昨日の発熱から一日。たくさん眠ったお陰で割りと元気に。
DN内でも体調を崩されている方がちらほら。
まだまだ寒い日が続いていますから、皆様御自愛下さいね。

割と元気になったとは言え、まだ熱は下がりきらず社内で《ぐらつく峰/Teetering Peaks(ZEN)》状態だったので、自動販売機を連打する勢いでコーヒーを供給し続け集中力を維持。
さらに1日ずっとGhost in the rainを聴いていた。

お陰でちょっと変なテンションになってしまった。
今日のお昼頃に、同僚の子が
「bunさん。bunさん。」と嬉しそうに話しかけてくるので、何でしょう。と応じたところ
「《ちらつき蛾/Blinkmoth》・・・」と言われる。
驚きで、速まる鼓動。上がる体温。
既に僕の体は現世にあっても、心は現世にない状態であるため、正常な判断が出来ない。
普通なら社内で《ちらつき蛾/Blinkmoth》が話題になるはずなど無いのだが、てっきりその子がMTGの話をしているのだと思い込んでしまう。
Extendedシーズンであるから、《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》が話題になる事もあるだろう・・・。
そう思い「ああ。強いですね。」と応じると、その子はもちろん怪訝な顔。

え。《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》じゃないの?
じゃあ《ちらつき鬼火/Flickerwisp(EVE)》?
まさか《ちらつき蛾の注入/Blinkmoth Infusion(5DN)》?
よもやの《ちらつき蛾の井戸/Blinkmoth Well(MRD)》?
元祖《ちらつき/Flicker(UDS)》?

僕が二の句を継げずにいるとその子は袖口をひっぱって、自分のディスプレイを見せた。
「だから、画面にちらつきが・・・」

うん・・・。《ちらつき/Flicker(UDS)》が一番近いかな。
でも・・・。なんで僕なの?
それになんで嬉しそうなんだ!勘違いするじゃないか。

結局、配線を直しても画面のちらつきは直らず。
倉庫にしまってあったディスプレイを代替品にしてもらって決着。
危うく訳の解らない事を口走るところだった・・・。

そんな空耳はさておいてWWK後のドラフトのお話。
WWKが追加され・・・と言うよりZENが1パック減った事に起因して、環境自体がスローになったと言うのが周囲の共通見解。
そこから今までは高速環境に適合できずに評価されてこなかった大型生物が再評価されそうな機運である。
もう一方ではスローになりつつある環境を理解しつつ、それを見越して、あえてデッキを軽量特化するドラフト案も考えられている。
色的に可能だと思われるのは、WWKで軽量の吸血鬼と除去を得た黒。
純粋に軽いところが使いやすくなり《雨雲の翼/Nimbus Wings(ZEN)》が未だに安く取れる白。
《ゴブリンの戦化粧/Goblin War Paint(ZEN)》と同盟者シナジーを軸に据えた赤がこれらの代表だろう。
特に今までドラフトされすぎていた赤が敬遠され始めた感があり、追い風だ。

早いデッキについての考察は後日にまわすとして、今日は遅いデッキを取り上げたい。
WWK後の結果を見ると、今までデッドカラーであるとされた緑黒、特に緑黒上陸系に光が当たっている。
純粋にゲームが終わるターンが長くなったため《放牧の林鹿/Grazing Gladehart(ZEN)》が強くなり《心臓刺しの蚊/Heartstabber Mosquito(ZEN)》をキックプレイする機会が増えた。
純粋にゲームのターンが長いなら《開拓地の先達/Frontier Guide(ZEN)》も今まで以上に強くなる。
色的にも《死の報い/Dead Reckoning(WWK)》は使いやすい。
今まで環境に存在する優秀なコモンに後押しされ、成立してきた早いデッキタイプの喪失の影響は大きい。
構築と違って環境初期のドラフトでは尖った攻勢押し切り型のデッキより、中速/低速系のデッキが結果を残しやすいと思う。
お互いがデッキを作りきれていない状態であるなら、デッキが重い=カードパワーは高い分だけ中速/低速系に分があるからだ。
その事から、ZEN×3では、極端な同盟者戦略でしか見られなかった多色ドラフトも、環境初期の今なら優位にあると言えそうだ。
デッキタイプが確立されていないと言うのは、多色ドラフトに優位に働く。
多色ドラフトならその分使えるカードプールも増え、環境初期の歪曲しがちな流れにも対応できるからだ。
組みあがってしまった単色/準単色相手には厳しい戦いを強いられるだろうが、それ以外のデッキには長期戦になればなるほど優位になる。
8人ドラフトは、文字通り8人でプレイするゲームである。
その中で、環境初期においてきれいに単色を組みきれるプレイヤーが何人いるだろうか。
その数が多ければ多色ドラフトをするプレイヤーにとっては脅威が増えていくが、そうでなければ卓の流れは多色を選択したプレイヤーの味方だ。

リアルとはタイムラグがあるMOで同様の戦略が通用するかは未知数だが、環境が成熟したとしても多色が戦略として成立する可能性は大いにある。
シールド戦でも顕著に感じられた様に環境に多色化を支えるコモン/アンコモンが多く存在するからだ。
単色/準単色ではこれらのメリットを生かしきれない。
基本的にプールに存在するコモンとアンコモンやレアに性能差が大きければ大きいほど多色化するべきだと言える。
コモンとアンコモンの性能差は、かなりあると思えるWWKだが、優秀なアンコモンは色拘束が強く、単色向きだ。
その事から、やはり前環境を引き継いで、単色傾向が強いと思えるが・・・。
答えはまだ未知の霧の中だ。そして探索は続く。

まとまり切らないが病み上がりではこれが限界。薬を飲んで寝る事にする。
それでは皆様(つ∀-)オヤスミー





コメント

Fの人
2010年2月15日21:51

お疲れ様です。早く体調が回復すると良いですね。一日も早い復活をお祈りします。
何度かwwk入りドラフトをしていても環境の中速化と赤の不人気化は感じます。自分的注目色はbunさんと同じく緑黒、そして青黒です。コントロール系統のデッキが組みやすくなったというのは青黒好きな自分にはとてもうれしいことです。

ちなみに最近試し中の自分お勧めwwkドラフトカードは《歩く大地図/Walking Atlas(WWK)》で。けっこう馬鹿にできませんw

toshiya k
2010年2月16日10:51

休日発熱するというのは、やはり仕事でかなりストレスを感じているからかもしれないです。ときには適当にこなすという割り切りも必要かもしれないですね。。。(笑)
自分の身(体調)を守るために。。。

bun
2010年2月16日22:46

>Fの人さん
こんばんは~。ありがとうございます。
日曜日に比べるとだいぶ回復しましたが、まだ本調子には遠いです。
僕はゼンディカー環境初期の頃赤単が好きだったので人気薄なら赤単が組んでみたいです。
とは言えもともとコントロール志向の強いプレイヤーだったので、WWK後に環境がスローになるのは喜ばしいです。
特に青はドローもあり、コントロールライクなところは好感が持てますね。

>《歩く大地図/Walking Atlas(WWK)》
上陸が含まれるデッキなら結構プレッシャーをかけられそうです。
状況によっては《ディープウッドの鼓手/Deepwood Drummer(MMQ)》ですから、上手にデッキに入れてみたいですね。

> toshiya kさん
ありがとうございます^^
最近は仕事の夢を見る事も多くなりましたから、自分で思う以上にストレスを受けているのかも知れません。
でも、まだ自分の好きな事は楽しいと思える状態ですから、ある程度は大丈夫みたいです。
明日で一区切りの仕事ですから、あと少しだけ頑張ってみますね。
bun

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