遂に悪斬週間始まる!

悪斬週間とはM10NixTixWeekの俗語である。

ちょうどWWKのプレリリースを今週末に控え、環境の変わり目にあってMOでは今後をどの様に過ごそうか模索する時期である。

その時期にあってM10Draft参加費無料週間である。
今や環境を代表する白の神話レアであり、デッキの色が白ければメインかサイドに顔を出し、人々のデッキ構築を悩ませる。
誰も彼もが使い使われ、遂には空前絶後の値がつくに至った、
あの《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M10)》を手にするチャンスである。

今週ばかりは誰もが《光輪狩り/Halo Hunter(ZEN)》
夜空を見上げて天使を狙うハンターである。

そう言う僕はと言えば今日はMO出来ず。
もしDraftに参加していたとすれば嬉しそうにタイトルを「MO8-4」だとか「MO4-3-2-2」だとかにしているはずである。
《会社の壁/Wall of Company》は堅かった・・・。

とは言え逆に考えれば色々と情報を得る時間を確保できた事になる。
僕はM10にはほとんど馴染みがない。
周囲がM10Draftに対して極端に冷淡だったからだ。
それでもM10について全く知らない訳ではなく感慨深い思い出もある。

忘れもしない。あれは去年の夏の事。僕は日本選手権本戦が開かれた会場に居た。
とは言え僕が日本選手権本選に出場した訳ではない。
その翌日に開かれた日本レガシー選手権の
さらにサイドイベントのアンカットシート争奪M10シールドトーナメントに出ていたのだ。

その会場にヤマショーさんはいた。
ヤマショーさんは、僕が大学生の頃良く読んでいたHP上で
「銀河系を股にかけて活躍されるプレイヤー」と評されており、僕の中では伝説上の生き物と大差なかった。

だって銀河系である。
レアル・マドリードである。
銀河を股にかけているのである。
想像を超えている・・・。

幸いにして僕は一度写真か何かでお顔を見た事があり、なおかつご友人と思わしき方が
「ヤマショーさん」と呼んでいた。

間違いない。

僕はどちらかと言えば人見知りをするタイプだが、この時ばかりは好奇心が勝った。
ヤマショーさんはその時ご友人のシールドデッキを診ていた。
僕は思い切って声をかけ、少しばかり話し、そしてデッキを見てもらった。
M10環境について聞き、シールドにおいてはカードパワーの高いものはやっぱり入れるべきで、僕がマナカーブが崩れると言う理由で採用を避けていたいくつかのカードをデッキに入れた方が良いと教えてもらった。
その時ヤマショーさんが「マナカーブって言う考え方は好きじゃないんですよね。」
と言って笑ったのが印象的だった。

・・・ってこれM10あんまり関係ないな。
M10それ以来触っていないし・・・。

昔話はさておいて、早速色々情報を・・・。

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・∑(゚ω゚ノ)ノジカンガ!

流転を経て前回、席順についてメールで確認してくださったOgoshiさんのページに辿り着く。
その節はお世話になりましたm(_ _)m

ピック譜付の記事を読んで、読んで、読んでいたらいつの間にか時間が吹っ飛ばされていた。

M10環境は緑を含めた全ての色に除去(もしくは擬似除去)があり、絶対に組んではいけない!と言う色の組み合わせは特になさそうに見える。
M10環境に全く馴染みのない僕だが、環境自体は極めて成熟しているであろう事を考えると《樫変化/Oakenform(M10)》を極端にかき集めたり
《ジャッカルの使い魔/Jackal Familiar(M10)》と《溶岩の斧/Lava Axe(7ED)》を山ほど用意して赤単/準赤単を組むなどと言う事をやらせてもらえるかどうか。

実際に体験してみない事には解らないが、用意されたプールとしては、
黒>白≧青>緑>赤と言った感じか?
とにかく赤は《稲妻/Lightning Bolt(M10)》以外のコモンの性能が貧弱でコンフラックスで散々馬鹿にされた《峡谷のミノタウルス/Canyon Minotaur(M10)》が中堅どころ。
その他にも
《溶岩の斧/Lava Axe(M10)》
《ラッパの一吹き/Trumpet Blast(M10)》
《ジャッカルの使い魔/Jackal Familiar(M10)》
など尖ったカードが満載で、慣れるまでは手出ししない方が良さそうだ。

僕の中で4位にランクさせた緑の評価も難しく「堅い」と評価されるのがタフネス4からだと言う事を考えると《巨大化/Giant Growth(M10)》《樫変化/Oakenform(M10)》はすごく魅力的に映る。
対飛行についてもコモンでは《噛みつきドレイク/Snapping Drake(M10)》が最大級な事を考えると《大蜘蛛/Giant Spider(M10)》の堅さは相当なものだ。
ただ、黒はともかく青と白は軽いところが要所をどかしながら殴ってくるので、ゼンディカー以上に緑の扱いは難しそうだ。

最初は流れを見ながらカードが生物が平均して強い白か、除去が豊富な黒、もしくはがっちり出来てカードを引いて誤魔化せる青を中心にピックしてみよう。
とは言ってもソートもカード評価も解らない中で、何を目印にすれば良いんだろうか・・・。

とりあえず明日は参加してみようと思う。

コメント

Fの人
2010年1月28日23:50

個人的なM10最強色は白緑だと思っています。次点青黒。赤は《火の玉/Fireball(M10)》か《稲妻/Lightning Bolt(M10)》をタッチする色ってイメージです。
基本的に膠着するのでけっこう簡単にカードパワー1枚で逆転される環境ですので気をつけてくださいw

Ogoshi
2010年1月29日11:26

悪斬週間はじまりましたね!

割とどのカラーコンビネーションでもデッキになりますが、
M10は、GW、BU、WU、monoB あたりが強いアーキタイプだと思います。

bun
2010年1月29日18:22

>Fの人さん
なるほど。白緑が一番コンバットトリックが強い色だから・・・でしょうか?
白緑であれば生物の質も他の色に比べて優秀ですね。
《樫変化/Oakenform(M10)》も強く使えそうです。
黒青は素直に強そうですね。
《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter(M10)》が生きていれば中盤以降の優位は相当な物がありそうです。

>カードパワー1枚で逆転される
そうすると相手が強かった場合は、相手の爆弾に対処する手段が必要ですね。
この点を踏まえると除去や《霊魂放逐/Remove Soul(10E)》《否認/Negate(M10)》に代表される妨害手段、場合によっては《強迫/Duress(M10)》《安全な道/Safe Passage(M10)》は強そうです。

>Ogoshiさん
こんばんは。日記拝見させて頂きました。
お陰様で、だいぶ情報を得る事が出来ました。後は実戦でPickを修正できればと思います。
特に《ルーン爪の熊/Runeclaw Bear(M10)》の様な低マナ域をどの様に扱うかを見られた事と、
実際のピック譜を追う事で、M10におけるカードプールをより深く理解できたのは大きかったです。

ゼンディカーの様にプレイ可能なカードの種類が多い環境と比較すると
「本当にデッキに入れたくないレベルのカード」が多いなと感じます。
この事から結構良い流れが来ていても単色でデッキを組み上げるのは難しそうですね。
ただ、黒は特に単色志向が強く単色で組めたら恐ろしく強そうです。
赤も同様に単色志向が強い色ですが・・・立ち位置的に赤単は難しそうですね。
この当たりも実戦で確かめてみます。
無料週間中にどれだけプレイできるかは不明ですが・・・。

目指せ!《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M10)》ですw
bun

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