雪が降りそうなほど寒い夜。
今日の夕餉はおでん。我が家のおでんは味噌を付けて食べる名古屋風。
こんにゃくを発明した人間は奇才だと思う。

最近はゼンディカーの8-4卓がなかなか成立しない。
我慢しきれず4-3-2-2に参加する。

前回に引き続きできるだけビートデッキを組むように心がける。
前回のエントリを見返して思ったのだが、僕は緑単色でデッキを組んだにも関わらず「ビートデッキが構築出来なかった」と書いている。
ビートデッキでなければ、コントロールデッキで無ければならないが、僕のデッキはコントロール足り得ただろうか?

ゲームが長引くほど優位になるか?
特にその要素はない。否である。

相手よりドローソースやアドバンテージカードはあるか?
《カビのシャンブラー/Mold Shambler(ZEN)》で一応2対1交換が可能で《巨森を喰らうもの/Vastwood Gorger(ZEN)》も一応そうだろうか?
一般的なアドバンテージカードの分類ではないな。
これも否である。

除去は相手より多いか?
緑単色だ。これも否である。

と言う事で、先だってのデッキは、ほとんどの場合ビートデッキとしてプレイされなければならない。
一応序盤の展開を意識して2マナ域から入ってはいるが、相対的に見て多いとは言えないだろう。

結果的に序盤から展開して勝利したマッチもあったが、いまいち意識が足りない。要反省である。

と言う訳で下記が今回のピック譜である。

http://sky.geocities.jp/wenmin0624/12-18-2009.html

僕の目にはどれも大差なく、微妙なラインナップに見える。候補を挙げると
《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》
《精神ヘドロ/Mind Sludge(ZEN)》
《墓所の切り裂き魔/Crypt Ripper(ZEN)》
《巨大蠍/Giant Scorpion(ZEN)》
《噴火滑り/Geyser Glider(ZEN)》
《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》

正直、どれも上家の意向によってはすぐに捨ててしまうものである。
と言う訳で捨てなくても良い《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》を。
黒が若干下家の目につくかなぁと言ったところ。

2手目
これまた微妙なラインナップだが《巨森の蔦/Vines of Vastwood(ZEN)》と迷いつつ《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage(ZEN)》を。
レア抜けで上家の意向はわからない。

3手目
先ほどまでとは打って変わって強力な内容である。
白に行くなら《コーの鉤の達人/Kor Hookmaster(ZEN)》
緑なら《ベイロスの林壊し/Baloth Woodcrasher(ZEN)》
黒継承なら《サラカーの匪賊/Surrakar Marauder(ZEN)》である。

この中から《ベイロスの林壊し/Baloth Woodcrasher(ZEN)》を。

4手目
多少驚きつつも《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》をピック。

5手目
上家様からの《コーの鉤の達人/Kor Hookmaster(ZEN)》を有難く頂戴する。

6手目
上家の色は良く解らないが黒かなぁ?と言ったところ。
白はやらせてもらえそうなので素直にそれに従い《風をまとう突撃/Windborne Charge(ZEN)》を。

その後は白単志向でピック。
7手目《コーの決闘者/Kor Duelist(ZEN)》
8手目《コーの装具役/Kor Outfitter(ZEN)》
これは《カビのシャンブラー/Mold Shambler(ZEN)》と非常に迷ったが、練習を意識した結果。

9手目
卓に2人の緑なら良いかと思い《野蛮な影法師/Savage Silhouette(ZEN)》を。
《獣使いの昇天/Beastmaster Ascension(ZEN)》は上手く使えた事がない。
美麗に使いこなした方がいれば常時体験談募集中である。

1pack目を終了したところでは可もなく不可もなく。
4手目の《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》から白のフィーバーを期待したがそうはならなかった。

2pack目初手はまたもや《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》から。
《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya(ZEN)》と非常に迷ったが・・・。
流れを見返してみて今なら《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya(ZEN)》を取るかもしれない。
この時にはまだ白単ピックに未練があったが、どうにも白単を構築できるとは思われない。

2手目
あらら。《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》抜けである。
下家は《コーの鉤の達人/Kor Hookmaster(ZEN)》から白に入ってしまったようだ。
プラン変更せざるを得ない。
下家と色が被ってしまったので、下家が上家化したと捉えてpack内で一番強いものを。
この中では《カズールの大将軍/Kazuul Warlord(ZEN)》だろうと判断しピックした。

3手目
2pack目の2手目を継承して《罰する火/Punishing Fire(ZEN)》を。

4手目
《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》を。
運良く下家方面では赤が空いていたようだ。

その後は赤白ピック
5手目《カザンドゥの刃の達人/Kazandu Blademaster(ZEN)》
6手目《ゴブリンの近道抜け/Goblin Shortcutter(ZEN)》
ここから赤白ビートデッキをかなり意識する。

7手目愛する《松明投げ/Torch Slinger(ZEN)》を。
8手目同盟者寄りで《石造りのピューマ/Stonework Puma(ZEN)》を。
9手目予定通り1周した《コーの決闘者/Kor Duelist(ZEN)》を。
10手目《ぐらつく峰/Teetering Peaks(ZEN)》
11手目《殺戮の叫び/Slaughter Cry(ZEN)》
12手目《命拾い/Narrow Escape(ZEN)》
14手目《カビーラの交差路/Kabira Crossroads(ZEN)》と良い感じ。

2pack目初手は《ゴブリンの近道抜け/Goblin Shortcutter(ZEN)》と非常に迷って《松明投げ/Torch Slinger(ZEN)》を。
同盟者寄りにピックした場合に《命拾い/Narrow Escape(ZEN)》をより強く使うため。
この時点ではビートとシナジーデッキの半々気味である。

2手目
しょっぱい内容の中から《松明投げ/Torch Slinger(ZEN)》を。

その後適宜カットしながら赤白ピックを継承。
初めて《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》が強いかも知れないデッキを構築した。

MO 4-3-2-2 WR Deck

9 《平地/Plains》
7 《山/Mountain》
1 《ぐらつく峰/Teetering Peaks》
1 《カビーラの交差路/Kabira Crossroads》

2 《コーの決闘者/Kor Duelist》
2 《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx》
1 《ゴブリンの近道抜け/Goblin Shortcutter》
1 《コーの装具役/Kor Outfitter》
1 《板金鎧の土百足/Plated Geopede》
1 《カザンドゥの刃の達人/Kazandu Blademaster》
1 《石造りのピューマ/Stonework Puma》
1 《コーの鉤の達人/Kor Hookmaster》
1 《コーの奉納者/Kor Sanctifiers》
3 《松明投げ/Torch Slinger》
1 《カズールの大将軍/Kazuul Warlord》
1 《迷いし者の番人/Shepherd of the Lost》

2 《冒険者の装具/Adventuring Gear》
1 《罰する火/Punishing Fire》
1 《雨雲の翼/Nimbus Wings》
1 《未達への旅/Journey to Nowhere》
1 《風をまとう突撃/Windborne Charge》

デッキとしてはまあまあな仕上がり。
軽いところも強いし、中・後半もまずまず。
タフネスが高いだろう緑系が若干苦手だろうか。

ちなみに卓配置は以下の通り。

白赤 ← 僕
5色同盟者
白青同盟者
赤緑
黒緑
緑青
青黒
黒赤

割とカオスである。
下家は文句無く5色の同盟者デッキ。
2-1は《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》だった事はソート上確定である。
となるとどの段階から同盟者方向に舵を切ったのか気になるところ。
その下家の青白も同盟者をフューチャーしているところが悲劇と言えば悲劇である。

1戦目 青緑
GAME1
こちら先手。
1t目《コーの決闘者/Kor Duelist(ZEN)》
2t目《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》のイージーウィン。

GAME2
土地4スペル3のぬるめのハンドをキープ。
その後《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》からゲームを開始するが、相手の《ニッサに選ばれし者/Nissa’s Chosen(ZEN)》の前に沈黙。
そのまま高マナ域まで持って行かれてしまい《生きている津波/Living Tsunami(ZEN)》に対処できず敗北。
キープが甘かった。
この環境はできるだけマリガンしたくないが、前のめりなビートならばシビアにキープ基準を設定しなければならない。

GAME3
こちら先手。
1t目《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》
2t目《カザンドゥの刃の達人/Kazandu Blademaster(ZEN)》
3t目《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》と非常に良い周りながら相手の《ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane(ZEN)》だけで負けそうに。
結局《罰する火/Punishing Fire(ZEN)》が墓地に落ちている状況で相手が《ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane(ZEN)》をライフゲインモード(2点)で起動したのを契機に防御網を打開。
何ともトホホな決着だった。でも勝ちは勝ち。

2戦目 5色同盟者
GAME1
こちら先手から1t目《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》
2t目《コーの決闘者/Kor Duelist(ZEN)》とビートらしい展開。
終始優勢に展開し《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》と《風をまとう突撃/Windborne Charge(ZEN)》で削りきった。

GAME2
相手先手1t目に《ゴブリンの先達/Goblin Guide(ZEN)》!?
こちらも1t目に《コーの決闘者/Kor Duelist(ZEN)》で殴り合い。
合計4回《ゴブリンの先達/Goblin Guide(ZEN)》がこちらに土地を供給し決着がついた・・・と思ったところで相手がLostConection。
そのまま帰ってこなかった。勝ち。

3戦目 青黒
GAME1
こちらがまたも《コーの決闘者/Kor Duelist(ZEN)》と《冒険者の装具/Adventuring Gear(ZEN)》でイージーウィン。
2枚づつあるとさすがに安定感がある。

GAME2
相手の《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk(ZEN)》を《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》でキャッチ。
相手のサイズがカラー的に小さい事が幸いし《松明投げ/Torch Slinger(ZEN)》が大活躍で勝ち。

初めて白の攻撃的なデッキを構築する事ができた。
《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》は本当に運用が難しい。
この日記を書き始めた頃は逐一下家との色被りに原因が解らず悩んでいたが、今回は契機が《コーの鉤の達人/Kor Hookmaster(ZEN)》だと当りが付いている。
上家のシグナルときちんと読む事ができたのは素直に評価して良いだろう。
下家方面の赤が薄かったのは正直運が良かった。
2-2は分岐点だったが結果的に流れに乗る事ができた。
1pack目の流し方から緑に固執しなかったのが良かったのだと思う。
プレイに関しても攻めるべきを攻めると言う点がしっかり意識出来ていた。
頻発したイージーウィンもビートデッキならではだろう。
良い経験だった。

ただ、ピック中に方向性を考えるのが未だに難しい。

《松明投げ/Torch Slinger(ZEN)》をピックした順目でもっと攻撃的なデッキを作るためのピックが出来た気もする。要精進である。



コメント

ろせ
2009年12月18日22:13

おつかれ様。さっきまで自分も8-4やってたんで、もしかしたら、あたるかもっと思っていましたが。確かにかなり人の集まりが悪かったです。

nophoto
fff
2009年12月19日0:42

もし自分だったら下記な感じで白黒狙ってますね

1-3 surrakar_marauder
1-9 kabira_crossroads
1-12 shieldmates_blessing
1-13 needlebite_trap
2-2 hagra_crocodile
2-3 bog_tatters
2-4 blood_seeker
2-6 arrow_volley_trap
2-7 nimbus_wings
2-8 bog_tatters
2-11 -
3-1 quest_for_pure_flame

ここから先は色が異なると回ってくるカードが変わるので、
bunさんと同じ白赤のピックをすること前提で。
3-4 grazing_gladehart
3-5 pitfall_trap
3-9 lethargy_trap

ななし
2009年12月19日5:13

サイズが大きいことはアドバンテージを得ていることだと聞いたことがあります。
自分と相手が同じ様にカードを引いてデッキのクリーチャーのサイズが相手より大きければ、ゲームが長引けば長引くほど有利になるとは思います。

bun
2009年12月19日15:51

>ろせさん
お疲れ様です。MOは便利なツールですが、クリックミスなどリアルではありえない状況が発生してしまうのは残念ですね><
恐らく同じテーブルに座る事もあると思います。その時はよろしくお願いします。

>fffさん
なるほど。白黒路線ですか。
基本的には白基本でセカンドカラーはある程度融通が利く状況ではありますが上家(黒)下家(白)被りはきつくないかなぁと。
下家はいつの間にか5色路線なのでどの色を選ぼうと関係ない訳ですがw

1PACK目の流れから上家は黒路線かな?と言う状況ですが、上家と1色被りは許容範囲と言う考えでしょうか?
どうにも僕は固定観念が強くて「強いデッキを作る」方向より「色が被らないように」と言う方向に行ってしまいます。
「色が被らない=強いデッキが作れる」という訳ではない(弱い色を押し付けられる場合もある)のは解っているのですが・・・。

>ななしさん
全体的に前回の反省部分は僕の言葉が不十分でした。

>サイズが大きいことはアドバンテージを得ていることだと聞いたことがあります。
《巨森を喰らうもの/Vastwood Gorger(ZEN)》がダブルブロックされた時とかですね。
《巨森の蔦/Vines of Vastwood(ZEN)》を複数ブロックにあわせたりするケースもそれに該当すると思います。
P/tが大きい生物を使う事でカードアドバンテージを取れる状況が発生する事は理解していたのですが《忌まわしい最期/Hideous End(ZEN)》《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》などで処理されるケースはどう捕らえれば良いのかと思うと答えが出ず、アドバンテージカードに《巨森を喰らうもの/Vastwood Gorger(ZEN)》や《ベイロスの檻の罠/Baloth Cage Trap(ZEN)》を挙げるのが躊躇われました。
同様に「ゲームが長引いた時に優位か」と言う問いにも相手の生物に触れる手段が皆無であるため、ゲームが長引いたとしても《風乗りの長魚/Windrider Eel(ZEN)》が止まらないとか《マーフォークの海忍び/Merfolk Seastalkers(ZEN)》がどうにもならないと言ったケースがあるのに対して、こちらの用意できる脅威が《巨森を喰らうもの/Vastwood Gorger(ZEN)》止まりでは・・・。
と言う事で「否である」と言う結論だったのですが、相手との相対的な評価であると言う視点が欠けていました。
相手が軽めの赤黒デッキであれば(《刃牙の猪/Bladetusk Boar(ZEN)》以外はほぼバニラなため)ご指摘頂いたように「デッキのクリーチャーのサイズが相手より大きければ、ゲームが長引けば長引くほど有利になる」と言えると思います。
逆に相手が同盟者単だったり、青黒の《心臓刺しの蚊/Heartstabber Mosquito(ZEN)》や《無謀な識者/Reckless Scholar(ZEN)》を有効に使うタイプのデッキであれば、その限りではないと言う感じでしょうか。

nophoto
toshiya k
2009年12月19日20:38

>《忌まわしい最期/Hideous End(ZEN)》《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》などで処理されるケースはどう捕らえれば良いのかと思うと答えが出ず・・・
除去はコントロールカードと認識されることが多いです。コントロールカードとコントロールカードで相殺ととらえればよいでしょう。

コントロールvsビートダウンという考え方でいけば、2/2を2体展開している状況で、相手に4/4がでてくれば、たった1枚のカードで場が支配(コントロール)されたことになります。そういった、戦線を支えるようなカードは、基本的にコントロールカードととらえられます。

逆に、自分が2/2を2体展開している状況で、相手に4/4を1体展開されてしまった場合に、自分がオールアタックいくと、お互い何もトリックがなければ、1体は本体にダメージが2点とおり、1体は死亡。2点ダメージを与えるかわりに、こちらはカードを1枚失ってしまいます。マジック的にはあたりまえの話ですが(笑)
ただここで重要なのは、デッキ&プレイングによっては、(お互いコンバットトリックがなかったと仮定して)、カードを失って与えたこの2点のプレッシャーが、結果的に自分の勝利につながるということが、ドラフトでは多々発生するのはご存じでしょう。

カードを失うかわりに与えるダメージ>>カードアドバンテージ

というプレイングが、ビートダウンのプレイングであり、そういった志向性を持つデッキがビートダウン的構築です。
実際のドラフトで、上記のシチュエーションの場合、相手に自分が何かおそろしいカードを手にもっているのでは、と思わせたり、実際に持ってたりするのはよくあることで、結果的に「正しいブロック」をされないことも多いでしょう(笑)。

盤面上の有利だけでなく、そういった「プレッシャー」で相手を追い詰めることができるのが、ビートダウンデッキを使う真骨頂です。

(畏怖や飛行カードは、はっきりとした区分はありませんが、どちらかといえばコントロールカードといえるかもしれません。)

bun
2009年12月20日0:26

>toshiya kさん
なるほど。まだ完全に理解しているとは言えないと思うのですが、仰られる事はおおよそ理解できます。
見せ掛けのテンポやボードに与える影響の大小が関わってくると言う事ですね。

カードを失うかわりに与えるダメージ>>カードアドバンテージ

と言う事を念頭に置くと《火炎破/Fireblast(VIS)》とか正にそんな感じですね。
どれだけリソースを消費しても勝ってしまえば良いと言う。

《巨森の蔦/Vines of Vastwood(ZEN)》や《吸血鬼の一噛み/Vampire’s Bite(ZEN)》を相手に想定させて行動を縛ると言うのもやはり重要なのですね。

問題は状況や相手によって反応が異なるため、ピックや構築段階での評価やプレイが難しい点でしょうか。
こればかりはその場で判断するしかなさそうではありますが、そもそも自分のデッキにそう言った相手に判断を誤らせる要素が入っていないと駄目だよと言う事ですね。

nophoto
toshiya k
2009年12月20日14:38

>ピックや構築段階での評価やプレイが難しい点

これに関しては、むしろ、こういうデッキを組んでプレイする方が「自然」と考える人たちもいます。こういったビートか?コントロールか?の適正は、人間的な性格による部分もあるんではないかと思ってます。

ビートデッキでは、「ここまで削ったので、あとは本体火力なり除去なり、回避持ち生物なり、何かしらの不可抗力をトップデックできれば勝てる」みたいな状態になるときも多いと思いますが、そういった自分のトップデックという「不確定要素」に頼ったプレイングを、「不安・心配」に思うか、「楽しめる」かの性格の違いでもあります。
(※例えば、ZENのドラフトでは、黒「グールドラズの吸血鬼」なんかは、まさにビートダウンカードです。相手のライフを10にすることが目標で、あとは随分と勝利が自分に近づくという・・・)

ビートダウン的性格を持つプレイヤーは、コントロール的性格のプレイヤーの見てを、たいていの場合、「慎重だなあ」という一言で片づけてしまうことが多いのではないでしょうか?

コントロール的なプレイングでは、基本的に、現状見えているカード(主に盤面+自分の手札)をもとに先のプランを計算していると思います。一方ビートダウン的プレイングでは、「盤面+手札」だけでなく、「自分のトップデック」もリソースとして考えるということでは、「一次元深いプレイング」なのではないかと私は思っています。

完全に自分の計算した世界で勝利をおさめるか?貪欲に運も含めた全ての勝機を逃さずに勝利を掴むか?
どちらが優れているわけではありませんが、優れたプレイヤーは一応両方の世界観を持っているので(どちらが得意というのはありますが)、是非、チャレンジしてみてください!

駄文すみません。。。よろしくお願いいたします。

bun
2009年12月21日17:56

ご意見ありがとうございます^^
コメントを読ませて頂いてなぜ僕がビートデッキが苦手なのかと言うのが以前より良く見えてきました。

僕のプレイは基本的に「次のドローが土地(もしくは非有効牌)である」事を前提にプレイしています。
リソース的に最悪の状況を想定しておけば、何を引いてきてもある程度対応できるだろう・・・と言う考えです。
ですから、本当に切羽詰まった時以外は、特定のカードを引いた場合を前提としてのプレイはしません。
非有効牌になる可能性が高い事から、出来るだけ「ある特定の状況にだけ強いカード」を出来るだけデッキに入れたくないと思っています。
例えば《吸血鬼の一噛み/Vampire’s Bite(ZEN)》や《血の求道者/Blood Seeker(ZEN)》のある程度の活躍が見込まれるスペルについても、前述の考え方によって評価が低くなります。
また、僕はドロースペルやアドバンテージカードを高く評価する傾向にあるのはドローの乱数部分から出来るだけ身を遠ざけたいと思っているからです。

ただ、立ち止まって考えれば、前述のプレイスタイルは正しいリスク管理の方法とは言えません。
常にリスクを最大化して考えて、リターンにまで考えがまわっていないからです。一種の思考停止ですね。
トップを織り込んだプレイを実行するか、もしくは堅実にプレイするかは、きちんと状況判断をしてから決定するべきでした。
また、攻勢にでられるように指向性を揃えた構築をしている場合、トップを織り込んでプレイした方が(そう言うカード群でデッキが構成されているのだから)良い結果が得られそうです。

今週は事情により構築をやる事になりますが、コンセプトがはっきりしている分だけ良い練習になりそうです。
また帰ってきますのでその時はよろしくお願いしますね^^
bun

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