情報とプレゼンテーション
2010年2月12日 TCG全般今日は20時頃に帰宅。
普段はTVはあまり見ないんだけど、何となくそのままついていたNHKスペシャルを見ていた。
ミラクルボディー 第2回 ジャンプ空飛ぶ“魔法使い”
http://www.nhk.or.jp/special/onair/100212.html
はっきり言って僕はスキージャンプについて何も知らない。
番組を見た後もスキージャンプに関する知識はほとんどゼロのままだ。
にも関わらず。
番組を見始めてすぐに僕はすっかり引き込まれてしまった。
それ位見せ方が素晴らしい。
番組の趣旨としては「すごい事を、すごいんだよと伝える」と言う非常に単純なものだ。
それを時にデータで、時に映像で、時に音楽で、時に台詞でこちらに伝える。
言葉で説明しろと言われると非常に難しいのだが、とにかく僕はすっかり感動してしまった。
情報の提示の仕方、見せ方でそれに対する評価は著しく変化する。
そしてそれは受け取り手の感情や行動に影響する。
例えば僕が(※注意!例え話です!)
「環境的にジャンドを使うなんて、マジで正気を疑うクラス!ありえないから青単でも使っていた方が良いよ」
等と言えば寄せられるコメントも若干なりとも攻撃的なものが混じるだろう。
普段はコメントしない人でも、怒りに任せて反論をコメントするかも知れない。
このように激しい主張には、激しい反応が返ってくるのである。
もちろんそれを理解して利用する事もあるだろう。
議論を深めるためにあえて極端なケースを持ち出すのは有効な手法だ。
その場合には議論が極論の応酬になり、脇道にそれてしまわない様にする注意が必要になるだろう。
若干長くなったが、要約すると「情報そのものも大事だけど、見せ方も大事だよね」
と言うお話。
見せ方と言えば、僕が気にするのはドラフトのピック譜だが、こう言う形式の物があった。
下記リンク先は以前悪斬週間の時にお世話になったOgoshiさんのブログだ。
(Ogoshさんすいません。リンクを張らせて頂きました。問題があればお手数ですが、コメント欄にてお知らせ下さい。即刻リンクを削除します。)
http://blog.livedoor.jp/nippau/archives/65186085.html
この形式だとピック譜と一緒に、ドラフトの経緯も読めて非常に理解しやすい。
やはり人間が情報を理解する上で、一番活用されているのは視覚である。
MTGの場合は、そのカードの情報と絵が密接に結びついていて、理解を助けている。
試しにテキストデータだけでシールドの構築をしてみると良い。
普段の構築より明らかに時間がかかるはずだ。
僕のやり方でもリンク先のイメージを見ながら文章を追ってもらう事もできるが、こちらの方が見やすいと思う。
それからドラフトの得点表の作成の仕方も素晴らしい。
ドラフトの主役はやはりコモンなので、コモンを以下の6段階に分けている。
excellent以上:レア、アンコモン次第で初手もあり
good以上:流すと下へのシグナルになる強さ
decent以上:デッキに普通に入るカード
playable以上:デッキに入る。またはサイドボード用カード
crap以上:これがメインに入ると苦しいドラフト
crap以下:入らない
一般的なドラフト得点表と言えばレアリティ毎に区別せずに10段階で評価したものだ。
それも一応の目安にはなるだろうが、どの段階からデッキに入らなくなるのかいまいち解らないし、4点と5点の違いもちょっと解らない。
その点この評価方法なら非常に明快だ。
「例えば《忌まわしい最期/Hideous End(ZEN)》ってどのくらいの評価?」
と聞かれた時に
「エクセレント。はっはー。エクセレント!」
と答えれば、一部の人は嘘喰いのカールなのかな。と思うだろうが、ああ。初手で取って良いんだと理解するはずである。
元来、ドラフトのカード評価は、状況によって変動するアナログなものなのだから、評価方法もアナログで良いはずだ。
自動販売機でも「あったかーい」と「つめたーい」の2段階評価だ。
これが、℃表記だったら戸惑うだろう。
同じ様な順位付けでも、maaさんがやっていた各色のコモンのベスト順評価は解りやすかった。
点数ではなく、順位毎で分ける事で、デッキタイプでの変動はあるだろうが、デッキに入る、入らないで迷う事は無いし、ラインナップを見ればどの色のコモンが強いのか知る事ができる。
と言う訳で、人の良いところはどんどん真似していけたらなと思う。
ドラフトのピック譜の表示はあのように出来ないので、残念だが。
基本姿勢は、出来るだけ解りやすく。
その上で、できれば面白く情報を提供していければと思う。
普段はTVはあまり見ないんだけど、何となくそのままついていたNHKスペシャルを見ていた。
ミラクルボディー 第2回 ジャンプ空飛ぶ“魔法使い”
http://www.nhk.or.jp/special/onair/100212.html
はっきり言って僕はスキージャンプについて何も知らない。
番組を見た後もスキージャンプに関する知識はほとんどゼロのままだ。
にも関わらず。
番組を見始めてすぐに僕はすっかり引き込まれてしまった。
それ位見せ方が素晴らしい。
番組の趣旨としては「すごい事を、すごいんだよと伝える」と言う非常に単純なものだ。
それを時にデータで、時に映像で、時に音楽で、時に台詞でこちらに伝える。
言葉で説明しろと言われると非常に難しいのだが、とにかく僕はすっかり感動してしまった。
情報の提示の仕方、見せ方でそれに対する評価は著しく変化する。
そしてそれは受け取り手の感情や行動に影響する。
例えば僕が(※注意!例え話です!)
「環境的にジャンドを使うなんて、マジで正気を疑うクラス!ありえないから青単でも使っていた方が良いよ」
等と言えば寄せられるコメントも若干なりとも攻撃的なものが混じるだろう。
普段はコメントしない人でも、怒りに任せて反論をコメントするかも知れない。
このように激しい主張には、激しい反応が返ってくるのである。
もちろんそれを理解して利用する事もあるだろう。
議論を深めるためにあえて極端なケースを持ち出すのは有効な手法だ。
その場合には議論が極論の応酬になり、脇道にそれてしまわない様にする注意が必要になるだろう。
若干長くなったが、要約すると「情報そのものも大事だけど、見せ方も大事だよね」
と言うお話。
見せ方と言えば、僕が気にするのはドラフトのピック譜だが、こう言う形式の物があった。
下記リンク先は以前悪斬週間の時にお世話になったOgoshiさんのブログだ。
(Ogoshさんすいません。リンクを張らせて頂きました。問題があればお手数ですが、コメント欄にてお知らせ下さい。即刻リンクを削除します。)
http://blog.livedoor.jp/nippau/archives/65186085.html
この形式だとピック譜と一緒に、ドラフトの経緯も読めて非常に理解しやすい。
やはり人間が情報を理解する上で、一番活用されているのは視覚である。
MTGの場合は、そのカードの情報と絵が密接に結びついていて、理解を助けている。
試しにテキストデータだけでシールドの構築をしてみると良い。
普段の構築より明らかに時間がかかるはずだ。
僕のやり方でもリンク先のイメージを見ながら文章を追ってもらう事もできるが、こちらの方が見やすいと思う。
それからドラフトの得点表の作成の仕方も素晴らしい。
ドラフトの主役はやはりコモンなので、コモンを以下の6段階に分けている。
excellent以上:レア、アンコモン次第で初手もあり
good以上:流すと下へのシグナルになる強さ
decent以上:デッキに普通に入るカード
playable以上:デッキに入る。またはサイドボード用カード
crap以上:これがメインに入ると苦しいドラフト
crap以下:入らない
一般的なドラフト得点表と言えばレアリティ毎に区別せずに10段階で評価したものだ。
それも一応の目安にはなるだろうが、どの段階からデッキに入らなくなるのかいまいち解らないし、4点と5点の違いもちょっと解らない。
その点この評価方法なら非常に明快だ。
「例えば《忌まわしい最期/Hideous End(ZEN)》ってどのくらいの評価?」
と聞かれた時に
「エクセレント。はっはー。エクセレント!」
と答えれば、一部の人は嘘喰いのカールなのかな。と思うだろうが、ああ。初手で取って良いんだと理解するはずである。
元来、ドラフトのカード評価は、状況によって変動するアナログなものなのだから、評価方法もアナログで良いはずだ。
自動販売機でも「あったかーい」と「つめたーい」の2段階評価だ。
これが、℃表記だったら戸惑うだろう。
同じ様な順位付けでも、maaさんがやっていた各色のコモンのベスト順評価は解りやすかった。
点数ではなく、順位毎で分ける事で、デッキタイプでの変動はあるだろうが、デッキに入る、入らないで迷う事は無いし、ラインナップを見ればどの色のコモンが強いのか知る事ができる。
と言う訳で、人の良いところはどんどん真似していけたらなと思う。
ドラフトのピック譜の表示はあのように出来ないので、残念だが。
基本姿勢は、出来るだけ解りやすく。
その上で、できれば面白く情報を提供していければと思う。
コメント