Extendedの大会に参加
2010年3月8日 TCG全般 コメント (2)昨日は朝から某所にExtendedの大会に。
デッキはハイパージェネシス。
メインはサイトウトモハルさんのフルコピー。(多分)
ハイパージェネシスを使うのはこれが初めて。
友人からは
「メインは勝ちやすいはず。サイドしても良いがメインが最強なので変えすぎるな。」
とのアドバイス。
メインメタはZOOで、致命傷となりかねない《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》はあまり見ないはずだとの事。
参加人数は良く判らないが6~7回戦?
とりあえず会場についてデッキシートを書いてから頭痛と微熱が。
立ち上がったりすると頭にガツンと来るし、体がダルいので座っていた。
友達に「顔が赤いけど酔っているの?」と聞かれる始末だ。
1戦目 DD 0-2
GAME1
こちら後手。
《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide(PLC)》
《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide(PLC)》
《宝石鉱山/Gemstone Mine(TSB)》
《暴力的な突発/Violent Outburst(ARB)》
《大祖始/Progenitus(CON)》
《絶望の天使/Angel of Despair(GPT)》
《テラストドン/Terastodon(WWK)》
(嬉し過ぎて手札をメモったw)
神様・・・。あんたは僕に「勝て!」と言ってくれているんだな。
そして飛んでくる《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》!
飛んで行く《暴力的な突発/Violent Outburst(ARB)》・・・。
・・・神様ぁあああ!
その後、続唱を引かずにマリッドレイジに殴り殺される。
対戦相手曰く
「すごい嬉しそうだったんで、こっちも迷いなく《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》できました」
だって。ほとんど2Kill出来そうだったんだもん。
MO症候群でポーカーフェイスに慣れていない僕には酷である。
1t目が始まる前から既に勝負は始まっている。
GAME2
相手無情の《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》(《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》刻印)
→セット《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ(PLC)》
→《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》
→《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》スタート。
対処するカードを引く前にマリッドレイジが出てきて死亡。
その後昨今のExtended事情について色々お話を伺う。
環境的にはコンボとアンチコンボ仕様のビートと言う図式らしい。
環境の基本ターンを規定しているのはコンボだが
《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》
《血染めの月/Blood Moon(CHR)》
《減衰のマトリックス/Damping Matrix(MRD)》
《翻弄する魔道士/Meddling Mage(ARB)》
《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
とアンチコンボも充実のラインナップ。
思わずほほーっと感心してしまった。
感心している時点で、環境初心者の未来は暗澹たるものである。
2戦目 Zoo 0-2
GAME1
こちら先手。相手セット《森/Forest(ZEN)》→《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》スタート。
しめしめZooだぜと思い、2t目に《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite(M10)》2体の状態で《献身的な嘆願/Ardent Plea(ARB)》
相手から《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M10)》《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》と出てきて《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》を焼いて本体に残りを叩き込むもダメージレースに敗北。
プロテクション(ドラゴン)(笑)
GAME2
こちら先手。かなり強めの手札をキープする。
そして置かれる《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》!
え。Zooでしょ?
《鋳塊かじり/Ingot Chewer(LRW)》はサイドボードでお留守番。
手札の《絶望の天使/Angel of Despair(GPT)》が非常に良い顔をしてこちらを見ている。
お前の出番は多分来ないぞ・・・。
1度は《炎渦竜巻/Firespout(SHM)》で吹き飛ばし《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary(CON)》には《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》を。
だが、ライフは確実に危険水準に向けて突っ走っている。
ここで。
ここで引かなければ。
そしてトップは・・・《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》!
本日2度目の神への感謝を。ターンが帰ってくればまだ行ける!
そして出てくる《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage(ARB)》
負け。
その後昨今のExtended事情について色々お話を伺う。
やはり《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M10)》は強いが重いのでメインに2枚。
サイドの《翻弄する魔道士/Meddling Mage(ARB)》は確かに便利だが、大抵サイド後から除去が入るので、思ったより安定しないらしい。
Zooからの《翻弄する魔道士/Meddling Mage(ARB)》は予測されやすい為、効果は限定されるものの《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》を追加したらしい。
なるほど。そう言う考え方もあるな。
この辺りから徐々に体調が戻り元気になってくる。
お昼も問題なく食べられた。
3戦目 青単トロン 0-2
GAME1
こちら先手。
1t目に《反射池/Reflecting Pool(SHM)》を置いてエンド。
相手《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》をプレイしたあと《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を待機w
この時点で色々心が折れているが相手のデッキが何なのか知るためにプレイを続行。
2t目3t目とウルザ土地を置かれたためトロンと判明。
《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》で《探検の地図/Expedition Map(ZEN)》とかされて投了。
GAME2
こちら先手。どうにも動かないハンドをマリガン。
相手も1マリガン。
次の6枚が
《暴力的な突発/Violent Outburst(ARB)》
《禁忌の果樹園/Forbidden Orchard(CHK)》
《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide(PLC)》
《絶望の天使/Angel of Despair(GPT)》
《騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor(SOK)》
《テラストドン/Terastodon(WWK)》
1戦目の戦慄再び。
相手のデッキには恐らくかなりの量の《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》が含まれているだろう。
だが、恐れてはいられない。
このデッキを手に取った瞬間から、僕は恐れを捨てたのだ。
そう。自分に残った明日はいらない。後ろに残してきた昨日もいらない。
僕には今日。そして今だけ!
意を決してキープ。
《禁忌の果樹園/Forbidden Orchard(CHK)》をセットしてターンを返す。
相手は《島/Island(ZEN)》をセットして・・・そのままエンド!
第一段階はクリア。
後は自分との戦いである。ここで引ければ圧倒的。正に圧倒的有利である。
そして祈る様にカードを引く。1枚、たった1枚のカードを。
そしてドローは《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide(PLC)》!
神様!思わず顔がほころんだ。
相手に許されたのはたったの1マナ。
いくらEtended環境のプールが広いと言っても状況がかなり限られる。
《否定の契約/Pact of Negation(FUT)》?
ダメダメ。次のターンにパクト死だ。
《差し戻し/Remand(RAV)》?
それもダメだ。2マナじゃないか。
《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》?
続唱で2マナのスペルがめくれるとでも?
もはや進路はオールグリーン。後はプレイして勝つだけだ。
さあ《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide(PLC)》よ。僕を導いてくれ!
1枚目、そして2枚目をリムーブし《暴力的な突発/Violent Outburst(ARB)》を。
若干相手の表情が曇る。
そしてライブラリは延々とめくられ遂に《超起源/Hypergenesis(TSP)》がスタックに。
不意に《島/Island(ZEN)》がタップされ、相手がスペルをプレイした。
そう・・・。トロンと言えばこの呪文。ご存知《呪文の噴出/Spell Burst(TSP)》を、ノンバイバックで。
その後5発くらいスピリット・トークンに殴られ《メムナーク/Memnarch(DST)》が出てきて負け。
もはや負ければ負けるほど元気になるパンチドランカー状態。
終わるのが早くて次の試合が待ち遠しい。
4戦目 All in Red 0-2
GAME1
ダイスに負けてそのまま負け。
具体的には1t目《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》
→《山/Mountain(ZEN)》セット
→《炎の儀式/Rite of Flame(CSP)》
→《血染めの月/Blood Moon(CHR)》
→《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》
負け。
GAEM2
こちら先手ながら相手が後手1t目に《血染めの月/Blood Moon(CHR)》
負け。
今期最速、最短の試合時間である。
何せ考える要素が余り無かった。決めるのは、覚悟と死に様だけ。
5戦目 青白マーフォーク 1-2
試合が始まる前にちょっと気になったので、今日のスコアを聞いてみた。
2-2ですよ。との声が返って来る。そうか。普通に考えたらドロップだもんな。
GAME1
相手先手。
1t目《呪い捕らえ/Cursecatcher(SHM)》が出てきて悶絶する。
こちらのマナが十分で無い状態でロードが出て、さらに《呪い捕らえ/Cursecatcher(SHM)》が追加されて、好き放題やられた上で負け。
GAME2
こちら先手。
相手は妨害手段を探しに行く為にダブルマリガンからスタート。
手札に続唱が2枚あったため、3t目のエンドと4t目にプレイして勝ち。
GAME3
そして相手の先手からゲームは始まる。
1t目の《呪い捕らえ/Cursecatcher(SHM)》で既に苦しい。
相手が戦力を投入してきた所で《炎渦竜巻/Firespout(SHM)》を。
これは1度《マナ漏出/Mana Leak(STH)》に阻まれるが2度目は通り、場は壊滅。
返すターンで《銀エラの達人/Silvergill Adept(LRW)》(《メロウの騎兵/Merrow Reejerey(LRW)》を公開)と
《翻弄する魔道士/Meddling Mage(ARB)》が場に出て《超起源/Hypergenesis(TSP)》を指定される。
相手のマナは《島/Island(ZEN)》1個のみ。
これを即座に《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》・・・ここで選択肢として《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide(PLC)》→5マナでプレイと言う選択肢があったが、想起でプレイ後《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide(PLC)》から《献身的な嘆願/Ardent Plea(ARB)》を。
《超起源/Hypergenesis(TSP)》がめくれ、これが通れば・・・と言う所だが《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》が突き刺さる。
次のターンまで待っていれば・・・と悔やむが、返すターンに《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage(EVE)》を追加されて勝負あり。
負け。
試合終了後に後ろで見ていた友人がなにやら嬉しそうな顔。
「お前、今日はドランだな。」
そう言われて、いや。ドランじゃないよ。ハイパージェネシスだ・・・と言いかけて、意味が判った。
そうか。0-5。つまりは《包囲の搭、ドラン/Doran, the Siege Tower(LRW)》だ。
《根の壁/Wall of Roots(TSB)》であり《サリッドの殻住まい/Thallid Shell-Dweller(TSP)》でもある。
友人が笑って、僕も笑った。
それがきっかけと言う訳ではなかったが、きりが着いた様な気がしてドロップ。
初めて使ったハイパージェネシスは、僕には荷が勝ちすぎていた様だ。
特に環境についての理解が浅いため、メインボードにおいては仕掛けるタイミングが解らず、サイド後は適切なサイドボードが出来ていたのかが非常に疑わしい。
初期手札からゲームプランを策定するタイプのデッキであるため、非常に強力(と思われる)な手札に恵まれたにも関わらず、生かしきれなかったのは残念だ。
1日に何度も神様にお願いをして、それが叶えられたにも関わらず、勝利に手が届かなかったのは印象的だ。
運は強かったが、それを生かせる技術が無かった。
負け続けた1日だったが、楽しい1日でもあった。
スタンダードの大会に参加した時もそうだったが、勝ちを目指して真剣にプレイすると言うのは本当に楽しい。
大会で感じる緊張感や試合が終わった後の達成感は、遊びや練習でのMTGでは感じる事の出来ないものだ。
負ければ当然悔しいが、試合中のプレイや試合後の会話の中で、素直に対戦相手に賞賛の念を抱く事は多い。
この感覚が、僕のモチベーションを維持しているのだと思う。
このエントリを書いていて、ふと考える。
僕はまだトーナメント(志向の)プレイヤーと言えるだろうか。
大会に優勝を目指して参加する時点で、トーナメントプレイヤーだろうか。
それとも0-5と言う成績を残して、それでも笑顔でいる僕は、既にその資格を失っているだろうか。
PTサンディエゴ。
1日目はトップ集団にあったガブリエル・ナシフは2日目のドラフトで失速し、遂には泣き崩れた。スコアボードのその横で。
どこからどう見ても非の打ち所の無いトーナメントプレイヤーであるナシフ。
僕は昨日を思い返して考える。
そのナシフと僕の共通点は、恐らく地球人であると言う事と、MTGをプレイしていると言う事しかない。
その共通点に「トーナメントプレイヤー」と書き加えたいと思いつつ、ペンは止まったまま。まだ動いてはくれない。
デッキはハイパージェネシス。
メインはサイトウトモハルさんのフルコピー。(多分)
ハイパージェネシスを使うのはこれが初めて。
友人からは
「メインは勝ちやすいはず。サイドしても良いがメインが最強なので変えすぎるな。」
とのアドバイス。
メインメタはZOOで、致命傷となりかねない《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》はあまり見ないはずだとの事。
参加人数は良く判らないが6~7回戦?
とりあえず会場についてデッキシートを書いてから頭痛と微熱が。
立ち上がったりすると頭にガツンと来るし、体がダルいので座っていた。
友達に「顔が赤いけど酔っているの?」と聞かれる始末だ。
1戦目 DD 0-2
GAME1
こちら後手。
《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide(PLC)》
《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide(PLC)》
《宝石鉱山/Gemstone Mine(TSB)》
《暴力的な突発/Violent Outburst(ARB)》
《大祖始/Progenitus(CON)》
《絶望の天使/Angel of Despair(GPT)》
《テラストドン/Terastodon(WWK)》
(嬉し過ぎて手札をメモったw)
神様・・・。あんたは僕に「勝て!」と言ってくれているんだな。
そして飛んでくる《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》!
飛んで行く《暴力的な突発/Violent Outburst(ARB)》・・・。
・・・神様ぁあああ!
その後、続唱を引かずにマリッドレイジに殴り殺される。
対戦相手曰く
「すごい嬉しそうだったんで、こっちも迷いなく《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》できました」
だって。ほとんど2Kill出来そうだったんだもん。
MO症候群でポーカーフェイスに慣れていない僕には酷である。
1t目が始まる前から既に勝負は始まっている。
GAME2
相手無情の《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》(《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》刻印)
→セット《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ(PLC)》
→《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》
→《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》スタート。
対処するカードを引く前にマリッドレイジが出てきて死亡。
その後昨今のExtended事情について色々お話を伺う。
環境的にはコンボとアンチコンボ仕様のビートと言う図式らしい。
環境の基本ターンを規定しているのはコンボだが
《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》
《血染めの月/Blood Moon(CHR)》
《減衰のマトリックス/Damping Matrix(MRD)》
《翻弄する魔道士/Meddling Mage(ARB)》
《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
とアンチコンボも充実のラインナップ。
思わずほほーっと感心してしまった。
感心している時点で、環境初心者の未来は暗澹たるものである。
2戦目 Zoo 0-2
GAME1
こちら先手。相手セット《森/Forest(ZEN)》→《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》スタート。
しめしめZooだぜと思い、2t目に《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite(M10)》2体の状態で《献身的な嘆願/Ardent Plea(ARB)》
相手から《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M10)》《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》と出てきて《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》を焼いて本体に残りを叩き込むもダメージレースに敗北。
プロテクション(ドラゴン)(笑)
GAME2
こちら先手。かなり強めの手札をキープする。
そして置かれる《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》!
え。Zooでしょ?
《鋳塊かじり/Ingot Chewer(LRW)》はサイドボードでお留守番。
手札の《絶望の天使/Angel of Despair(GPT)》が非常に良い顔をしてこちらを見ている。
お前の出番は多分来ないぞ・・・。
1度は《炎渦竜巻/Firespout(SHM)》で吹き飛ばし《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary(CON)》には《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》を。
だが、ライフは確実に危険水準に向けて突っ走っている。
ここで。
ここで引かなければ。
そしてトップは・・・《忘却の輪/Oblivion Ring(ALA)》!
本日2度目の神への感謝を。ターンが帰ってくればまだ行ける!
そして出てくる《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage(ARB)》
負け。
その後昨今のExtended事情について色々お話を伺う。
やはり《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M10)》は強いが重いのでメインに2枚。
サイドの《翻弄する魔道士/Meddling Mage(ARB)》は確かに便利だが、大抵サイド後から除去が入るので、思ったより安定しないらしい。
Zooからの《翻弄する魔道士/Meddling Mage(ARB)》は予測されやすい為、効果は限定されるものの《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》を追加したらしい。
なるほど。そう言う考え方もあるな。
この辺りから徐々に体調が戻り元気になってくる。
お昼も問題なく食べられた。
3戦目 青単トロン 0-2
GAME1
こちら先手。
1t目に《反射池/Reflecting Pool(SHM)》を置いてエンド。
相手《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》をプレイしたあと《祖先の幻視/Ancestral Vision(TSP)》を待機w
この時点で色々心が折れているが相手のデッキが何なのか知るためにプレイを続行。
2t目3t目とウルザ土地を置かれたためトロンと判明。
《粗石の魔道士/Trinket Mage(5DN)》で《探検の地図/Expedition Map(ZEN)》とかされて投了。
GAME2
こちら先手。どうにも動かないハンドをマリガン。
相手も1マリガン。
次の6枚が
《暴力的な突発/Violent Outburst(ARB)》
《禁忌の果樹園/Forbidden Orchard(CHK)》
《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide(PLC)》
《絶望の天使/Angel of Despair(GPT)》
《騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor(SOK)》
《テラストドン/Terastodon(WWK)》
1戦目の戦慄再び。
相手のデッキには恐らくかなりの量の《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》が含まれているだろう。
だが、恐れてはいられない。
このデッキを手に取った瞬間から、僕は恐れを捨てたのだ。
そう。自分に残った明日はいらない。後ろに残してきた昨日もいらない。
僕には今日。そして今だけ!
意を決してキープ。
《禁忌の果樹園/Forbidden Orchard(CHK)》をセットしてターンを返す。
相手は《島/Island(ZEN)》をセットして・・・そのままエンド!
第一段階はクリア。
後は自分との戦いである。ここで引ければ圧倒的。正に圧倒的有利である。
そして祈る様にカードを引く。1枚、たった1枚のカードを。
そしてドローは《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide(PLC)》!
神様!思わず顔がほころんだ。
相手に許されたのはたったの1マナ。
いくらEtended環境のプールが広いと言っても状況がかなり限られる。
《否定の契約/Pact of Negation(FUT)》?
ダメダメ。次のターンにパクト死だ。
《差し戻し/Remand(RAV)》?
それもダメだ。2マナじゃないか。
《呪文嵌め/Spell Snare(DIS)》?
続唱で2マナのスペルがめくれるとでも?
もはや進路はオールグリーン。後はプレイして勝つだけだ。
さあ《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide(PLC)》よ。僕を導いてくれ!
1枚目、そして2枚目をリムーブし《暴力的な突発/Violent Outburst(ARB)》を。
若干相手の表情が曇る。
そしてライブラリは延々とめくられ遂に《超起源/Hypergenesis(TSP)》がスタックに。
不意に《島/Island(ZEN)》がタップされ、相手がスペルをプレイした。
そう・・・。トロンと言えばこの呪文。ご存知《呪文の噴出/Spell Burst(TSP)》を、ノンバイバックで。
その後5発くらいスピリット・トークンに殴られ《メムナーク/Memnarch(DST)》が出てきて負け。
もはや負ければ負けるほど元気になるパンチドランカー状態。
終わるのが早くて次の試合が待ち遠しい。
4戦目 All in Red 0-2
GAME1
ダイスに負けてそのまま負け。
具体的には1t目《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》
→《山/Mountain(ZEN)》セット
→《炎の儀式/Rite of Flame(CSP)》
→《血染めの月/Blood Moon(CHR)》
→《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》
負け。
GAEM2
こちら先手ながら相手が後手1t目に《血染めの月/Blood Moon(CHR)》
負け。
今期最速、最短の試合時間である。
何せ考える要素が余り無かった。決めるのは、覚悟と死に様だけ。
5戦目 青白マーフォーク 1-2
試合が始まる前にちょっと気になったので、今日のスコアを聞いてみた。
2-2ですよ。との声が返って来る。そうか。普通に考えたらドロップだもんな。
GAME1
相手先手。
1t目《呪い捕らえ/Cursecatcher(SHM)》が出てきて悶絶する。
こちらのマナが十分で無い状態でロードが出て、さらに《呪い捕らえ/Cursecatcher(SHM)》が追加されて、好き放題やられた上で負け。
GAME2
こちら先手。
相手は妨害手段を探しに行く為にダブルマリガンからスタート。
手札に続唱が2枚あったため、3t目のエンドと4t目にプレイして勝ち。
GAME3
そして相手の先手からゲームは始まる。
1t目の《呪い捕らえ/Cursecatcher(SHM)》で既に苦しい。
相手が戦力を投入してきた所で《炎渦竜巻/Firespout(SHM)》を。
これは1度《マナ漏出/Mana Leak(STH)》に阻まれるが2度目は通り、場は壊滅。
返すターンで《銀エラの達人/Silvergill Adept(LRW)》(《メロウの騎兵/Merrow Reejerey(LRW)》を公開)と
《翻弄する魔道士/Meddling Mage(ARB)》が場に出て《超起源/Hypergenesis(TSP)》を指定される。
相手のマナは《島/Island(ZEN)》1個のみ。
これを即座に《叫び大口/Shriekmaw(LRW)》・・・ここで選択肢として《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide(PLC)》→5マナでプレイと言う選択肢があったが、想起でプレイ後《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide(PLC)》から《献身的な嘆願/Ardent Plea(ARB)》を。
《超起源/Hypergenesis(TSP)》がめくれ、これが通れば・・・と言う所だが《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》が突き刺さる。
次のターンまで待っていれば・・・と悔やむが、返すターンに《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage(EVE)》を追加されて勝負あり。
負け。
試合終了後に後ろで見ていた友人がなにやら嬉しそうな顔。
「お前、今日はドランだな。」
そう言われて、いや。ドランじゃないよ。ハイパージェネシスだ・・・と言いかけて、意味が判った。
そうか。0-5。つまりは《包囲の搭、ドラン/Doran, the Siege Tower(LRW)》だ。
《根の壁/Wall of Roots(TSB)》であり《サリッドの殻住まい/Thallid Shell-Dweller(TSP)》でもある。
友人が笑って、僕も笑った。
それがきっかけと言う訳ではなかったが、きりが着いた様な気がしてドロップ。
初めて使ったハイパージェネシスは、僕には荷が勝ちすぎていた様だ。
特に環境についての理解が浅いため、メインボードにおいては仕掛けるタイミングが解らず、サイド後は適切なサイドボードが出来ていたのかが非常に疑わしい。
初期手札からゲームプランを策定するタイプのデッキであるため、非常に強力(と思われる)な手札に恵まれたにも関わらず、生かしきれなかったのは残念だ。
1日に何度も神様にお願いをして、それが叶えられたにも関わらず、勝利に手が届かなかったのは印象的だ。
運は強かったが、それを生かせる技術が無かった。
負け続けた1日だったが、楽しい1日でもあった。
スタンダードの大会に参加した時もそうだったが、勝ちを目指して真剣にプレイすると言うのは本当に楽しい。
大会で感じる緊張感や試合が終わった後の達成感は、遊びや練習でのMTGでは感じる事の出来ないものだ。
負ければ当然悔しいが、試合中のプレイや試合後の会話の中で、素直に対戦相手に賞賛の念を抱く事は多い。
この感覚が、僕のモチベーションを維持しているのだと思う。
このエントリを書いていて、ふと考える。
僕はまだトーナメント(志向の)プレイヤーと言えるだろうか。
大会に優勝を目指して参加する時点で、トーナメントプレイヤーだろうか。
それとも0-5と言う成績を残して、それでも笑顔でいる僕は、既にその資格を失っているだろうか。
PTサンディエゴ。
1日目はトップ集団にあったガブリエル・ナシフは2日目のドラフトで失速し、遂には泣き崩れた。スコアボードのその横で。
どこからどう見ても非の打ち所の無いトーナメントプレイヤーであるナシフ。
僕は昨日を思い返して考える。
そのナシフと僕の共通点は、恐らく地球人であると言う事と、MTGをプレイしていると言う事しかない。
その共通点に「トーナメントプレイヤー」と書き加えたいと思いつつ、ペンは止まったまま。まだ動いてはくれない。
コメント
難しい盤面を制して勝つのも楽しいですし、昔リミテッドであったサルカンのドラゴントークンの上から《タイタンの根本原理》を打たれて負けたときも随分楽しかったな。
僕はずーっと好きなデッキしか使ってこなかったし、嫌いなデッキは使わなかったですね。
>楽しんでこそ
良かった。僕もそう思います^^
リミテッドのその状況はテンションあがっちゃいますねw
すごいのがきたなー!ってw
そう言う時に楽しめるか、それとも悪態を吐くかでその人の一面が見えたりしますね。
>好きなデッキ
なるほど。エクテンのタルモラックもですね。
日記を読ませて頂いているだけの情報しか持っていませんが、僕から見たら、ななしさんも間違いなくトーナメントプレイヤーだと思っています。
そう考えるとカジュアル⇔トーナメントの境界って、本人の自覚だけなのかも知れません。