酒人を飲む

2010年1月4日 TCG全般
寝正月と言う言葉はあるが・・・。

一昨日、某所にドラフトをやりに行くものの案の定お酒を飲む事になり、ピックは言うに及ばず、卓配置やデッキ内容も覚えていない。
午前2時過ぎに帰宅すると、何故か姉が起きておりそのまま姉とテトリスを延々とプレイすると言う奇行を経て、いつの間にか布団の中にいた。

そのまま二度寝、三度寝を繰り返す内に今日の朝に・・・。
さすがに時間が勿体無かった。

前回のエントリで目標にした「卓の色配置を把握する」だが、基本的に上家がピックしたカードの確定情報はソートからしか得られない。
それ以外はまわってきたカード群から上家方面の色を類推するしかない。
情報を得る手段は限られているので、その中でどの様にして精度を上げていくか。

単純に思いつくのはAソート以外のB~Dソートの把握である。
A~Dまでのソート情報を完全に把握してしまえば、得られる情報はかなり増える。
アンコモンも「友好2色と対抗色」の組み合わせで入っているとされるので、ある程度は推測する事が出来る。
レア抜けには対応できないが他に方法もないので仕方が無い。

となるとゼンディカーのコモンソート解析をする必要があるのだが、環境後期のこの時期にカートン単位で開封するのはちょっと・・・。
次善の策としては今までの記録からソートを解析する事か。
リアルのソートがMOで再現されているかは定かではないが・・・。
ソート解析の方法を調べなければ。

上家方面は上記方法で情報を集めるとして、下家方面はどうするべきだろうか。
これも単純に思いつくのは下家に困難な判断を必要とするpackをなるべく送らない事だ。
例えば1色が非常に濃いpackを下家が受け取った場合は、下家もその色を避ける可能性がある。
その色を自分がピックした場合は下家も同じ色をピックする可能性があるが、上家優位を利用して、可能ならば色から降ろしてしまうか、セカンドカラーに格下げさせる。
状況がそれを許さなければ、自分がその色から降りる事を考えても良い。
道筋さえしっかりとつけていけば下家や下々家が大きくその路線から外れる事はないだろうし、イレギュラーな状況が起こってもソート情報で感知できる。
ただ、この方法を実施すると上家の意向をそのまま下家にスルーしている様なものなので、普通に自分のデッキが弱くなる気がする。
下家に配慮して色を変えるのは本末転倒だろう。

そもそもの問題としてMOの「対戦席はランダム。かつシングルエリミネーション」方式で協調ドラフトを行うと言う姿勢にもある程度の疑問を抱かざるを得ない。
かと言って「これが最善です」と言う様な代替案もある訳ではなく、普通の順位取りドラフトの場合よりはカットに気をつけると言った程度である。
カットと言う行為は自分を弱くする代わりに周囲を弱くする効果がある。
しかし、その効果は限定的であり、8人ドラフトでは費用対効果が釣り合わないと思う。
ゼンディカードラフトではおよそ42回ピックする機会があり、メインに必要な枚数は22~23枚。
サイドボードの確保や初期の色選択の影響を考えると、意味のあるカットがどの程度の回数可能なのか。
今まではメイン・サイドに入るカードの枚数のみに気を使ってきたが、自分のデッキが完成していない段階でも積極的にカットをする為に、今まで以上に穴埋めカードを有効に使うドラフトと言うのも有りなのかも知れない。
問題はMOでそれをやっても、周囲の正確なピック順が解らない事に加えて、シングルエリミネーション形式なので、カットの効果の評価が難しい点だ。

とりあえずはB~Dソートの解析を。
出来るのか非常に不安である。

※追記
一応調べましたが、ゼンディカーのB~Dソートが既に公開されているって事は無いですよね?

※さらに追記
MOのDraftRecorderのデータを利用したソート解析は無理みたいです。
試しにAソートと答えあわせをしてみましたが、どうにも合いませんでした。
本来隣にあるカードでも対にならない様で何ともなりません。
packのデータはあるのに勿体無い・・・。

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bun

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