナ供給源を引ければ問題なく良い周りができるが、引けなかった時は死亡である。
リスクとリターンを勘案すればマリガンと言う選択肢も十分あったが・・・。
前振りから夥しい死亡フラグオーラを発散しつつ、元気良く《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit(M10)》→《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》→《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》と引いてきた。
途中2t目に相手がプレイした《カラストリアの貴人/Kalastria Highborn(WWK)》を見て、あ。吸血鬼だー。と、のんきに考えていたら《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage(ZEN)》→《吸血鬼の夜侯/Vampire Nocturnus(M10)》(トップは《血の署名/Sign in Blood(M10)》)となり、あ。飛んでる飛んでると2回思ったら死んでいた。
思わずノンキックでプレイした《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》でブロックアピールしたが《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》はもちろん飛んでなどいなかったのである。
サイドボード
IN
《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》×1
《ジャンドの魔除け/Jund Charm(ALA)》×2
《弱者の消耗/Consume the Meek(ROE)》×2
《強迫/Duress(M10)》×3
OUT
《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》×4
《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》×4
Game2
こちら先手。
《野蛮な地/Savage Lands(ALA)》
《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》
《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(ALA)》
《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(ALA)》
《不屈の自然/Rampant Growth(M10)》
《不屈の自然/Rampant Growth(M10)》
《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(M10)》
この手札をキープして、相手の1t目《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek(ROE)》で《不屈の自然/Rampant Growth(M10)》を抜かれる。
こちらは意気揚々と《不屈の自然/Rampant Growth(M10)》から《沼/Swamp(ROE)》をサーチ。
返しのターンで、相手が《野蛮な地/Savage Lands(ALA)》に《汚染された地/Contaminated Ground(ROE)》をプレイ。
《不屈の自然/Rampant Growth(M10)》で《沼/Swamp(ROE)》をサーチ・・・。
《不屈の自然/Rampant Growth(M10)》で《沼/Swamp(ROE)》をサーチw
(´;ω;`)ウッ
このクソプレイの所為で展開できず、《吸血鬼の夜侯/Vampire Nocturnus(M10)》が滑空に成功したり失敗したりしながら死亡。
下手くそすぎた。
4戦目 赤黒ハンデスランデス
Game1
相手先手。1マリガン。
こちらが土地がつまり気味なところに相次いで《汚染された地/Contaminated Ground(ROE)》が張られるが、4マナに届いて《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf(ARB)》が《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》したため一気に楽になって、《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》が逆に相手の土地を割って勝ち。
サイドボード
IN
《強迫/Duress(M10)》×4
《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》×1
OUT
《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon(ALA)》×4
《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(M10)》×1
正直重いところを抜きすぎた。
《不屈の自然/Rampant Growth(M10)》から何をプレイするんだ・・・。
Game2
相手先手。1マリガン。
相手が1t目《沼/Swamp(ROE)》
2t目《ガーゴイルの城/Gargoyle Castle(M10)》と言う不穏なスタート。
こちらは《不屈の自然/Rampant Growth(M10)》から《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》でそのまま勝ち。
5戦目 トリコロールPWC
Game1
《怒り狂う山峡/Raging Ravine(WWK)》と《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon(ALA)》を見間違えると言うスペシャルイベントがありつつ、試合は静かに幕を下ろした。
負け。
大会に出て経験を積むより、病院に行って手術(レーシック)を受けた方が良いレベル。
もしくは脳神経外科。
サイドボード
1戦目と同じ。
Game2
こちら先手。
《強迫/Duress(M10)》で適宜相手の手札を確認しつつ《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》と《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》で相手のリソース全般を絞る。
《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》は《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》されるが、《怒り狂う山峡/Raging Ravine(WWK)》でライフを削り、《怒り狂う山峡/Raging Ravine(WWK)》が対処されたところで、《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》が追加され、あわや逆転・・・と言うところに《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch(ZEN)》が最後の1点を削り取った。
Game3
相手先手。1マリガン。
序盤の展開を《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》で縛られ、減速させられた挙句に、2マナ立っている状態で、《復讐のアジャニ/Ajani Vengeant(ALA)》をプレイされてしまう。
ここで、手なりでプレイした《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》を《否認/Negate(M10)》されてしまい、何とかしようと足掻くがマナは拘束されたまま《アラーラのオベリスク/Obelisk of Alara(CON)》が追加されて負け。
《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》のタイミングでノンキックの《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》なら相手はこちらのマナを絞る事ができず、何とかなっていたかも知れない・・・。
6戦目 黒白《地獄彫りの悪魔/Hellcarver Demon(ROE)》
Game1
相手のデッキが何か分からず困惑している内に《地獄彫りの悪魔/Hellcarver Demon(ROE)》から《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(ROE)》が出てくる状態になって負け。
《地獄彫りの悪魔/Hellcarver Demon(ROE)》への対処の仕方を間違えた・・・。
サイドボード
IN
《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》×1
《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch(ZEN)》×2
《思考の大出血/Thought Hemorrhage(ARB)》×2
OUT
《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》×4
《稲妻/Lightning Bolt(M10)》×1
なぜかここで《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch(ZEN)》をフル投入せずに《稲妻/Lightning Bolt(M10)》を残すと言う( ゚Д゚)ハァ?なサイドボードを敢行。
むしろ《破滅の刃/Doom Blade(M10)》も入れるだろ。
Game2
相手から2t目に《コーの火歩き/Kor Firewalker(WWK)》が出てきてようやく間違いに気が付く。
その後《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch(ZEN)》で《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》で対処させるものの《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M10)》登場で除去できず、さらに《地獄彫りの悪魔/Hellcarver Demon(ROE)》を《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess(M10)》でサーチされ負け。
7戦目 ジャンド
Game1
《野蛮な地/Savage Lands(ALA)》
《怒り狂う山峡/Raging Ravine(WWK)》
《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》
《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》
《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf(ARB)》
《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》
《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
と言う手札をキープして、3t目に鼻歌交じりで《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》をプレイしたものの、それ以降土地を引く事無く、相手の《朽ちゆくヒル/Putrid Leech(ARB)》→《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(ALA)》→《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf(ARB)》の前に敗北。
サイドボード
IN
《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》
OUT
《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
Game2
初手土地2枚赤マナなしの手札をキープして、《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit(M10)》をトップしたものの、以降の土地はなく《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》にぶっ壊されて負け。
マリガンだった。
と言う訳で凄惨な結果に終わった。
やはり練習不足らしく、適切な判断が出来ていない事が露呈したが、それが収穫と言えば収穫である。
友人にも言われたが、ミスをミスだと自覚した時に、既に得ているものはある。
特に練習に来たのだから、ミスを経験し、自覚しておいた方が良い。
とは言え、余りに拙いものや、希望的観測に頼りすぎて現実を見ていないものは流石にNGだと思われる。
とりあえず、勝手にフルコピーしておきながら不甲斐ない成績を残して、その記録を残すのはいい加減にやめなければ・・・。
デッキ自体の感触は非常に良く《不屈の自然/Rampant Growth(M10)》《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon(ALA)》のラインは非常にきれいで頼もしい。
問題は、青白などで《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》や《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M10)》を筆頭にパーマネントに対処しなければいけない場面が多く、サイドボードからほとんどのマッチで《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》を引き上げていた事を考えると、メインに4枚目が欲しいと感じた。
問題は何をその代わりに抜くかなのだが・・・。
デッキの根幹部分に触れない様にすると《稲妻/Lightning Bolt(M10)》か?
会場で散見されたデッキは、事の他ジャンドが少なめで青白系は多く、それ以外はナヤやバントと言った白緑系が多かった。
赤単や赤黒は極少数ではあったが、少なくとも赤黒の一人がベスト8に残っていた。
かつてはジャンド一色と言われていたが、エルドラージ覚醒の導入と共に、デッキ分布にも変化があった様だ。
特に青白派生の増加は顕著である。
これからGP仙台に向けて、環境が成熟し、あるいは新しいタイプのデッキが結果を残すかも知れない。
その動向を見守りつつ、GP仙台に向けて練習して行こうと思う。
本戦までには仙台GPTや日本選手権予選の結果がまだ出てくるので、本戦のメタゲームを決めるのは、その結果と言う事になる。
だが、既に環境を把握するために必要なカードプールは目の前に提示されている訳で「メタが固まらないから」と言うのは、大会から足を遠ざける理由にはならない。
先日、店舗大会で痛い目を見た僕は、嫌と言うほどスタンダード環境から離れていた間のブランクを思い知らされたのもあって、環境を肌で感じる機会を逃す訳にはいかなかった。
と言う訳で、本日はスタンダードの練習を目的にGPT仙台に参加した。
メイン60枚フルコピー。サイドボード14枚コピーだが、1枚のみ《終止/Terminate(ARB)》→《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch(ZEN)》に代えている。
リストはこちら。
http://mantle2010.diarynote.jp/201005112258564212/
ジャンドを意識してメインから《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》が4枚投入されている。
それにあわせて《不屈の自然/Rampant Growth(M10)》も4枚されていて3ターン目の土地破壊の可能性を高めると共に、《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon(ALA)》につなげやすくなっている。
その分確定除去が減っていて、必ず除去しなければならない生物が多い、バントやナヤには耐性が落ちているが、サイドボードに《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch(ZEN)》と《弱者の消耗/Consume the Meek(ROE)》が用意されているので何とかなるのかな?と言うところ。
それ以外の要素については追加の除去、コントロール用のハンデスなど用途がはっきりしたものが用意されているので、プランが分かりやすいと感じた。
とは言え、使うと決めたその日が大会当日である。
練習不足を痛感してなお準備不足と言う愚行を繰り返す僕だが、どこまで製作者の意図がつかめているか。
若干の不安がありつつ大会参加者75人7回戦の開始である。
以下はそのレポートである。
しかしリアルにおいては、MOのようなリプレイ機能はないため、事実とは若干異なる記載があるかも知れないが、ご容赦いただきたい。
1戦目 青白カウンター多め。
Game1
こちら先手。
3t目《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》からスタート。
相手は2t目《前兆の壁/Wall of Omens(ROE)》
3t目《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》
4t目《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》の流れ。
この《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》には《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》をあわせて事なきを得るが、《前兆の壁/Wall of Omens(ROE)》に阻まれこちらも攻められない。
その後こちらの《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(M10)》が通って《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》を打たせる。
さらにもう一枚の《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(M10)》が通って、《怒り狂う山峡/Raging Ravine(WWK)》と共に相手のライフを削りきった。
サイドボード
IN
《強迫/Duress(M10)》×3
《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》×1
《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch(ZEN)》×3
《思考の大出血/Thought Hemorrhage(ARB)》×2
OUT
《稲妻/Lightning Bolt(M10)》×4
《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(ALA)》×4
《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon(ALA)》×1
Game2
相手先手。
相手の2ターン目の《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》を警戒して、《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》をセットしてターンを返すが、《前兆の壁/Wall of Omens(ROE)》が出てきて目論見通りとはならず。
その後《不屈の自然/Rampant Growth(M10)》でマナを伸ばして《強迫/Duress(M10)》から《思考の大出血/Thought Hemorrhage(ARB)》を通す。(指定は《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》)
手札的にお互いゆっくりになれば良いなと言うところだが、相手のトップは《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》!
《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》と共に殴られ始めて、あれよあれよと大変な事に。
こちらも何とか《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch(ZEN)》を用意できて、さらに《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon(ALA)》が戦線に加わる。
本体は《天界の粛清/Celestial Purge(M10)》され、トークンには《失脚/Oust(ROE)》
《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》も《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch(ZEN)》の奮闘で処理したところで、《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》が飛んでくる。
相手の手札を《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》で0にはするが、《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》が止まらず遂にライフは8。
相手はドローし《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》でアタック、ライフは4に。
ここで引けなければ・・・。
祈りと共にカードをめくるとそこには《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》!
Oh!GoodBoy!全く頼りになる野郎だぜお前はよ!
軽く西洋人化しながら意気揚々とキックでプレイして《取り消し/Cancel(ZEN)》されて負け。
Oh・・・jesus・・・。
サイドボードなし
Game3
まったく気が付いていなかったが、Game2が終わった時点で既に残り時間が3分。
可能な限り急いでプレイしていくが、当然決着はつかず。
残り時間が3分の時点で急ぎだしてもたかが知れている。
試合時間に全く気を配らなかったのは手痛いミスだ。
その代償として痛すぎる引き分けスタートである。
2戦目 青白タップアウト
Game1
こちら先手。
2t目の相手のアクションが《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》だった事から若干土地多めの手札キープが結果として良い方向に。
3t目に《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》すると、相手は《平地/Plains(ROE)》《島/Island(ROE)》と捨て、次のターンに《前兆の壁/Wall of Omens(ROE)》を。
返すターンで、《不屈の自然/Rampant Growth(M10)》エンドと言う残念なアクションだが、相手からの行動も無く、次のターンで《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon(ALA)》を。
これには《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M10)》が対抗策として出てくるが、《狂乱のサルカン/Sarkhan the Mad(ROE)》で5/5にしつつ、次のターンには相手のアタックで5/5を4/4でダブルブロック。
これが何事も無く解決されると相手は《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M10)》2体目を。
こちらも《狂乱のサルカン/Sarkhan the Mad(ROE)》でもう一度天使を弱体化させつつ《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon(ALA)》を追加。
次のターンで相手からは何もプレイされず、こちらはトップから《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf(ARB)》を引いて続唱が《稲妻/Lightning Bolt(M10)》だったものの、相手の5/5にプレイして全軍突撃。
次のターンに相手の投了となった。
サイドボード
先ほどの青白と同じ。
Game2
相手が土地事故気味のところに《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》が突き刺さって《怒り狂う山峡/Raging Ravine(WWK)》と共にビート完了。
3戦目 黒単吸血鬼
こちら先手。
《沼/Swamp(ROE)》
《山/Mountain(ROE)》
《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》
《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit(M10)》
《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf(ARB)》
《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》
《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
この手札を30秒くらい考えたあとキープ。
緑マナ供給源を引ければ問題なく良い周りができるが、引けなかった時は死亡である。
リスクとリターンを勘案すればマリガンと言う選択肢も十分あったが・・・。
前振りから夥しい死亡フラグオーラを発散しつつ、元気良く《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit(M10)》→《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》→《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》と引いてきた。
途中2t目に相手がプレイした《カラストリアの貴人/Kalastria Highborn(WWK)》を見て、あ。吸血鬼だー。と、のんきに考えていたら《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage(ZEN)》→《吸血鬼の夜侯/Vampire Nocturnus(M10)》(トップは《血の署名/Sign in Blood(M10)》)となり、あ。飛んでる飛んでると2回思ったら死んでいた。
思わずノンキックでプレイした《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》でブロックアピールしたが《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》はもちろん飛んでなどいなかったのである。
サイドボード
IN
《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》×1
《ジャンドの魔除け/Jund Charm(ALA)》×2
《弱者の消耗/Consume the Meek(ROE)》×2
《強迫/Duress(M10)》×3
OUT
《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》×4
《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》×4
Game2
こちら先手。
《野蛮な地/Savage Lands(ALA)》
《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》
《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(ALA)》
《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(ALA)》
《不屈の自然/Rampant Growth(M10)》
《不屈の自然/Rampant Growth(M10)》
《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(M10)》
この手札をキープして、相手の1t目《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek(ROE)》で《不屈の自然/Rampant Growth(M10)》を抜かれる。
こちらは意気揚々と《不屈の自然/Rampant Growth(M10)》から《沼/Swamp(ROE)》をサーチ。
返しのターンで、相手が《野蛮な地/Savage Lands(ALA)》に《汚染された地/Contaminated Ground(ROE)》をプレイ。
《不屈の自然/Rampant Growth(M10)》で《沼/Swamp(ROE)》をサーチ・・・。
《不屈の自然/Rampant Growth(M10)》で《沼/Swamp(ROE)》をサーチw
(´;ω;`)ウッ
このクソプレイの所為で展開できず、《吸血鬼の夜侯/Vampire Nocturnus(M10)》が滑空に成功したり失敗したりしながら死亡。
下手くそすぎた。
4戦目 赤黒ハンデスランデス
Game1
相手先手。1マリガン。
こちらが土地がつまり気味なところに相次いで《汚染された地/Contaminated Ground(ROE)》が張られるが、4マナに届いて《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf(ARB)》が《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》したため一気に楽になって、《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》が逆に相手の土地を割って勝ち。
サイドボード
IN
《強迫/Duress(M10)》×4
《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》×1
OUT
《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon(ALA)》×4
《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander(M10)》×1
正直重いところを抜きすぎた。
《不屈の自然/Rampant Growth(M10)》から何をプレイするんだ・・・。
Game2
相手先手。1マリガン。
相手が1t目《沼/Swamp(ROE)》
2t目《ガーゴイルの城/Gargoyle Castle(M10)》と言う不穏なスタート。
こちらは《不屈の自然/Rampant Growth(M10)》から《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》でそのまま勝ち。
5戦目 トリコロールPWC
Game1
《怒り狂う山峡/Raging Ravine(WWK)》と《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon(ALA)》を見間違えると言うスペシャルイベントがありつつ、試合は静かに幕を下ろした。
負け。
大会に出て経験を積むより、病院に行って手術(レーシック)を受けた方が良いレベル。
もしくは脳神経外科。
サイドボード
1戦目と同じ。
Game2
こちら先手。
《強迫/Duress(M10)》で適宜相手の手札を確認しつつ《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》と《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》で相手のリソース全般を絞る。
《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》は《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》されるが、《怒り狂う山峡/Raging Ravine(WWK)》でライフを削り、《怒り狂う山峡/Raging Ravine(WWK)》が対処されたところで、《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》が追加され、あわや逆転・・・と言うところに《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch(ZEN)》が最後の1点を削り取った。
Game3
相手先手。1マリガン。
序盤の展開を《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》で縛られ、減速させられた挙句に、2マナ立っている状態で、《復讐のアジャニ/Ajani Vengeant(ALA)》をプレイされてしまう。
ここで、手なりでプレイした《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》を《否認/Negate(M10)》されてしまい、何とかしようと足掻くがマナは拘束されたまま《アラーラのオベリスク/Obelisk of Alara(CON)》が追加されて負け。
《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》のタイミングでノンキックの《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》なら相手はこちらのマナを絞る事ができず、何とかなっていたかも知れない・・・。
6戦目 黒白《地獄彫りの悪魔/Hellcarver Demon(ROE)》
Game1
相手のデッキが何か分からず困惑している内に《地獄彫りの悪魔/Hellcarver Demon(ROE)》から《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(ROE)》が出てくる状態になって負け。
《地獄彫りの悪魔/Hellcarver Demon(ROE)》への対処の仕方を間違えた・・・。
サイドボード
IN
《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》×1
《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch(ZEN)》×2
《思考の大出血/Thought Hemorrhage(ARB)》×2
OUT
《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》×4
《稲妻/Lightning Bolt(M10)》×1
なぜかここで《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch(ZEN)》をフル投入せずに《稲妻/Lightning Bolt(M10)》を残すと言う( ゚Д゚)ハァ?なサイドボードを敢行。
むしろ《破滅の刃/Doom Blade(M10)》も入れるだろ。
Game2
相手から2t目に《コーの火歩き/Kor Firewalker(WWK)》が出てきてようやく間違いに気が付く。
その後《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch(ZEN)》で《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》で対処させるものの《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M10)》登場で除去できず、さらに《地獄彫りの悪魔/Hellcarver Demon(ROE)》を《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess(M10)》でサーチされ負け。
7戦目 ジャンド
Game1
《野蛮な地/Savage Lands(ALA)》
《怒り狂う山峡/Raging Ravine(WWK)》
《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》
《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》
《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf(ARB)》
《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》
《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
と言う手札をキープして、3t目に鼻歌交じりで《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》をプレイしたものの、それ以降土地を引く事無く、相手の《朽ちゆくヒル/Putrid Leech(ARB)》→《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(ALA)》→《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf(ARB)》の前に敗北。
サイドボード
IN
《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》
OUT
《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
Game2
初手土地2枚赤マナなしの手札をキープして、《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit(M10)》をトップしたものの、以降の土地はなく《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》にぶっ壊されて負け。
マリガンだった。
と言う訳で凄惨な結果に終わった。
やはり練習不足らしく、適切な判断が出来ていない事が露呈したが、それが収穫と言えば収穫である。
友人にも言われたが、ミスをミスだと自覚した時に、既に得ているものはある。
特に練習に来たのだから、ミスを経験し、自覚しておいた方が良い。
とは言え、余りに拙いものや、希望的観測に頼りすぎて現実を見ていないものは流石にNGだと思われる。
とりあえず、勝手にフルコピーしておきながら不甲斐ない成績を残して、その記録を残すのはいい加減にやめなければ・・・。
デッキ自体の感触は非常に良く《不屈の自然/Rampant Growth(M10)》《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon(ALA)》のラインは非常にきれいで頼もしい。
問題は、青白などで《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》や《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M10)》を筆頭にパーマネントに対処しなければいけない場面が多く、サイドボードからほとんどのマッチで《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》を引き上げていた事を考えると、メインに4枚目が欲しいと感じた。
問題は何をその代わりに抜くかなのだが・・・。
デッキの根幹部分に触れない様にすると《稲妻/Lightning Bolt(M10)》か?
会場で散見されたデッキは、事の他ジャンドが少なめで青白系は多く、それ以外はナヤやバントと言った白緑系が多かった。
赤単や赤黒は極少数ではあったが、少なくとも赤黒の一人がベスト8に残っていた。
かつてはジャンド一色と言われていたが、エルドラージ覚醒の導入と共に、デッキ分布にも変化があった様だ。
特に青白派生の増加は顕著である。
これからGP仙台に向けて、環境が成熟し、あるいは新しいタイプのデッキが結果を残すかも知れない。
その動向を見守りつつ、GP仙台に向けて練習して行こうと思う。
コメント
MOのピック譜など参考にさせてもらってます
リンクさせていただきますね
あれakiのやつ2だった気が・・
おおっ。
オラティスさんだったんですね。
以前からDN拝見させて頂いています。
こちらからもリンクさせて頂きました。
よろしくお願いします。
>ろせさん
あー。サイドボードだけ1枚だけ《終止/Terminate(ARB)》→《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch(ZEN)》に変更していますね///
ご指摘ありがとうございます。訂正しました。