前回のまとめから、僕の8人ドラフトにおける緑の使用率の高さが浮き彫りになった。
僕の場合は、上家の指示に従い環境の要請によって緑をピックしている訳で、言わば受動的に緑を引き受けている事になる。
その中にあって、2-0-1や2-1の成績を修める事はあっても、ほとんど3-0する事はない。
やはり、人気薄の色には人気薄なりの理由がある訳で、3-0を目指すなら環境に存在するプールの中で強い色を使わなければならない。
完全な私見だが、コモンだけで5色を強さ順に並べた場合は以下のようになる。

黒>青≧緑>赤>白

ゼンディカー環境の黒は強い。

《サラカーの匪賊/Surrakar Marauder(ZEN)》を筆頭に回避能力があり、上陸を考えれば伸びてしまうであろうマナを《墓所の切り裂き魔/Crypt Ripper(ZEN)》や《心臓刺しの蚊/Heartstabber Mosquito(ZEN)》がより有意義な物にしてくれる。
《ハグラのクロコダイル/Hagra Crocodile(ZEN)》は、コモンの上陸生物シリーズ中、最も安価に手に入る割りに非常に打点が高い。
この「安定して上陸が出来る」と言う要因は非常に重要である。
もちろん色の役割として
《忌まわしい最期/Hideous End(ZEN)》
《見栄え損ない/Disfigure(ZEN)》
《心臓刺しの蚊/Heartstabber Mosquito(ZEN)》などの除去も備えている。

シールドで見られる様に、黒が強いのは納得だ。

次に青。
ゼンディカーの青の特徴はやはり「飛行」に代表される回避能力である。
《天空のアジサシ/Welkin Tern(ZEN)》
《ウマーラの猛禽/Umara Raptor(ZEN)》
《風乗りの長魚/Windrider Eel(ZEN)》
の御三家に加えて《空の遺跡のドレイク/Sky Ruin Drake(ZEN)》は有用だ。
《クラーケンの幼子/Kraken Hatchling(ZEN)》に見られる様に地上のブロッカーに特化した存在もあり、青単色で「地上を固めて空から殴る」を実現する事が出来る。
色の特性として与えられたバウンスは《乱動への突入/Into the Roil(ZEN)》と《鞭打ちの罠/Whiplash Trap(ZEN)》とあり、後者はやや使い勝手に難があるが、前者はほとんど場面を選ばず強力である。
単色志向の強いゼンディカーにあって、単色で組み上げるメリットが無いのは、やや不利である。

次に緑。
MOにおいては非常に人気が薄い。
用意されたプールを見れば生物性能では上の2色に劣らない。
単色で組み上げた時に非常に強力になる《大木口の幼生/Timbermaw Larva(ZEN)》と、使い勝手が良くなる《巨森の蔦/Vines of Vastwood(ZEN)》は緑単の生命線だ。
反面、回避能力は全くなく「デカさ自体が回避能力」を地で行く事になる。
低いマナ域に気をつけてデッキ構築を行わないと、何も出来ずに死ぬ可能性はある。
ピックのし易さや、用意されたプールから5色中もっとも単色傾向の強い色ではないだろうか。

次に赤。
MO内で人気が高い赤だが、僕の中では評価が低い。
《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》や《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》は強いのだが、他のカードは十人並みで、回避能力に欠ける。
《刃牙の猪/Bladetusk Boar(ZEN)》が用意されているが、卓に赤の人数が多い現状を踏まえると性能は安定しない。

白ほどではないが、用意されたプールがちぐはぐである。
例えば《尖塔の連射/Spire Barrage(ZEN)》は5マナと重く、除去としては扱い辛い部類に入る。
本体火力としての価値を見込むならば今度は《マグマの裂け目/Magma Rift(ZEN)》や《破滅的なミノタウルス/Ruinous Minotaur(ZEN)》との相性に難がある。
赤単の特権と言うべき《溶鉄の荒廃者/Molten Ravager(ZEN)》だが、常にマナを必要とするため、《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》や《ゴブリンの近道抜け/Goblin Shortcutter(ZEN)》と相性が悪い。
総じてメインカラーとしては扱い辛く、セカンドカラーとして優秀だ。

最後に白。
完全に私見だが「大きくない緑」や「飛んでない青」と言う印象だ。
2マナ域こそ《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》で優遇されているように見えるが、プール全体で見ると貧弱、かつ方向性がちぐはぐだ。
《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》はその性格から完全に攻撃向き。
《オンドゥの僧侶/Ondu Cleric(ZEN)》
《マキンディの盾の仲間/Makindi Shieldmate(ZEN)》
《柱平原の雄牛/Pillarfield Ox(ZEN)》
は防御向きだ。
確かに《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》や《コーの鉤の達人/Kor Hookmaster(ZEN)》は非常に強力ながら他に優れたスペックのカードはない。

上下両家で色が被った時は住み分けがしやすいと言う特性があるが、ピックの前段階から被る事を前提で考えるのは、病院に行くために病気になるような物だ。

ただ、今回はコモンのみを抽出したプールを前提として話をした。
MOで白の人気が高いのは、コモンに白への参入を誘引する《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》がある事に加えて、アンコモンが強力である事には留意が必要だろう。

さて。前置きが長くなってしまった。前置きが長くなった時は1没した時である。
だって書く事がないんだもん。

と言う訳で下記が今回のピック譜である。

http://sky.geocities.jp/wenmin0624/1-10-2010.html

今回は某所にてインスパイアされた結果、僕の中ではかつてトラウマと共に封印されたピック法を試行する。

決め打ちである。

かつてのトラウマがどうとかは、この際脇に置くとして、決め打ちすると何が起こるか。
当然、ドラフト開始直後から1色の色を取り続ける訳だから、強烈なシグナルを出す事になる。
一般にタイトであるとされる8-4卓においては、上下の色被りは許されないため、下家はこのシグナルを見逃さないだろう。
ゼンディカー環境は、単色志向が強い事からこの戦略とは相性が良い。
後はピック最序盤に上家と色が被っていない事が確認出来れば完璧だ。
下家は僕のコントロールを離れる事は出来ないだろう。

1-1
さて。肝心の初手だが《黒曜石の火心/Obsidian Fireheart(ZEN)》から。
親和レアであり、パワーカードであり、単色向きである。
初手にしては申し分ない。
ちなみに今回は「決め打ち」がテーマであるため、緊急時(上家と色がもろ被り)以外は赤路線を継続する。

もうピック自体が終わっちゃった後なので、本当に後の祭りなのだが、根本的にピック内容の議論の余地が限られるピック譜を公開するべきかについては疑問がある。
今回は、テストケースとしての側面がかなり強くなってしまうが、ご承知おき頂きたい。

1-2
アンコモン抜けだが、非常にやる気のないpackである。
下手に《沸騰する小湖/Scalding Tarn(ZEN)》を取られて、「上陸シナジー」の名の下に赤に入られたら元も子もない。
元々色主張ができるほど強いpackではないし2手目に《タクタクの唸り屋/Tuktuk Grunts(ZEN)》なのもゾッとしない。
《沸騰する小湖/Scalding Tarn(ZEN)》をピックした。

1-3
《忌まわしい最期/Hideous End(ZEN)》抜け。
いつもなら《放牧の林鹿/Grazing Gladehart(ZEN)》から緑に入るタイミングである。
今回はその役を演じるのは下家の役割である。
僕は《マグマの裂け目/Magma Rift(ZEN)》を。
一応《破滅的なミノタウルス/Ruinous Minotaur(ZEN)》が1周するかもなと言うところだが、両方を採用するには限界枚数がある。

1-4
このpack内容が、現在緑が置かれている状況を簡潔に表している。
上半分には、恐らく緑プレイヤーは存在しないだろう。
《噴火滑り/Geyser Glider(ZEN)》をピックしつつ下家を祝福する。
1戦目で当たらないでくれよ・・・?

1-5
急に枯れた内容の中から《溶鉄の荒廃者/Molten Ravager(ZEN)》を。
既にピックした《マグマの裂け目/Magma Rift(ZEN)》とは相性が良くなく、アンビバレンスな赤のプールを良く示している。

その後も元気良く赤単ピック。完全に迷いは無い。

1-6
《高地の狂戦士/Highland Berserker(ZEN)》
1-7
《破滅的なミノタウルス/Ruinous Minotaur(ZEN)》
1-8
《ムラーサの紅蓮術士/Murasa Pyromancer(ZEN)》
1-9
《破砕/Demolish(ZEN)》
1-10
《不安定な足場/Unstable Footing(ZEN)》
1-11
《破滅的なミノタウルス/Ruinous Minotaur(ZEN)》だが、ピックミス。
《盾の仲間の祝福/Shieldmate’s Blessing(ZEN)》のをカットか、《殺戮の叫び/Slaughter Cry(ZEN)》をピックするべきだった。
1-12
《ぐらつく峰/Teetering Peaks(ZEN)》!ラッキー。

後は適当に。
上家は黒方向で赤では無いし1周後の反応も悪くはない。
少なくとも下家は赤では無いと思うし、ちゃんと緑をピックしてくれていると良いなぁ・・・と言うところ。

2-1
割りと強いpackの中から《溶鉄の荒廃者/Molten Ravager(ZEN)》を。
ピックの受けが狭いのは単色ピックの弊害で、こう言う時は対処に困る。

2-2
これは・・・。
このソートは・・・。《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》抜け・・・。
いや。FOILが混入されていたと言う可能性は否定できないし、したくない。
《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》を。

その後も確証無く赤単ピックを継続。
取れたラインナップ的には悪くない。下家ともろ被りと言う事は無さそうだ。

2-9に《地獄火の雑種犬/Hellfire Mongrel(ZEN)》が1周していた事にホクホクしていたら2-10と2-12に驚愕。
ホクホク気分が一気にさめたw

3pack目も赤単ピックを継続。

MO 8-4 monoR deck

15 《山/Mountain》
1 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
1 《ぐらつく峰/Teetering Peaks》

1 《ゴブリンの近道抜け/Goblin Shortcutter》
1 《高地の狂戦士/Highland Berserker》
1 《面晶体集め/Hedron Scrabbler》
2 《溶鉄の荒廃者/Molten Ravager》
1 《破滅的なミノタウルス/Ruinous Minotaur》
1 《松明投げ/Torch Slinger》
1 《地獄火の雑種犬/Hellfire Mongrel》
1 《髑髏砕きの巨人/Shatterskull Giant》
3 《刃牙の猪/Bladetusk Boar》
1 《黒曜石の火心/Obsidian Fireheart》
1 《尖塔の連射/Spire Barrage》
1 《タクタクの唸り屋/Tuktuk Grunts》
2 《噴火滑り/Geyser Glider》

1 《冒険者の装具/Adventuring Gear》
1 《探検者の望遠鏡/Explorer’s Scope》
1 《ゼクター祭殿の探検/Zektar Shrine Expedition》
2 《ゴブリンの戦化粧/Goblin War Paint》
1 《マグマの裂け目/Magma Rift》

生物性能はまあまあだが、除去が足りない。

ちなみに卓配置は以下の通り。

緑白赤青黒同盟者
黒白タッチ緑
緑タッチ白
白赤上陸
白黒青同盟者
黒青
赤単 ← 僕
青単タッチ白

カオス。実にカオス。

1pack目に壮絶に流れて行った緑は一体どの時点でどこに漂着したのか。
黒白タッチ緑の緑要素は《硬鎧の群れ/Scute Mob(ZEN)》
青単タッチ白のタッチ要素は《落とし穴の罠/Pitfall Trap(ZEN)》と《風をまとう突撃/Windborne Charge(ZEN)》
緑タッチ白の要素は解らないが《平地/Plains(ZEN)》は入っていた。

終わってみれば赤の主要人数は2人で《尖塔の連射/Spire Barrage(ZEN)》が扱えるプレイヤーは僕しかいないが、残念ながら手にする事は出来なかった。
やはり緑が空いていると言うのは動かしがたい事実のようで、同じ決め打ちをするにしても、色を選べと言うのが結論だろう。
特に赤はタッチがし易すぎる。
おそらく下家の2-1ピックは《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》だったのだろう。
結果的に青をプレイしていたが、どこの時点で入ったのかは全く解らない。

1戦目 赤白
かなり上手くまとまった赤白。お手本にしたい。

GAME1
相手先手。
1t目《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》
2t目《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》
3t目《ぐらつく峰/Teetering Peaks(ZEN)》→《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》+《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》

投了。スタンダードも真っ青である。

《ゴブリンの戦化粧/Goblin War Paint(ZEN)》×2を抜いて《蜘蛛糸の網/Spidersilk Net(ZEN)》《地鳴りの揺るぎ/Seismic Shudder(ZEN)》をサイドイン。

GAME2
不幸な事にGAME1と同じ様な展開。
そこに《コーの鉤の達人/Kor Hookmaster(ZEN)》が加わった。
何とか《溶鉄の荒廃者/Molten Ravager(ZEN)》や《黒曜石の火心/Obsidian Fireheart(ZEN)》等で耐えるが、最後の4点は《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》キックで削られた。

1没。

今回は久しぶりに明確な意図を持ってドラフトに参加出来たので満足。
まあ「方法と色を選べ」と言う普通の結論に至ったのは残念だ。

環境初期/中期と比較しても赤単を構築する動機が余り感じられない。
環境への理解が深まるにつれて、赤単の主要パーツである
《溶鉄の荒廃者/Molten Ravager(ZEN)》
《破滅的なミノタウルス/Ruinous Minotaur(ZEN)》
《尖塔の連射/Spire Barrage(ZEN)》
への正当な評価を下す事が出来たからだろうか。
そもそも赤の強いパーツである《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》や《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》が足りなかったのも要因か。
卓配置としては悪くなかっただけに、1没と言う結果は残念だ。

コメント

toshiya k
2010年1月11日0:04

お疲れ様です。こういう試行錯誤というのは非常に大事です。いろいろな気づきがあったと思います。

「決め打ち」ドラフトは、2種類あって、初手で色を決めて周囲の流れに惑わされずに頑固にピックして下家にサインを出していく今回のようなやり方と、パックを開封する前から色を決めておくというやり方がありますよね。

上家の指示に従わずに、開封する前から(bunさんの得意な)緑をやるという戦略でやってみるのも面白そうです。(途中までやってみて流れが悪ければ色は移らなければなりませんが・・・)
ただ、緑をやってる場合、黒単系デッキで強烈に組まれてしまった場合は対処のしようがないので、それで負けた場合は仕方ないと思います(笑)。

ところで、赤「噴火滑り」って、普通のセットのドラフトだと相当強いカードのはずなんですが、この環境だとかなり弱いんですよね・・・。「赤が弱い」戦犯だとも思ってます。

Fの人
2010年1月11日1:10

お疲れ様でした。
赤単、黒単は組めれば非常に強力だとは思う反面、人気色なのでチャンスは少ないですよね。自分はまだ緑単には行ったことがありませんw
「決め打ち」も時に強力な戦略になりえますが、ゼンディカーは上陸、同盟者のシステムと単色指向のカードも多いことから「アーキタイプ」による点数付けのブレが大きいので与えられたカードプールの判断が難しいというのが個人的感想です。

あと、上の方もおっしゃってますが、《噴火滑り/Geyser Glider(ZEN)》は自分も点数が低めです。どちらかというと同盟者ということをおいておいても《タクタクの唸り屋/Tuktuk Grunts(ZEN)》のほうが点数が上です。
自分のイメージですが、赤はタフネス2を焼くカードが多い+速攻や本体火力でダメージレースの追いかけあいに強い。というのがあるので、5マナ域まで行ったときにはこの2つのアクションを出せる《松明投げ/Torch Slinger(ZEN)》や《タクタクの唸り屋/Tuktuk Grunts(ZEN)》、あるいは3マナ域、4マナ域に《ゴブリンの戦化粧/Goblin War Paint(ZEN)》をつけて殴る、などのアクションがかみ合っている気がします。

nophoto
fff
2010年1月11日8:51

1-2 heartstabber_mosquito
1-3 bala_ged_thief
1-4 terra_stomper
1-6 territorial_baloth
1-7 tajuru_archer
1-8 vines_of_vastwood
1-9 bog_tatters
1-10 shoal_serpent
1-11 slaughter_cry
1-13 sunspring_expedition
2-1 oran_rief_recluse

ここから先は色が異なると回ってくるカードが変わるので、
bunさんと同じ赤単のピックをすること前提で。

2-4 torch_slinger
2-8 molten_ravager
2-10 cliff_threader
3-2 teetering_peaks

bun
2010年1月11日19:27

>toshiya kさん
いやはや。大変勉強になりました。ピック中は本当に胃が痛かったですw
「下家へのシグナル」重視だと、受け止めてもらえなかった時に被害が大きいですね。
特に不人気な色ならなおさらでした。
今回のピックで決め打ちの弊害も改めて認識したので、次回に生かせればと思います。

>《噴火滑り/Geyser Glider(ZEN)》
環境の硬さのボーダーが4だと考えているので、5マナ4/4と言う事で評価しました。
2-4は《松明投げ/Torch Slinger(ZEN)》が正解だったかな・・・と思います。
《噴火滑り/Geyser Glider(ZEN)》がぱっとしないのは《霊気の想像体/AEther Figment(ZEN)》と同じで「上陸」の所為で軽くて打点が高い環境だからでしょうか。
確かに《噴火滑り/Geyser Glider(ZEN)》で無くても、《髑髏砕きの巨人/Shatterskull Giant(ZEN)》でも《タクタクの唸り屋/Tuktuk Grunts(ZEN)》でも良い訳ですから優先順位は低くなりますよね。

>Fの人さん
お名前に「さん」をつけて良いのか非常に迷いますw
他の環境でもアーキタイプによってピック優先順位が異なると言う事がありますが、ゼンディカーではそれが顕著な気がします。
特に白のコモンは、アーキタイプによって、評価が乱高下しますね。

>《噴火滑り/Geyser Glider(ZEN)》
やっぱり《松明投げ/Torch Slinger(ZEN)》優先でしたねw

ただ、環境的にタフネス2と3、3と4に結構な違いがあると思うので《タクタクの唸り屋/Tuktuk Grunts(ZEN)》より下かどうかは難しいところです。
結局は《ゴブリンの戦化粧/Goblin War Paint(ZEN)》や《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》で突破して行く事を考えると、違いが無い様にも思えますが・・・。
緑単/準緑単は、結構お勧めです。
きちんとダメージレース出来る様に意識すれば、打点が高いので戦いやすいです。
ですから、緑白でも、緑単タッチ《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》や緑単タッチ《コーの鉤の達人/Kor Hookmaster(ZEN)》はデッキとしてありだと思います。

>fffさん
今回の企画は申し訳ありませんでしたm(_ _)m
fffさんにピックを提案してもらって、勉強させて頂いているうちに、僕の中の秘密の目標の1つに「fffさんと1つもずれないピックをしよう」と言うのができまして、今回は絶対にそれが無理だなと思いました。
いま公開しちゃったんで秘密ではなくなりましたがw

僕も普通にピックするとしたら
1-2《心臓刺しの蚊/Heartstabber Mosquito(ZEN)》
1-3は上家が《見栄え損ない/Disfigure(ZEN)》ですから《放牧の林鹿/Grazing Gladehart(ZEN)》になります。

2-4はやっぱり《松明投げ/Torch Slinger(ZEN)》の様ですねw
2-8は赤単と言えども3枚《溶鉄の荒廃者/Molten Ravager(ZEN)》をデッキに採用すると言うのは・・・と思いましたが《破滅的なミノタウルス/Ruinous Minotaur(ZEN)》でも採用できませんねw

3-2は《ゴブリンの戦化粧/Goblin War Paint(ZEN)》より《ぐらつく峰/Teetering Peaks(ZEN)》でしょうか?
僕としては赤単には突破要素が重要なので《ゴブリンの戦化粧/Goblin War Paint(ZEN)》をピックしたのですが・・・。

これからもどうかお付き合い下さい。
この環境が終わる前に何とか目標達成しようと思いますw

あ。でも意識しないで下さいね。

kaenbin
2010年1月12日15:00

私も決めうちをよくやります。
っていうかあんまり練習回数が少ないため環境的に決め打ちできるかどうかを探すことをいつもやっているので・・・
昔決めうち戦略記事を書きました。
URLは貼れなくなっているので私のページにあるテーマ別日記のポエムというのがそれです。
よかったら読んでください。
決めうちは回避手段を用意しておかないとよっぽどの不人気アーキタイプでもない限り厳しいです。
でもツボにはまると延々と勝ち続けられるのでがんばってください。

bun
2010年1月12日20:03

>kaenbinさん
ポエム大変面白かったです!
早速実践してみますね。
bun

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