MO　8-4ドラフト

昨日の秘密は、話を聞いてもらって割りとスッキリ。
（お二方ありがとうございましたm(＿ ＿)m）

自分でも少しずつ消化できつつあるので、試してみる事に。
ピックは基本的に黒を基調として行い、状況を見て、黒青ないしは黒赤のデッキを作っていく。
黒は使用可能なカードプールの豊富な色であるのでメインカラーに向いているし、黒赤も黒青も早めのデッキにしたり、逆に遅めのデッキを作ったり出来る。
ただ、柔軟性があると言う事は、その分ミスをする可能性をはらむので、自分が何を志向してデッキを作っているかと言う事は意識する事。

と言う訳で下記が今回のピック譜である。
http://sky.geocities.jp/wenmin0624/3-24-2010.html

1-1
初手は《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir(ZEN)》から。
若干《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》が気になるものの、だからと言って黒を下家に譲る気にはならず。
そもそも上家方面が黒でなかった時のリカバリーが非常に難しい。
1周後には期待できるものは無いが、《大木口の幼生/Timbermaw Larva(ZEN)》は残っていないで欲しいところ。

1-2
レア抜けの為に上家の動向は判らず。
赤/緑と強いところから、初手継続の《見栄え損ない/Disfigure(ZEN)》を。

1-3
レア/アンコ抜けで《湿地での被災/Marsh Casualties(ZEN)》！
序盤にしては最高のすべり出しだ。
コモンに《見栄え損ない/Disfigure(ZEN)》も残っており、パック内に濃い黒が嫌われた格好か。
完全に結果論だが初手、次手と報われた。

1-4
ここで突如として黒が枯渇する。
このラインナップの中から《鞭打ちの罠/Whiplash Trap(ZEN)》を。
場合によっては切る。

1-5
どうやら《見栄え損ない/Disfigure(ZEN)》抜け。
残念ながら卓一黒ではないらしい。
が、出来るだけ下家に入られないように《巨大蠍/Giant Scorpion(ZEN)》をピック。
普通に考えても取るに値するカードだ。

1-6
1パック目中盤を過ぎて嫌な残りかた。
カラーホードがかなりきついためあまり取りたくはないが《変わり樹のバジリスク/Turntimber Basilisk(ZEN)》を。
黒緑をやるならば、同盟者を意識か。

1-7
《風乗りの長魚/Windrider Eel(ZEN)》か《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》の2択。
色主張するなら《風乗りの長魚/Windrider Eel(ZEN)》を取るべきだが、黒単/準黒単を考えて《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》を。

1-8
青と言う選択肢を完全には切らないために《ゴーマゾア/Gomazoa(ZEN)》を。

以降は黒青ピック。

1-9《浅瀬の海蛇/Shoal Serpent(ZEN)》
1-10《麻痺の掌握/Paralyzing Grasp(ZEN)》
1-11《ジュワー島の隠れ家/Jwar Isle Refuge(ZEN)》
1-13《冒涜された地/Desecrated Earth(ZEN)》サイド

1-10が若干気になるところ。だが3人目の緑にはなる気になれず。
2パック目も黒単タッチ何かを模索する。
上家方面は何を選択したのだろう。中盤まで見ても良く判らないが、黒/赤/白あたり？
どこにいるかは判らないが、緑も2人はいそうだ。

2-1
《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》と非常に迷って《空の遺跡のドレイク/Sky Ruin Drake(ZEN)》を。
僕の1パック目の流し方からすると、青に入られている可能性は十分ある訳で、かなりのミス疑惑。

2-2
《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》抜け。
どうやら下家は白のようで一安心。
この中から《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir(ZEN)》をあまり迷わずピック。

下家の色が解った事で、以降は安心して黒青ピック。
下家が白青かも知れないと言う可能性を考えなかったのは非常におめでたい。要反省だ。

2-3《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》
2-4《サラカーの匪賊/Surrakar Marauder(ZEN)》
2-5《グール・ドラズの吸血鬼/Guul Draz Vampire(ZEN)》
ここでの《コーの鉤の達人/Kor Hookmaster(ZEN)》に若干の違和感。

2-6《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage(ZEN)》
2-7《沼のぼろ布まとい/Bog Tatters(ZEN)》
2-8《捕食者の衝動/Predatory Urge(ZEN)》カット
2-9《不気味な発見/Grim Discovery(ZEN)》ラッキー！
《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir(ZEN)》を踏まえると1枚は墓地回収系が欲しかった。

2-11《ハグラのクロコダイル/Hagra Crocodile(ZEN)》ラッキー！

1パック目の流し方が祟って青は流れてこず。
ピックを見返して見れば当然の反応だが、当時は気づいていなかった///

この時点で若干黒単を意識。
タッチ候補は青、ないしは赤か。
《焼尽の猛火/Searing Blaze(WWK)》はダブルシンボルでもかなり強力だし《グロータグの打つもの/Grotag Thrasher(WWK)》は普通に強い。
青は今まで取ってきたものに加えて《上天の貿易風/AEther Tradewinds(WWK)》が目当て。
《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir(ZEN)》とのコンボは相手にとっては悪夢だろう。

3-1
特に迷わず《燻し/Smother(WWK)》を。

3-2
《獣性の脅威/Bestial Menace(WWK)》に文字通りの脅威を感じつつ《腐食の這うもの/Caustic Crawler(WWK)》を。

3-3
《永久凍土の罠/Permafrost Trap(WWK)》と非常に迷ったが、4マナ帯がほとんど取れていなかったため《ギザ蜂の群れ/Jagwasp Swarm(WWK)》を。
この後《ギザ蜂の群れ/Jagwasp Swarm(WWK)》自体は割りと取れたが、このピックのお陰で黒単に決めやすくなったのは確か。

以降は、枚数が単色でも足りそうだったため、出来る限り黒単ピック。
《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir(ZEN)》の事を考えると《上天の貿易風/AEther Tradewinds(WWK)》などが取れない限りは単色の方が良さそうだ。

3-4《破滅の槌/Hammer of Ruin(WWK)》
3-5《ギザ蜂の群れ/Jagwasp Swarm(WWK)》
3-6《ギザ蜂の群れ/Jagwasp Swarm(WWK)》

3-3～3-6のお陰で急速に戦えそうになってくる。

3-7《泥地の吸血鬼/Quag Vampires(WWK)》
3-8《腐敗したゼンディコン/Corrupted Zendikon(WWK)》
3-9《噛み付く忍び寄り/Snapping Creeper(WWK)》カット
3-10《泥地の吸血鬼/Quag Vampires(WWK)》
3-11《サラカーの消し去り/Surrakar Banisher(WWK)》カット
3-12《ひきつり/Twitch(WWK)》カット

青をタッチするなら最も欲しかった《上天の貿易風/AEther Tradewinds(WWK)》は取れず。
3-10では手堅く《泥地の吸血鬼/Quag Vampires(WWK)》をピックして、黒単で行く事にした。

MO　8-4　monoB Deck

18 《沼/Swamp》

1 《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator》
2 《泥地の吸血鬼/Quag Vampires》
1 《グール・ドラズの吸血鬼/Guul Draz Vampire》
1 《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage》
1 《サラカーの匪賊/Surrakar Marauder》
2 《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir》
1 《腐敗したゼンディコン/Corrupted Zendikon》
1 《巨大蠍/Giant Scorpion》
1 《ハグラのクロコダイル/Hagra Crocodile》
3 《ギザ蜂の群れ/Jagwasp Swarm》
1 《沼のぼろ布まとい/Bog Tatters》
1 《腐食の這うもの/Caustic Crawler》

1 《冒険者の装具/Adventuring Gear》
1 《見栄え損ない/Disfigure》
1 《燻し/Smother》
1 《不気味な発見/Grim Discovery》
1 《破滅の槌/Hammer of Ruin》
1 《湿地での被災/Marsh Casualties》

スペルの除去が多少薄いが総合的に見れば強力なデッキに仕上がった。
その他は生物が低マナ域からしっかりしているし、装備品要素もある。
本当に、欲を言えばだが、大きめの生物を除去する《墳墓の呪詛/Tomb Hex(WWK)》や《心臓刺しの蚊/Heartstabber Mosquito(ZEN)》は欲しかったところ。
だが、見ていないものは取れないし、色選択を間違ったとも言えない。

対戦結果は以下の通り

緑赤　0-2　黒単　←　僕
緑青　0-2　赤単
黒青　2-0　白黒緑同盟者
緑青　2-1　白単

赤単　2-0　黒単　←　僕　
黒青　2-1　緑青

黒青　1-2　赤単

1戦目　緑赤

Game1
こちら先手。
1t目《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》
2t目《グール・ドラズの吸血鬼/Guul Draz Vampire(ZEN)》
3t目《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir(ZEN)》
4t目《ギザ蜂の群れ/Jagwasp Swarm(WWK)》
と流れる様な展開。
特に有意な抵抗をされずそのまま勝ち。

Game2
相手先手1マリガン。
こちらの序盤を《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》《焼尽の猛火/Searing Blaze(WWK)》で捌くが《ギザ蜂の群れ/Jagwasp Swarm(WWK)》が止まらずそのまま勝ち。

2戦目　赤単

Game1
相手先手。
沼×5《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir(ZEN)》《ギザ蜂の群れ/Jagwasp Swarm(WWK)》をかなり迷った挙句にキープ。
知るか！僕はオカルトなんて信じない！（オカルトじゃなくてもぎりぎりな手札だが）
が、そのまま予定調和的に3枚沼を引いて、防戦一方。

こちらのライフが8で相手に《刃牙の猪/Bladetusk Boar(ZEN)》《よだれ流しの虚身/Slavering Nulls(WWK)》
こちらに《ギザ蜂の群れ/Jagwasp Swarm(WWK)》《グール・ドラズの吸血鬼/Guul Draz Vampire(ZEN)》と言う状況で《湿地での被災/Marsh Casualties(ZEN)》を引いてきて場を一掃。
ターンエンドに《ギザ蜂の群れ/Jagwasp Swarm(WWK)》を焼かれて、相手の手札はゼロ。
しかしトップから《走り回るトカゲ/Skitter of Lizards(WWK)》キック2で出てきてライフが5。
相手のライフは11で、手札は《沼/Swamp(ZEN)》×2w
祈るようにドローすると《腐敗したゼンディコン/Corrupted Zendikon(WWK)》！
そのまま《腐敗したゼンディコン/Corrupted Zendikon(WWK)》でアタックして、《グール・ドラズの吸血鬼/Guul Draz Vampire(ZEN)》はブロックに残す。
次のターンに《走り回るトカゲ/Skitter of Lizards(WWK)》が殴ってきて《グール・ドラズの吸血鬼/Guul Draz Vampire(ZEN)》と相打ち。
相手は《グロータグの打つもの/Grotag Thrasher(WWK)》をキャストしてターンを返す。よりによってか･･･。
こちらの次のドローは《燻し/Smother(WWK)》！
結果的に《走り回るトカゲ/Skitter of Lizards(WWK)》スルーが正解か･･･。
いや。結果論だろ。
次のターンにも《グロータグの打つもの/Grotag Thrasher(WWK)》は止まらずに負け。

Game2
こちら先手。
今度は《沼/Swamp(ZEN)》×2（端っこw）
《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》
《燻し/Smother(WWK)》
《巨大蠍/Giant Scorpion(ZEN)》
《ギザ蜂の群れ/Jagwasp Swarm(WWK)》
《沼のぼろ布まとい/Bog Tatters(ZEN)》

ほほぅ。良いだろう。僕はオカルトなんて信じない！
1t目に《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》をプレイしターンを返す。
相手は《くすぶる尖塔/Smoldering Spires(WWK)》をプレイしてエンド。
こちらのターンのドローで無事に《沼/Swamp(ZEN)》を引き当てる。
これである程度不安は解消。
《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》は相手の《高地の狂戦士/Highland Berserker(ZEN)》と相打ちに。
その後《巨大蠍/Giant Scorpion(ZEN)》をプレイ。
すると《破滅的なミノタウルス/Ruinous Minotaur(ZEN)》を追加され、次のターンには《ヴァラクートのかぎ爪/Claws of Valakut(WWK)》が。
このままアタックをスルーすると10点喰らってほとんど死亡確認なので、《巨大蠍/Giant Scorpion(ZEN)》でチャンプ後《燻し/Smother(WWK)》で処理。
前のターンに召還していた《ギザ蜂の群れ/Jagwasp Swarm(WWK)》でアタック。
返しにまたも《グロータグの打つもの/Grotag Thrasher(WWK)》
その返しに《沼のぼろ布まとい/Bog Tatters(ZEN)》を追加し《ギザ蜂の群れ/Jagwasp Swarm(WWK)》でアタック。
相手は《グロータグの打つもの/Grotag Thrasher(WWK)》で殴り返して《死鍛冶のシャーマン/Deathforge Shaman(WWK)》をキック1でプレイ。
返しで《破滅の槌/Hammer of Ruin(WWK)》を《ギザ蜂の群れ/Jagwasp Swarm(WWK)》につけて9点。相手のライフはこれで3。
対するこちらは13だ。
相手の場には《グロータグの打つもの/Grotag Thrasher(WWK)》と《死鍛冶のシャーマン/Deathforge Shaman(WWK)》
除去が無ければ次のターンに勝ちの場面だが･･･。

無情にも飛んでくる《反逆の印/Mark of Mutiny(ZEN)》
《破滅の槌/Hammer of Ruin(WWK)》付きの《ギザ蜂の群れ/Jagwasp Swarm(WWK)》が寝返り、ダメージは6+4+3できっちり13点。
負け。

2没。

初手の2-5キープに成功して、ジンクスブレイカーにはなったものの、対戦相手には勝てず。
ピックについては若干勘違いがあったり、思い込みがあったりでミスもあったが概ね満足。
もう少し具体的に上家、下家の動向を把握できるようになると、なお良いのだが。

2戦目の赤単にはGame1も2も厳しかったが、プレイの順番を考えていれば勝てていたかも知れない。
Game1についてはブロックのタイミング。
Game2については《破滅の槌/Hammer of Ruin(WWK)》ではなく《ハグラのクロコダイル/Hagra Crocodile(ZEN)》を追加していたならあるいは･･･。
結局上陸されて負けだったっぽいけど。

電撃的な負け方で、若干しょんぼりだが、時間の経過と共に負けの感覚が次の原動力になる。

･･･マゾっぽいなw

まぁ勝てば嬉しくやる気になるし、負ければ悔しくてやる気になると言う事で。
明日もドラフトが出来ますように。