MO　4-3-2-2 ドラフト

今日は会社を早めに切り上げM10Draftに参加。
今宵こそ僕は《光輪狩り/Halo Hunter(ZEN)》!
プロテクション（デーモン）に引っかかってしまうと思うだろうが、なに場に出る前にピックしてしまえば良いのである。

と言う訳で下記が今回のピック譜である。

http://sky.geocities.jp/wenmin0624/1-29-2010.html

出来れば8-4に参加したかったが、余り人が集まらず我慢できずに4-3-2-2に参加した。

1-1
取り合えず
《銀毛のライオン/Silvercoat Lion(M10)》
《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
《血の署名/Sign in Blood(M10)》
のラインがソートだと言う事は理解した。以前にも見た事がある。

M10では赤に入るタイミングが難しいであろう事を考えると意義のある情報である。
きちんと下家が赤をやってくれる事を期待しつつ《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane(M10)》を。
いきなり神話レアとは幸先が良い。

1-2
レア抜け。当然の事ながら上家の意向は解らず。
かなり白の濃い中から《ロウクスの長槍の達人/Rhox Pikemaster(M10)》を。

1-3
さて。経験が足りない事による疑問のピックその①
まず僕の認識としてはかなり強めのパックだと思う。
場が膠着した時に強い
《思考の泉/Mind Spring(M10)》
《夜の群れの雄叫び/Howl of the Night Pack(M10)》

中堅生物の《ケンタウルスの狩猟者/Centaur Courser(M10)》とかなりの堅さを誇る《霜の壁/Wall of Frost(M10)》
自分がメインカラーとしたい白はpackに薄いのか上にいるのか候補がない状態。
結果的には何の工夫をしなくても強い《思考の泉/Mind Spring(M10)》をピックした。

《夜の群れの雄叫び/Howl of the Night Pack(M10)》をシグナルだと思い、白を見切る事を含めた上で緑に入るべきだっただろうか。

1-4
白を絞るために《先兵の精鋭/Elite Vanguard(M10)》を。
上家に白がいる気配があるため、かなり危険な判断。

1-5
《霊魂放逐/Remove Soul(10E)》と迷ったが1-4も考慮し
《カミソリ足のグリフィン/Razorfoot Griffin(M10)》を。

1-6
この手番の《巨大化/Giant Growth(M10)》は魅力的に映るが･･･。
今までの流れ上緑に入るのは遅すぎる気がしたがカット気味にピック。
他に候補もない。

その後も白青ピック。
卓に白への参入人数が多いのかほとんど有効なカードは取れず。
それともM10のプールはこんなものなのだろうか?

1-7《物知りフクロウ/Sage Owl(M10)》
1-8《魅惑するセイレーン/Alluring Siren(M10)》
《隠れ潜む捕食者/Lurking Predators(M10)》が緑の人気薄を物語る。

1-9《尊き一角獣/Prized Unicorn(M10)》
1-10《巨大化/Giant Growth(M10)》
1-11《ルーン爪の熊/Runeclaw Bear(M10)》
1-12《栄光の突撃/Glorious Charge(M10)》

1-9《尊き一角獣/Prized Unicorn(M10)》から我慢しきれず緑に参入。
《巨大化/Giant Growth(M10)》が1周しているがどう評価するべきか･･・。
メインカラーとして選択したかった白もセカンドカラーの青も流れは細い。
せめて1-8から緑に入るべきだったか･･･。

2-1
《精神の制御/Mind Control(M10)》を。
この時点では白/青/緑の3色均等ピックから、出来るだけ流れの良いものを選ぼうと言う妄想。
1pack目の状況を加味すればほぼ白は選択肢から無くなり、
1-3で《思考の泉/Mind Spring(M10)》をピックしただけの青もかなり怪しい状況。
その上緑への参入がかなり遅れているので、どうなる事やら。

2-2
出来るだけ白が使いたいと言う願望から《ロウクスの長槍の達人/Rhox Pikemaster(M10)》を。

2-3
1pack目の流れが結実したか、かなりの青白充実packである。
この強烈な候補の中から《大気の精霊/Air Elemental(M10)》を。
理由は殴って勝てるからw

その後は青の流れに乗る事ができ、デッキに入るカードをかき集める。

2-4《幻影の戦士/Phantom Warrior(M10)》
2-5《角海亀/Horned Turtle(M10)》
2-6《珊瑚マーフォーク/Coral Merfolk(M10)》
2-7《予言/Divination(M10)》
ここで《霊魂放逐/Remove Soul(10E)》と非常に迷う。
今回の疑問ピックその②
いや。もっとあるけどさｗ
結局、僕自身のM10環境の理解の浅さを考慮して《予言/Divination(M10)》を。
カウンターは脅威が出てくるターンを意識しないと使いにくい。
デッキの中に引ければかなり勝ちに近づくカードが取れていたのも要因。

2-8《血の署名/Sign in Blood(M10)》カット。
2-9《先兵の精鋭/Elite Vanguard(M10)》
2-10《骨の壁/Wall of Bone(M10)》カット。
2-11《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter(M10)》！

2-11は元々のｐａｃｋが強かったのだがまさかの展開。
結局緑は生物枚数が確保できず選択肢から消えた。

3ｐａｃｋ目も青白ピックに終始。
3-9《囁き絹の外套/Whispersilk Cloak(M10)》はピックミス。
《霊魂放逐/Remove Soul(10E)》だった。

MO　4-3-2-2　UW Deck

9 《島/Island》
8 《平地/Plains》

2 《先兵の精鋭/Elite Vanguard》
1 《物知りフクロウ/Sage Owl》
1 《嵐前線のペガサス/Stormfront Pegasus》
1 《魅惑するセイレーン/Alluring Siren》
2 《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter》
1 《古参兵の鎧鍛冶/Veteran Armorsmith》
1 《角海亀/Horned Turtle》
1 《幻影の戦士/Phantom Warrior》
1 《カミソリ足のグリフィン/Razorfoot Griffin》
1 《噛みつきドレイク/Snapping Drake》
2 《ロウクスの長槍の達人/Rhox Pikemaster》
1 《大気の精霊/Air Elemental》
1 《包囲マストドン/Siege Mastodon》

1 《高潔のあかし/Righteousness》
1 《予言/Divination》
1 《安全な道/Safe Passage》
1 《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane》
1 《空中浮遊/Levitation》
1 《精神の制御/Mind Control》
1 《思考の泉/Mind Spring》

ゼンディカー環境に慣れた身には結構タイトなマナバランス。
正直このデッキが強いのかどうかは判らない。
全ては《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane(LRW)》頼みだ。

結局、色選択を間違えているのは確実で、もっと気をつけてドラフトしていれば緑青になっていただろう。
目の前を通り過ぎた生物群と《樫変化/Oakenform(M10)》《巨大化/Giant Growth(M10)》が組み合わされば強いデッキが出来ていたのではないかと思う。

対戦表は以下の通り

1回戦

緑単　0-2　白黒
黒白タッチ赤　0-2　青白←僕
黒単　0-2　青赤
緑赤　2-1　赤単ジャッカル

2回戦

黒白　1-2　青白←僕
緑赤　0-2　青赤

3回戦

青赤　0-2　青白←僕

1戦目
GAME1
相手の事故で勝ち。

GAME2
《魔性の教示者/Diabolic Tutor(M10)》から《地震/Earthquake(M10)》を撃たれて場が壊滅したが《幻影の戦士/Phantom Warrior(M10)》で勝ち。
総じて《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter(M10)》が頑張った。

黒単は《堕落の触手/Tendrils of Corruption(M10)》
《破滅の刃/Doom Blade(M10)》
《夢魔/Nightmare(M10)》
《立ちはだかる影/Looming Shade(M10)》を擁する強力な黒単だったがGAME1を《火の玉/Fireball(M10)》で落とし、
GAME2を恐らくサイドインされたであろう《否認/Negate(M10)》によって
《風のドレイク/Wind Drake(M10)》が守られ、《噛みつきドレイク/Snapping Drake(M10)》も加わって負けていた。

赤単ジャッカルは《ボール・ライトニング/Ball Lightning(M10)》
《溶岩の斧/Lava Axe(M10)》
《焦熱のヘルハウンド/Fiery Hellhound(M10)》
《チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar(M10)》搭載だったが、序盤の展開に失敗しそのまま負け。

緑単は《樫変化/Oakenform(M10)》を複数搭載したデッキだったが、相手の《目潰しの魔道士/Blinding Mage(M10)》と《平和な心/Pacifism(M10)》が強すぎて負け。

2戦目
GAME1
思考の泉/Mind Spring(M10)》でたくさん引いて勝ち。

GAME2
相手1マリガンながらも《嵐前線のペガサス/Stormfront Pegasus(M10)》
《カミソリ足のグリフィン/Razorfoot Griffin(M10)》と続けられ
ブロッカーを《平和な心/Pacifism(M10)》と《堕落の触手/Tendrils of Corruption(M10)》で退かされて負け。

GAME3
《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane(LRW)》で一方的に勝ち。

3戦目
GAME1
《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane(LRW)》と《思考の泉/Mind Spring(M10)》で勝ち。

GAME2
《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane(LRW)》と《精神の制御/Mind Control(M10)》で勝ち。

対戦相手に「デッキが強いね」と褒められた。
確かに《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane(LRW)》は強いねｗ

と言う訳で3-0。

ピック、デッキ構築共に疑問点はあった。
卓の流れを読む以前に単体のカード評価が定まっていないのが問題だ。
幸い実戦を経験した事で、そこまで大きくカード評価が間違っていない事は解った。
強いと思って取ったカードは思った様に強かったし、相手のコンバットトリックもケアできていた。
除去が極端に限られていたため、要所で使うためにしっかり我慢できたのは良かったと思う。

しかしM10のレアをほとんど持っていないので、自制心を持って挑まないとレア取りに終始してしまいそうだｗ

《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M10)》を求めて戦いは続く･･･。