遠くの同ソート

2010年4月29日 TCG全般コメント (2)

いくさんに教えて頂いた

「同じコモン・カードなのに、一度も同じパックに現れない組み合わせがあることも分かります。それはつまり、同じソートの離れた位置にあるカードです。」

と言う情報に、おおっなるほど。と思い、早速データを抽出。

方法としては、まず対象のカードが含まれるパックの情報を全て集計し、対象のカードと一緒に封入されていた事のあるカードをまとめる。
そして、エルドラージ覚醒のリストをつき合わせて、まとめデータに含まれていないコモンカードを抜き出した。

以下はそのまとめ。
同封されてないカード.xls
http://dl.dropbox.com/u/6410363/%E5%90%8C%E5%B0%81%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%AA%E3%81%84%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89.xls

さらに後半部分についてまとめたものがこちら。
後半部分まとめ.xls
http://dl.dropbox.com/u/6410363/%E5%BE%8C%E5%8D%8A%E9%83%A8%E5%88%86%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81.xls

午前中は後半まとめのデータを色々ごちゃごちゃしていたのだが、ＣソートとＤソートに分ける事ができなかった。
同一ソートと思われる情報、例えば、対象カードと同封されたデータがゼロ件のものを結びつけて行くと、全てつながってしまった。

データ抽出の方法に問題があるのか、それとも抽出したあとのデータのいじくり方に問題があるのか、はたまた後半部分がＣソートとＤソートに別れるという前提に問題があるのか・・・。

午後も継続してデータを検証して行こうと思う。

いく

2010年4月30日0:14

CソートとDソートについては良く分からないのですが・・・。

コモン・カードは100種類で、1パックに10枚。
仮にすべてのコモン・カードの出現頻度が等しいとすると、特定のコモン・カードが含まれているパックに、別の特定のコモン・カードが含まれている確率は、10%のはずです。
データは576件ありますので、特定のコモン・カードが出現するパックは、平均して57.6パックあり、その中に、別の特定のコモン・カードも入っているパックは、平均して5.76パックあるはずですね。
しかし、これは確率のハナシなので、異なるソートなのにたまたま一度も同じパックに現れない組み合わせもあることでしょう。
また、エラー・パックもあるかもしれません(本来同じパックに入るはずのない2枚が入っているパックということ)。
そこで、こんなふうに分類するといいんではないでしょうか。

あるソートAに含まれる(と思われる)異なる2枚以上のカードが、共に、別の特定のカードCと同じパックに現れたケースがない場合、CもソートAに含まれる。

2枚のカードを種にして、上のルールを再帰的に適用して、カードを分類します。
例によってMS-Excelくんにやらせてみたところ、次の60枚と40枚に分類されました。

60枚のソート
5,15,16,23,26, 27,29,36,41,42,
43,50,56,60,65, 68,72,74,78,79,
85,86,88,97,99, 108,110,111,114,116,
121,130,132,133,136, 138,142,145,148,149,
150,153,155,164,166, 171,174,175,182,186,
187,193,202,203,207, 210,213,222,223,228

40枚のソート
13,18,19,22,24, 30,34,44,46,54,
59,67,73,76,83, 87,93,95,98,102,
105,106,118,123,126, 135,144,147,154,159,
161,173,194,195,196, 199,200,201,208,209

ところで、この分類に従って、元データのパックをMS-Excelくんに色分けさせてみると、やっぱりいくつかおかしなデータがあります。
具体的には、データ#57,#302～#314,#320の15パックなんですけど、これらの収集状況について何か思い当たることはありませんか？
#57,#320は、1枚違ってるだけでして、製造工程のエラーか、またはカード名の書き間違いか何かのようにも思えます。
一方、#302-#314の13パックは、ちょっとヒドイことになってるので、データ収集上の誤りが疑われます。

bun

2010年4月30日11:03

おはようございます。

なるほど。各カード単体で評価すると、紛れがあるかも知れないため、2種類以上のカードのデータを使えば信頼性が向上しますね。

ソートの分類方法の考え方は僕と一緒みたいです。
過去の傾向から、大型エキスパンションのソートはＡ～Ｄの4つの区分に別れ、小型エキスパンションはＡとＢの2つに別れるというのがあります。
今回は大型エキスパンションであるため、ソートもＡ～Ｄの4つあると思っていたのですが、うまく分離できませんでした。
上記の考え方で、カードを分類した結果を反映すると、今回はＡソートとＢソートという2つの区分しかないのかも知れませんね。

>おかしなデータ
うお。僕も上記分類に従ってデータを確認して見ます。
提供者を確認した所、該当するデータ(#302-#314の13パック)については、僕のコミュニティの一人で、複数人にまたがっていない事から、何かあるかも知れません。
取り急ぎ確認してみます。

ご指摘ありがとうございました。