今日も今日とてお仕事の予定だったのだが、予想外に20時頃に帰宅。
ゆっくり食事してからMOを。

先週末のドラフトから何か見えてきた気がする。
以前より攻撃的なデッキを構築する事に抵抗が無くなった。
これが何に起因するのか解らないし、単純に成功体験からのバイアスを受けているだけだと言う可能性も否定しない。

何かを掴みかけている。

そんな感覚を確かめる様にドラフトに参加した。
と言う訳で下記が今回のピック譜である。

http://sky.geocities.jp/wenmin0624/2-9-2010.html

1-1
またしても《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk(ZEN)》から。
正直《見栄え損ない/Disfigure(ZEN)》から下家と被る気がしないでもない。

1-2
レア抜けで黒が濃いところから《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage(ZEN)》を。
色拘束の問題で《墓所の切り裂き魔/Crypt Ripper(ZEN)》を取るのとほぼ変わらないくらい黒が濃くなる選択。
理想的にドラフトできた場合4マナ域は埋まる事になるのでこちらを優先した。

1-3
あら。《忌まわしい最期/Hideous End(ZEN)》抜けである。
こう言うケースに陥った場合の判断は難しい。
下家も今までの流れを受けて黒っぽいのもそれに拍車をかける。
取り合えずここでは《探検者の望遠鏡/Explorer’s Scope(ZEN)》として、避難場所を探す。

1-4
圧倒的トホホな内容の中から《血の饗宴/Feast of Blood(ZEN)》を。
上家と黒被りは覚悟するとして1-3、1-4と黒が枯れ切った内容を見れば下家も路線変更せざるを得ないだろう。
基本的に8人ドラフトでは下家は信用できないので危険な判断なのだが・・・。
比較的こぼれて来やすい《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》や《血の求道者/Blood Seeker(ZEN)》を狙う。
相方は《ゴブリンの戦化粧/Goblin War Paint(ZEN)》を考えて赤か。

1-5
一見赤に逃げられるかも知れないと言うところだが・・・。
先ほどのコンセプトを継承して《血の求道者/Blood Seeker(ZEN)》を。

1-6
《ゴブリンの戦化粧/Goblin War Paint(ZEN)》から赤黒へ。
上家方面はやはり黒気配だが赤はこぼれて来る。
昨日のデッキの黒赤版が組めれば良いのだが・・・。

ここから黒赤ピック。単体強化を若干高めに。

1-7《ゴブリンの戦化粧/Goblin War Paint(ZEN)》
1-8《殺戮の叫び/Slaughter Cry(ZEN)》
1-9《ぐらつく峰/Teetering Peaks(ZEN)》
1-10《反逆の印/Mark of Mutiny(ZEN)》ラッキー!

その後はカット。
1パック目終了時点で生物もスペルも良くは無いが、悪くも無いレベル。
コンセプト通りにピック出来ている点は評価に値する。

2-1
デッキ的に相手を退かす手段は必要になる。
《業火の罠/Inferno Trap(ZEN)》を。

2-2
上記と同じ理由で《業火の罠/Inferno Trap(ZEN)》・・・!
いや。何でも無いです。《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk(ZEN)》をw
下家は1-2《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》から白かな?

2-3
豪華な選択肢の中から《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》を。
《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》でも良かったかも知れないがスペル過多の傾向に歯止めを。
ちなみに《風乗りの長魚/Windrider Eel(ZEN)》抜け。
2-2での予測とはズレがあるが果たして・・・?

2-4
確定ではないけれど《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》抜けかな。
デッキ的に《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》を。

その後も黒赤ピック。
2-5《刃牙の猪/Bladetusk Boar(ZEN)》
2-6《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》ラッキー!
2-7《血の求道者/Blood Seeker(ZEN)》
2-8《愚鈍な虚身/Mindless Null(ZEN)》

以降はカット。この時点でほとんど完成している。
後半はカットする事になりそうだ。

3-1《ニマーナの売剣/Nimana Sell-Sword(ZEN)》地味
3-2《刃牙の猪/Bladetusk Boar(ZEN)》回避優先
3-3《松明投げ/Torch Slinger(ZEN)》
3-4《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage(ZEN)》
3-5《サラカーの匪賊/Surrakar Marauder(ZEN)》デッキ完成!

その後はカット。
《ゴブリンの戦化粧/Goblin War Paint(ZEN)》に頼る構成上準除去とバウンスを中心に。

MO 8-4 BR Deck

10 《沼/Swamp》
7 《山/Mountain》
1 《ぐらつく峰/Teetering Peaks》

1 《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator》
2 《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage》
2 《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk》
2 《血の求道者/Blood Seeker》
1 《板金鎧の土百足/Plated Geopede》
1 《サラカーの匪賊/Surrakar Marauder》
1 《松明投げ/Torch Slinger》
1 《愚鈍な虚身/Mindless Null》
1 《ニマーナの売剣/Nimana Sell-Sword》
2 《刃牙の猪/Bladetusk Boar》

1 《探検者の望遠鏡/Explorer’s Scope》
1 《冒険者の装具/Adventuring Gear》
1 《血の饗宴/Feast of Blood》
2 《ゴブリンの戦化粧/Goblin War Paint》
1 《反逆の印/Mark of Mutiny》
1 《殺戮の叫び/Slaughter Cry》
1 《業火の罠/Inferno Trap》

ちょっと相手を退ける要素が少ないが、全体的に軽い&回避で何とか。

対戦表は以下の通り

1戦目
白赤 0-2 黒赤 ←僕
緑単 0-2 4色同盟者
白赤 0-2 青赤
黒緑 2-1 黒白

2戦目
黒緑 0-2 黒赤 ←僕
青赤 2-0 4色同盟者

3戦目
青赤 2-0 黒赤 ←僕

と言う訳で3没。

デッキは概ね想定通りに動いてくれた。
やはり軽いデッキ特有のブン周りパターンは魅力的だ。
贅沢を言えばもうちょっと吸血鬼が取れていればと言うところ。
《血の饗宴/Feast of Blood(ZEN)》の2枚目が入れたかった。

1戦目 白赤
GAME1
こちら先手。
1t目《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》
2t目《サラカーの匪賊/Surrakar Marauder(ZEN)》
3t目《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》装備→《ぐらつく峰/Teetering Peaks(ZEN)》のブン周り。
さらに《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》を追加。

相手も1t目《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》
2t目《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》キック
3t目《コーの鉤の達人/Kor Hookmaster(ZEN)》→《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》
4t目《コーの鉤の達人/Kor Hookmaster(ZEN)》→《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk(ZEN)》
と言う動きだが、こちらの《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk(ZEN)》2体が強くて勝ち。

GAME2
相手1マリガン。
1t目《猛火の松明/Blazing Torch(ZEN)》
2t目《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》
3t目《コーの鉤の達人/Kor Hookmaster(ZEN)》→《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》

こちらは1t目《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》
2t目《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》
3t目《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》→《ゴブリンの戦化粧/Goblin War Paint(ZEN)》とまたもブンブン。

その後《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》は《マグマの裂け目/Magma Rift(ZEN)》され、消耗戦に。
タイトなダメージレースを《松明投げ/Torch Slinger(ZEN)》キックと《反逆の印/Mark of Mutiny(ZEN)》の差で制して1t差でギリギリ勝ち。

相手のデッキも相当強かった。

2戦目 黒緑
GAME1
初手をキープ後土地を引き続けるが《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk(ZEN)》と《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》の組み合わせが強くて勝ち。

GAME2
概ねGAME1の再現。勝ち。

3戦目 青赤
GAME1
こちら先手。
1t目《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》
2t目《ゴブリンの戦化粧/Goblin War Paint(ZEN)》のブンブンを《乱動への突入/Into the Roil(ZEN)》で阻まれる。

その後相手の《信頼おける山刀/Trusty Machete(ZEN)》付き《ウマーラの猛禽/Umara Raptor(ZEN)》とダメージレースになるが、適宜除去され厳しい状態。
結局、場に沼が1枚しかなく《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage(ZEN)》×2が展開できず負け。

GAME2
相手の初動が遅く、これは勝ったかと思っていると《乱動の精霊/Roil Elemental(ZEN)》と《沸騰する小湖/Scalding Tarn(ZEN)》の悪夢再び。
除去を引いてくる物の《血の饗宴/Feast of Blood(ZEN)》で、さっき《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk(ZEN)》が取られたばかり・・・。
キャストできず負け。

何かを掴みかけている。とか幻想だったw
1-3の時点で避難場所を探していたが、結局有効な手立ては打てず、ずるずると黒赤に。

今回の最大の功労者は、下家と下々家だと言い切れる。
2パック目の流れがきちんとしていなかったら、もっと悲惨なデッキをプレイしていた事だろう。
彼らが赤を渡してくれたお陰で形になったのだ。

とは言え、前回に引き続き、ビート型のコンセプトを持ったデッキをそれなりの形に出来ていると思う。
特に今回は上家の黒と被る事を明確に意識した上で
《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk(ZEN)》以外は余り物な感じなカード群でデッキを組めている訳で
単に流れに乗れているからデッキが強かった頃と比較すると一歩前進したと言える・・・かな?
もちろん被らなければ被らない方が良いんだけど。

普段は置物になりがちな《血の求道者/Blood Seeker(ZEN)》も《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》と
2枚の《ゴブリンの戦化粧/Goblin War Paint(ZEN)》で普段より強く使えた。
《血の饗宴/Feast of Blood(ZEN)》もあったしね。

最終戦の青赤には結局負けてしまったが、自分のデッキの弱点を補う形でのカットが実戦できて良かった。

でも負けて終わるとやっぱり悔しいな。

コメント

toshiya k
2010年2月10日0:30

いい感じです。。。
環境が変わっても、攻撃的デッキを組むチャンスはあるでしょう。環境にコントロールが流行すると、逆にビートダウンパーツが相対的に安くなるので、組み時になることがあります。。。
引き出しが多くなれば、より勝てるチャンスが広がりますし、なにより楽しいし。
よろしくです!

こちらは、深夜の会社です(涙)

Fの人
2010年2月10日0:54

序盤から上との被りがわかってしまうとどうして良いのか迷いがちの中、しっかりとコンセプトをもった良いドラフトだったと思います。
あとは良いドラフトにしっかりと勝利がついてくるかどうかなのですが、そこが一番難しいですよね。
流れ的にも卓配置的にも青はダダ流れだったようなので一人にほぼ固まってしまった感じでしょうか。そんな中、しっかりと決勝までいかれているbunさんはさすがです。

まぁもちろん、欲をいえば負けなしが一番いいんですけどねw

bun
2010年2月10日12:52

>toshiya kさん
お疲れ様です。日付が変わってるじゃないですか(´;ω;`)ブワッ

>引出し
確かに取り得る選択肢が多い方が与えられた情況に対応できると思います。
ただ、選択肢が増える分だけ間違える可能性も増えていくのが難しいところですね。決め打ちの対極にあたるのかな・・・。
でも色々出来る方が面白いのは間違いないと思いますw

2-4《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》が変化の表れかなと思いました。
これからもよろしくお願いします。

>Fの人さん
こんにちは。
確かに1パック目の中盤から卓に青が薄い事が解りますね。
ご指摘頂いた後に見返してから気が付きました///
いや。恥ずかしい。

今見ると、どこかの時点で青に入った方が良かったかも。
ピック中はコンセプトを追う事で手一杯で視野狭窄だった様です。
対戦結果がパックに結びついたのと、ある程度の形にまとめられた事でホッとしてしまっていました。

やっぱり人に見てもらうとそう言うところに気付かせてもらえると言うのが大きいですね。
ありがとうございますm(_ _)m

Fの人
2010年2月10日14:28

>青に入るとすれば…
自分が青が薄いかなーと最初に感じたのは1-7,8の《空の遺跡のドレイク/Sky Ruin Drake(ZEN)》でした。
上と黒被り、ということで黒の除去が取れなそうな以上青黒作戦は少しデッキのまとまり的に難しそうな感じもあるのですけどね(^^;

bun
2010年2月10日22:51

>Fの人さん
黒赤と青黒のデッキタイプの違いもあるので単純比較は出来ないかもですが少なくとも3パック目は
3-2《ウマーラの猛禽/Umara Raptor(ZEN)》
3-3《ウマーラの猛禽/Umara Raptor(ZEN)》
3-5《乱動の精霊/Roil Elemental(ZEN)》
3-6《乱動への突入/Into the Roil(ZEN)》
3-7《天空のアジサシ/Welkin Tern(ZEN)》
3-8《鞭打ちの罠/Whiplash Trap(ZEN)》
3-10《乱動への突入/Into the Roil(ZEN)》
3-11《麻痺の掌握/Paralyzing Grasp(ZEN)》
3-12《麻痺の掌握/Paralyzing Grasp(ZEN)》

と言う極上ピックが!

2パック目も加味すると、都合3枚の《ウマーラの猛禽/Umara Raptor(ZEN)》が取れている訳で3-1《ニマーナの売剣/Nimana Sell-Sword(ZEN)》も生きますね。
色拘束がちょっと問題ではありますが。

決勝の相手の弱体化にもつながる事を考えると違いが大きいかなと思います。
あ。今度は赤が流れていくのか・・・。
うーん。ドラフトのifは難しいですね。
bun

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