春。

それは出会いと別れの季節であり、同時に戦いの季節でもある。
そう。実に日本国民の半数以上が発症しているという花粉症のシーズンなのだ。
今日も今日とて敵を迎えうち、雲霞の如く出てくる相手をちぎっては投げちぎっては投げ。
それでも一向に敵対戦力の衰える気配は見えず。一体どこにこんな戦力が・・・。
遂には帰宅後にこらえきれずに薬を服用。
症状はかなり劇的に改善するのだが、眠くなるのが困りもの。
眠くなる=判断力が落ちるわけだが、折角早めに返ってきたのだからと久しぶりにドラフトを。

と言う訳で下記が今回のピック譜である。
http://sky.geocities.jp/wenmin0624/4-7-2010.html

1-1
初手は《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir(ZEN)》から。
下家への色を絞るつもりなら、《風乗りの長魚/Windrider Eel(ZEN)》
《カビのシャンブラー/Mold Shambler(ZEN)》も選択肢に入るだろうか。
とは言え、単体評価と1周後も踏まえて考えると妥当な選択か。
ここで青や緑を始めないと入れなくなる訳でもない。
白がほぼ枯れている事には留意する。

1-2
レア抜けで上家の動向は解らないながらも《忌まわしい最期/Hideous End(ZEN)》で黒継承。
またもや《血の饗宴/Feast of Blood(ZEN)》が含まれていて、1周したらおいしいなと言うところ。

1-3
全体的にしょっぱい中から《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》を。
まだ上家方面が黒ではないと決まった訳でもないので、若干危ういピックだが、他の候補も魅力に乏しい。

1-4
またもや貧弱な選択肢から《心臓刺しの蚊/Heartstabber Mosquito(ZEN)》を。

1-5
黒の中堅どころの群れと《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》のセット。
結局は黒の選択肢のどれを選んでも下家に対するノイズにはなってしまう。
と言う事で一番強い《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》を。

どうやら黒をメインでやらせてもらえるかな?と言うところ。
と言っても、本当に強いと言えるものは流れてきていないのだが。
その後は黒を中心に、黒赤、黒青を目指す。

1-6《巨大蠍/Giant Scorpion(ZEN)》
1-7《刃牙の猪/Bladetusk Boar(ZEN)》
かなり迷ったが、ここで緑には入らず。
かと言って赤も入れるかどうかはかなり怪しい流れ。
《探検者の望遠鏡/Explorer’s Scope(ZEN)》を取るよりはと、タッチでも運用可能なものをピックした。

1-8《無謀な識者/Reckless Scholar(ZEN)》
1-9《マグマの裂け目/Magma Rift(ZEN)》
黒は2種類とも抜けて《マグマの裂け目/Magma Rift(ZEN)》より《溶鉄の荒廃者/Molten Ravager(ZEN)》が先に抜けている。
となると卓には他に2人は赤がいて、1人は自分が濃い赤を出来ると思っている。
僕がメインカラーとした黒も《血の饗宴/Feast of Blood(ZEN)》が運用できる目算が立っている1人ともう1人。
黒赤を目指すと卓に3人いる色を両方使うと言う厳しい選択で、青を使うにしても流れが良い訳ではないが、少なくとも下家は青には入れないだろう。
とすると黒青か。

1-10《不気味な発見/Grim Discovery(ZEN)》
既に取れているものとあわせて、相方が赤でも青でも使いやすい。

1-14《秘宝の破壊/Relic Crush(ZEN)》スルー
あえて取らず。緑やってないアピール。

1パック目を終わって、取れているカードとしては黒赤だが、流れ的には黒青かなと言う難しいところ。
卓に黒が3人はいそうだと言う時点で、黒単と言う選択肢は取り辛い。

2-1
えいやっ!とばかりに《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》から赤に。
流れ次第では青に鞍替えするものの《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》を押しのけて《無謀な識者/Reckless Scholar(ZEN)》や《霊気の想像体/AEther Figment(ZEN)》は取り辛い。
下家の動向を気にするのなら、どうせ下家は青同様赤にも入れていないはずだ。

2-2
アンコ抜け。
青がかなり強い中《サラカーの匪賊/Surrakar Marauder(ZEN)》をピック。

2-3
《地獄火の雑種犬/Hellfire Mongrel(ZEN)》をピックして赤方向に歩を進める。
2枚目の《心臓刺しの蚊/Heartstabber Mosquito(ZEN)》を取って、コントロール寄りにデッキを組むのも考えたが、そうすると相方は青が良い。
《マグマの裂け目/Magma Rift(ZEN)》や《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》を切るのが惜しくなり引きずられる形で赤黒に。

2-4
《バーラ・ゲドの盗賊/Bala Ged Thief(ZEN)》
痛恨のクリックミス!

その後は黒赤ピック。

2-5《松明投げ/Torch Slinger(ZEN)》
2-6《墓所の切り裂き魔/Crypt Ripper(ZEN)》
2-7《ハグラの悪魔信者/Hagra Diabolist(ZEN)》
一応。青をやっていればここで《霊気の想像体/AEther Figment(ZEN)》が拾えているが結果論。

2-8《沼のぼろ布まとい/Bog Tatters(ZEN)》
2-9《探検者の望遠鏡/Explorer’s Scope(ZEN)》
《霊気の想像体/AEther Figment(ZEN)》再び。青卓一?

2-10《殺戮の叫び/Slaughter Cry(ZEN)》
2-11《吸血鬼の一噛み/Vampire’s Bite(ZEN)》
2-12《命拾い/Narrow Escape(ZEN)》カット

デッキはかなり出来ているが、2-4のクリックミスが若干痛い。
1パック目の時点で、流れを見れば青なのはある程度解っていたので、色選択の後悔は無い。
ある程度のデッキは組める見通しだ。

3-1
友人推奨の品《破壊者のゼンディコン/Crusher Zendikon(WWK)》から。
「マジ初手だって!《巨大ヒヨケムシ/Giant Solifuge(GPT)》!」と叫んでいた。
MOでは割と安く取れ、赤を選択した理由の1つだ。
あー。でも初手で取っちゃったな。

3-2
《墳墓の呪詛/Tomb Hex(WWK)》と《燻し/Smother(WWK)》の2択。
軽さでは《燻し/Smother(WWK)》だが、守備範囲の広さは《墳墓の呪詛/Tomb Hex(WWK)》
《墳墓の呪詛/Tomb Hex(WWK)》も重い部類ではないので、守備範囲を優先した。

3-3
《焼尽の猛火/Searing Blaze(WWK)》
赤を選択した理由その2。

その後も黒赤ピック。

3-4《燻し/Smother(WWK)》ラッキー!
3-5《墳墓の呪詛/Tomb Hex(WWK)》ラッキー!
3-6《無情な選刃/Ruthless Cullblade(WWK)》
《破壊者のゼンディコン/Crusher Zendikon(WWK)》もあるが4マナはパンパン気味。
やっぱりMOだと安いね。

3-7《くすぶる尖塔/Smoldering Spires(WWK)》
3-8《巡礼者の目/Pilgrim’s Eye(WWK)》
《腐敗したゼンディコン/Corrupted Zendikon(WWK)》が欲しいところだが、《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir(ZEN)》と《松明投げ/Torch Slinger(ZEN)》を両立させるには、《巡礼者の目/Pilgrim’s Eye(WWK)》が必要だった。
デッキは除去単の様相を呈しているので、《心臓刺しの蚊/Heartstabber Mosquito(ZEN)》のキックも視野に入る。
3-9《兵員への参加/Join the Ranks(WWK)》カット。
《刃のブーメラン/Razor Boomerang(WWK)》でも良かったか?

3-10《応報の罠/Nemesis Trap(WWK)》ラッキー!
重くて状況を選ぶが嵌れば強い。今回はサイドに落とした。

3-11《腐食の這うもの/Caustic Crawler(WWK)》ラッキー!
3-12《ぬかるみの代価/Mire’s Toll(WWK)》サイド
3-13《セジーリのステップ/Sejiri Steppe(WWK)》カット

今回は赤を選択したが、やはり1パック目の流れを見れば青に参入するべき。
完全に結果論だが、かなり強めのゆっくりコントロールが組めていた。
でも、今回組み上げたデッキも強い部類には入るだろうし、黒赤除去単もアーキタイプとして優秀な部類だ。
今回はサイドボードで手札に触れる要素もあるので、《冒涜された地/Desecrated Earth(ZEN)》とあわせて、コントロールとも張り合えるだろう。

MO 4-3-2-2 BR Deck

11 《沼/Swamp》
6 《山/Mountain》
1 《くすぶる尖塔/Smoldering Spires》

1 《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator》
1 《板金鎧の土百足/Plated Geopede》
1 《サラカーの匪賊/Surrakar Marauder》
1 《無情な選刃/Ruthless Cullblade》
1 《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir》
1 《巡礼者の目/Pilgrim’s Eye》
1 《地獄火の雑種犬/Hellfire Mongrel》
1 《巨大蠍/Giant Scorpion》
1 《松明投げ/Torch Slinger》
1 《破壊者のゼンディコン/Crusher Zendikon》
1 《墓所の切り裂き魔/Crypt Ripper》
1 《心臓刺しの蚊/Heartstabber Mosquito》
1 《刃牙の猪/Bladetusk Boar》
1 《腐食の這うもの/Caustic Crawler》

1 《冒険者の装具/Adventuring Gear》
1 《不気味な発見/Grim Discovery》
1 《焼尽の猛火/Searing Blaze》
1 《燻し/Smother》
2 《墳墓の呪詛/Tomb Hex》
1 《忌まわしい最期/Hideous End》
1 《マグマの裂け目/Magma Rift》

今回は攻撃的なデッキなので、《巨大蠍/Giant Scorpion(ZEN)》のメイン採用はちょっと残念。
2-4が《サラカーの匪賊/Surrakar Marauder(ZEN)》なら、もう一枚《破壊者のゼンディコン/Crusher Zendikon(WWK)》が採用できていた訳で悔やまれる。
4マナ域が割りとパンパンなので、構わないと言えば構わないのだが・・・。

対戦結果は以下の通り。

緑単 0-2 黒赤 ←僕
赤黒 0-2 赤単
赤単 1-2 青緑
黒白 1-2 白緑

赤単 1-2 黒赤 ←僕
白緑 1-2 青緑

青緑 0-2 黒赤 ←僕

1本目 緑単
Game1
こちら先手。
1t目《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》
2t目《サラカーの匪賊/Surrakar Marauder(ZEN)》のブンブンムード。
だが、相手3t目の《噛み付く忍び寄り/Snapping Creeper(WWK)》に《野蛮な影法師/Savage Silhouette(ZEN)》がついてさあ大変。
何とかダメージレースして、1ターンを争う展開。
2t目にキャストされた《輝刃の探索/Quest for the Gemblades(ZEN)》は置物だったのものの、最後のターンに真価を発揮し、相手の追加戦力が生物2体だったら、何でも負け!と言うところで追加されたのは《カビのシャンブラー/Mold Shambler(ZEN)》と・・・

《鎌虎/Scythe Tiger(ZEN)》!

ごめんなさい。何でも負け!ではありませんでした・・・。
《鎌虎/Scythe Tiger(ZEN)》の被覆に助けられて勝ち。

Game2
相手先手。
1t目の《東屋のエルフ/Arbor Elf(WWK)》スタート。
だが、その後は2t目《闘士蜘蛛/Grappler Spider(WWK)》
3t目《開拓地の先達/Frontier Guide(ZEN)》
と言う割と貧弱な展開。

こちらも3t目の《地獄火の雑種犬/Hellfire Mongrel(ZEN)》が初動と言うションボリだが、相手の動きの鈍さで何とかゲームになる。
その後マナが伸びて行き、若干の消耗戦があった後、あちらの《残忍な競争/Feral Contest(WWK)》にサイドインした《応報の罠/Nemesis Trap(WWK)》がヒットして3対1交換が成立して勝ち。

相手からは《原初の怒声/Primal Bellow(ZEN)》こそ打たれたものの、そこまで致命的なタイミングでは無かったし、除去に《巨森の蔦/Vines of Vastwood(ZEN)》を合わせられなかったのは大きい。
特に1本目は何かあれば負けていたため助かった。

2本目 赤単
Game1
相手先手。
相手の土地が《山/Mountain(ZEN)》2枚でストップ。
こちらは順調に展開し《腐食の這うもの/Caustic Crawler(WWK)》までつながって相手が投了。

Game2
相手先手。
相手2t目《アクームの戦歌い/Akoum Battlesinger(WWK)》スタート。
3t目《高地の狂戦士/Highland Berserker(ZEN)》と順調な流れ。
こちらは2t目に《無情な選刃/Ruthless Cullblade(WWK)》
3t目《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir(ZEN)》キックと相手のペースにはさせない。

その後《高地の狂戦士/Highland Berserker(ZEN)》と相打ちした《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir(ZEN)》を《不気味な発見/Grim Discovery(ZEN)》で回収して、若干楽に。
しかし、こちらのアタックに《石の偶像の罠/Stone Idol Trap(WWK)》をあわせられ、返しで殴られライフは9に。
だが、相手も後続を引けないようで、こちらの《巨大蠍/Giant Scorpion(ZEN)》が徐々に削っていく。
途中で《信頼おける山刀/Trusty Machete(ZEN)》を追加され、次いで《面晶体の流浪者/Hedron Rover(WWK)》が。
出てきたターンに《信頼おける山刀/Trusty Machete(ZEN)》が着けられそうになり、それにスタックして《墳墓の呪詛/Tomb Hex(WWK)》・・・をプレイすれば良いのに

《心臓刺しの蚊/Heartstabber Mosquito(ZEN)》をキックすれば美味しいぞ・・・

などと良く解らないうわ言を発して、装備を許可。
その時土地は6枚。
当然7枚目の土地を都合良く引ける訳も無く、《巨大蠍/Giant Scorpion(ZEN)》を除去されそのまま負け。
下手くそ過ぎた。

Game3
こちら先手。
相手の初動は1t目の《バジリスクの首輪/Basilisk Collar(WWK)》!
oh・・・jesus・・・。
神様。これはさっきの罰なのか?
もはや相手の生物は1匹たりとも生かしておけない!

その後は文字通り相手の生物を殲滅。
1回《バジリスクの首輪/Basilisk Collar(WWK)》を付けられたが、その対象は完全にケアされ、出さざるを得なかった《石の偶像の罠/Stone Idol Trap(WWK)》トークン。
《信頼おける山刀/Trusty Machete(ZEN)》も含めて8ゲインされたが大勢に影響は無くそのまま勝ち。

3本目 青緑
相手先手。
Game1
最初から最後まで相手は青単。
相手の初動は2t目の《ハリマーの採掘者/Halimar Excavator(WWK)》から。
3t目には《ハリマーの深み/Halimar Depths(WWK)》でライブラリ操作するが、次のターンのセットも《島/Island(ZEN)》
結局2色目が引けないまま《風乗りの長魚/Windrider Eel(ZEN)》×2
《生きている津波/Living Tsunami(ZEN)》と展開してくるが、全て除去して勝ち。

Game2
相手先手。
こちらの初動1t目の《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》が《ハリマーの採掘者/Halimar Excavator(WWK)》で止められる嫌な流れ。
2t目にブラフアタックしたら普通にブロックされ、さらに《麻痺の掌握/Paralyzing Grasp(ZEN)》される。
返しのターンで邪魔な《ハリマーの採掘者/Halimar Excavator(WWK)》を《焼尽の猛火/Searing Blaze(WWK)》で除去し4t目には《刃牙の猪/Bladetusk Boar(ZEN)》
その返しで相手は《ヘイラバズのドルイド/Harabaz Druid(WWK)》だが、無視して《墓所の切り裂き魔/Crypt Ripper(ZEN)》を続け、アタック6点。
相手は返しで《風乗りの長魚/Windrider Eel(ZEN)》+《硬鎧の群れ/Scute Mob(ZEN)》
こちらは手札の除去と相談して、そのまま2体でアタックすると、《墓所の切り裂き魔/Crypt Ripper(ZEN)》は《風乗りの長魚/Windrider Eel(ZEN)》にチャンプされる。
これで手札に余裕が出てきて《硬鎧の群れ/Scute Mob(ZEN)》は《墳墓の呪詛/Tomb Hex(WWK)》
続くターンに相手は何も出来なかったのか投了。

相手の飛行デッキに対して除去単とも言えるこちらは相性が良かった。
1本目がほとんど勝負にならなかったのも、勝因と言えば勝因か。

と言う訳で3-0。

ピック譜を改めて見返してみると、安易に赤を選択したのはかなりの綱渡りだったのが解る。
1パック目に把握した通りに黒は3人だが、赤は4人もいて、定員過剰もいいところだ。
代わりに同じく相方候補だった青は卓一で、使用者とは決勝で当たる事になった。
青の流れも1パック目に感じてはいたが、ゼンディカー環境ではより攻撃的なデッキタイプが優位であると考えているため、難しい選択だった。
今回は赤を選択した時に、一応《破壊者のゼンディコン/Crusher Zendikon(WWK)》プランがあったため、間違えとは言い切れないが、少なくともベストなピックではなかった。
優先するべきは優位なアーキタイプか、それとも卓の流れか。

・・・やっぱり卓の流れだよねw

色選択をミスっているのを誤魔化してはいけない。
要反省である。

コメント

くろわし
2010年4月7日22:41

>3-8 

自分は安易にゼンディコンをピックしてしまうところです。

色安定とマナの伸びを優先する選択。なるほど~、勉強になります。

ろせ
2010年4月8日8:52

出たばっかりは巨大ヒヨケムシとか言ってた。

ゼンディコンwith心臓刺しの蚊など、キッカーがしにくいってのがプラン立てにくい。でもコモンランドとか前半の上陸には合ってる。
今回の攻撃的なデッキにはぴったりですけど・・・

どんなカードも3パック目のカードは初手級。「デッキ」の穴埋めor強化だから。

bun
2010年4月8日13:00

>くろわしさん
こんにちは。そう言われると面映いです///

デッキの方向性を考えると《腐敗したゼンディコン/Corrupted Zendikon(WWK)》が欲しい所ですが、ピックの時点でかなりデッキが組めていたのと、色マナ供給に問題を抱えていた為に《巡礼者の目/Pilgrim’s Eye(WWK)》をピックしました。
《心臓刺しの蚊/Heartstabber Mosquito(ZEN)》の部分は半ばおまけですが《マグマの裂け目/Magma Rift(ZEN)》《墓所の切り裂き魔/Crypt Ripper(ZEN)》各種上陸と土地の枚数が必要なのは確かだと思います。

・・・とは言え、ピックとデッキを併せて見ると、方向性がちぐはぐな感じはありますね。
デッキを破綻させないための応急処置という評価が妥当な気もします。

bun
2010年4月8日13:23

>ろせさん

>プランが立てにくい
今回のピックと構築の問題点は、そこなんですよね。
原因は割とはっきりしていて、《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir(ZEN)》と《松明投げ/Torch Slinger(ZEN)》《焼尽の猛火/Searing Blaze(WWK)》の共存を意識しすぎている事にあります。
このため、マナ基盤が非常にタイトで、デッキを回すのにある程度の土地を必要とするので、本来なら攻撃的な要素(今回なら《腐敗したゼンディコン/Corrupted Zendikon(WWK)》)を追加できるスロット&ピック手数をマナ基盤を整える為に消費しなければならなくなっています。

デッキに入っているパーツがある程度以上の水準にはあるけど、戦略的には異なる方向性のパーツが同居しているので、レシピを見た時に受けるイメージは、
「ドローなどのコントロール要素が取れなかった為に、攻撃的に組まざるを得なかった黒青」
と言うのに近いかも知れません。
一案としては《腐敗したゼンディコン/Corrupted Zendikon(WWK)》をピックして最終的には《巨大蠍/Giant Scorpion(ZEN)》を抜いて、土地を19枚で回すのもありだったかも知れません。
(《心臓刺しの蚊/Heartstabber Mosquito(ZEN)》に関しては2/2飛行として運用するのと後半用で1枚なら許容だと思います。)

・・・とここまで書いて、ろせさんのコメントの意図が正しく掴めているか、若干不安に。
合ってます?

>どんなカードも3パック目のカードは初手級
同意です。
いきなりカード群を見せられて「何を取る?」と聞かれる事もありますが、その他の要素が判断できないと困りますよね。
今回は参入動機と目算のズレがあって残念賞と言う感じでした。

ろせ
2010年4月8日16:16

合ってます、合ってます。確かに「何を取る?」は意味がわからないから好きではない。

Fの人
2010年4月8日21:31

《鎌虎/Scythe Tiger(ZEN)》(笑)…って笑っちゃダメですよね。どんなカードにも使い道があるかもしれないのがリミテッド。。。でもちょっと笑ってしまいました^^;

ピックを追ってみて、p2-2がやはり一番の悩みどころでした。青空いてそうなんだけれどp2-1で《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》を取っているのでここで青に手をつけてフラフラしたくないというジレンマ。なんでp2-1でこのパックじゃないんだ!というw
p3-8は自分も《巡礼者の目/Pilgrim’s Eye(WWK)》ピックすると思います。4マナまでは最低のびてほしい&赤2黒2は安定して欲しいデッキですし。

3パック目は取れてるカードや組み合わせによって点数が変動してしまうので、「何取る?」にあまり意味はない、というのには同意です。

>ひみつ
自分もそろそろBox予約入れてきます!

bun
2010年4月8日22:03

>Fの人さん
こんばんは!

>《鎌虎/Scythe Tiger(ZEN)》
あの時は場内騒然でしたw
マナがタップされた時、追加のアクションがあるんだと思って絶望しましたもん。

>2-2
そうですねぇ。
あそこで取りあえず青は空いてそうだと言うのが、なお明確になった訳で。
単純に評価すると《生きている津波/Living Tsunami(ZEN)》ですが、土地を並べる系のコントロールでは使い辛くもあり、尚更悩ましいところです。

>《巡礼者の目/Pilgrim’s Eye(WWK)》
デッキを回すために必要なパーツなので、取ってしまいましたが、マナ基盤の問題は、それまでのピックで何とかするべき問題である事も確かです。
今回は後半のマナの消費先がありましたから、まだ良かったのですが、デッキのコンセプトを明確化させると言う点では、問題は抱えたまま・・・。
バランス感覚が難しいですね。

>何取る?
雑誌の企画とかで、1パック目の初手を聞くと言うのがあって、そう言うのには意味があると思うのですが、3パック目ってある程度デッキできてるし、それまでの流れがあるでしょ。と思わざるを得ないですよね。

>ひみつ
よろしくお願いします!

やまきち@ドロドロ
2010年4月9日21:40

いつもドラフトピック譜を見て勉強させてもらっています。
勝手ながらリンクさせていただきました。
よろしくお願いします。

bun
2010年4月9日21:53

>ptmさん
こんばんは。初めまして。ありがとうございます^^
お気軽にコメント頂ければ幸いです。
こちらからもリンクさせて頂きました。
よろしくお願いします。
bun

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