先週からの3連休は猛烈にMOをやり続けるかと思いきや、土曜日は仕事に、日曜日はFinals予選にそれぞれ割り振られ、月曜日は猫もかくやと言う具合に眠てしまった。

最近お酒を嗜む様になり、好きな事 × 楽しい事 = 最高!
だと思うとお酒を飲みながらMOをやりたいと言う誘惑に駆られる。
おそらくピックやプレイがグダグダになるだろうと思い、今は何とか踏みとどまっているがいずれやってしまいそうである。

と言う訳で下記が今回のピック譜である。

http://sky.geocities.jp/wenmin0624/11-24-2009-1.html

初手は《グール・ドラズの死霊/Guul Draz Specter(ZEN)》と《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir(ZEN)》の2択から。

この2択は結構な頻度で経験している気がする。
個人的な好みから(飛行が止まりにくく、ハンデスが強い環境だと思っている)
《グール・ドラズの死霊/Guul Draz Specter(ZEN)》を。
《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》も十分候補だが、上家の意思を汲むために目立つ流し方をしたくなかった。

2手目
《世界を鎮める者/World Queller(ZEN)》と死ぬほど迷った末に《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》をピック。
下に《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》を流したとか、そう言う理由ではなく、単純に《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》を強く使うデッキの方が組みやすいと思ったため。
経験のために《世界を鎮める者/World Queller(ZEN)》をピックすべきだったか。
《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》を盲信しているかも知れない。
練習なのだから、色々試さないと・・・。

3手目
赤の流れを継承して《噴火滑り/Geyser Glider(ZEN)》と《刃牙の猪/Bladetusk Boar(ZEN)》の2択。
何度か使った結果《刃牙の猪/Bladetusk Boar(ZEN)》の方が安定して強いと思う。

4手目
ぱっとしないpackの中から《ゴブリンの戦化粧/Goblin War Paint(ZEN)》を。
この手順で《砕土/Harrow(ZEN)》から緑に入る勇気が無かった。

5手目
上家のシグナルを受けて《マーフォークの海忍び/Merfolk Seastalkers(ZEN)》を。

6手目
さらに《天空のアジサシ/Welkin Tern(ZEN)》をピックして青路線に。

その後青ピック。
8手目《霊気の想像体/AEther Figment(ZEN)》
10手目《取り消し/Cancel(ZEN)》
11手目《麻痺の掌握/Paralyzing Grasp(ZEN)》とおいしいピック。
14手目の《面晶体集め/Hedron Scrabbler(ZEN)》が意外と言えば意外。

2pack目初手《忌まわしい最期/Hideous End(ZEN)》と若干迷うも1pack目の流れを踏まえて《マーフォークの海忍び/Merfolk Seastalkers(ZEN)》に。
逆回しで黒がフィーバーする可能性は十分あるが、上家の意思(と思われる流れ)を尊重。

2手目
ぱっと見しょっぱい・・・と思うも《信頼おける山刀/Trusty Machete(ZEN)》!
レア抜けだが関係なく嬉しい拾い物である。

3手目
がっちり&飛行パンチを若干意識して《溶鉄の荒廃者/Molten Ravager(ZEN)》
タフネス4は心強い。

4手目
《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》と《刃牙の猪/Bladetusk Boar(ZEN)》の贅沢な2択。
迷い無く《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》を。

5手目
やはり黒と緑の流れが良いなと感じながら《ゴブリンの戦化粧/Goblin War Paint(ZEN)》を。

6手目
生物重偏ピックだったため《猛火の松明/Blazing Torch(ZEN)》を。
クリックミスが多発するため取り扱いには十分注意が必要である。

7手目
《ぐらつく峰/Teetering Peaks(ZEN)》と死ぬほど迷って《無謀な識者/Reckless Scholar(ZEN)》
デッキの構成を考えたら《ぐらつく峰/Teetering Peaks(ZEN)》だったか・・・。

以降はデッキを強化するに至らず。
14手目に《アイオーの廃墟の探検/Ior Ruin Expedition(ZEN)》を入手したのみ
でひたすらにカットピック。

12手目に《大木口の幼生/Timbermaw Larva(ZEN)》をカットして奇異に感じる。
後で見返してみると《領地のベイロス/Territorial Baloth(ZEN)》と《巨森を喰らうもの/Vastwood Gorger(ZEN)》が先にピック、もしくはカットされている。
カットするなら《巨森を喰らうもの/Vastwood Gorger(ZEN)》より《大木口の幼生/Timbermaw Larva(ZEN)》だと考えると、先に両者がピックされた事になる・・・。
よほど濃い緑はいないのだろうか。

3pack目初手は《乱動の精霊/Roil Elemental(ZEN)》
賛否ある生物だが、除去されなければ無類の強さを誇る。
今回は《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》や《天空のアジサシ/Welkin Tern(ZEN)》と言った他に除去するべき生物が取れているし、《取り消し/Cancel(ZEN)》があるため、通常のデッキより使いやすいだろう。
とは言え、青緑ほどのかみ合いはないのだが。

2手目も《乱動の精霊/Roil Elemental(ZEN)》
賛否ある生物だが、前述の理由に加えて、1人では耐えられぬ力でも2人ならあるいは耐えられるかも知れません・・・。

とか言って。

この2ピックの所為で大いにデッキがぐらつく事に。
正直、除去と軽い生物をとっておけば、青赤スーパービートデッキが誕生していたのでは無いかと思うとミスかと思う。

3手目
《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》を上家様からのご褒美として頂く。

4手目
ビートの友《反逆の印/Mark of Mutiny(ZEN)》を。

5手目
先ほどの《乱動の精霊/Roil Elemental(ZEN)》につられて《カルニの宝石/Khalni Gem(ZEN)》を。
既に《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》が2枚あり《マーフォークの海忍び/Merfolk Seastalkers(ZEN)》が2枚、その上に《乱動の精霊/Roil Elemental(ZEN)》2枚と来れば、今まで4マナが重過ぎる気がして全く使う気にならなかったがついにデッキ投入を決意。
隣にある《鞭打ちの罠/Whiplash Trap(ZEN)》が哀しい。

その後7手目で《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》
8手目で《風乗りの長魚/Windrider Eel(ZEN)》!
9手目で2枚目の《反逆の印/Mark of Mutiny(ZEN)》
10手目でなんと《ゴブリンの近道抜け/Goblin Shortcutter(ZEN)》
11手目で《ゼクター祭殿の探検/Zektar Shrine Expedition(ZEN)》が取れると言う、どうかビートして下さいと言わんばかりの展開。

問題はここからで、とにかくデッキ構築が難しかった。
なぜ難しかったかと言うと理由は簡単で《乱動の精霊/Roil Elemental(ZEN)》を切れなかったからだ。
理性的に判断すると、与えられたプールからはビートを組むのが正着だが、初手、次手で《乱動の精霊/Roil Elemental(ZEN)》をピックしてしまったと言う意識が邪魔をする。
あまつさえ《鞭打ちの罠/Whiplash Trap(ZEN)》を流して《カルニの宝石/Khalni Gem(ZEN)》をピックしてしまっているのだ。
そんな事は何の理由にもならないと今になればわかるが、出来上がったのは以下のデッキ。

MO 8-4 UR Deck

《島/Island(ZEN)》9
《山/Mountain(ZEN)》8

《天空のアジサシ/Welkin Tern(ZEN)》1
《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》2
《ゴブリンの近道抜け/Goblin Shortcutter(ZEN)》1
《刃牙の猪/Bladetusk Boar(ZEN)》1
《溶鉄の荒廃者/Molten Ravager(ZEN)》1
《無謀な識者/Reckless Scholar(ZEN)》1
《マーフォークの海忍び/Merfolk Seastalkers(ZEN)》2
《風乗りの長魚/Windrider Eel(ZEN)》1
《霊気の想像体/AEther Figment(ZEN)》1
《乱動の精霊/Roil Elemental(ZEN)》2

《信頼おける山刀/Trusty Machete(ZEN)》1
《猛火の松明/Blazing Torch(ZEN)》1
《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》1
《ゼクター祭殿の探検/Zektar Shrine Expedition(ZEN)》1
《乱動への突入/Into the Roil(ZEN)》1
《ゴブリンの戦化粧/Goblin War Paint(ZEN)》2
《取り消し/Cancel(ZEN)》1
《反逆の印/Mark of Mutiny(ZEN)》1
《カルニの宝石/Khalni Gem(ZEN)》1

何とも中途半端。

ちなみに卓配置は以下の通り。

青黒
青赤 ← 僕
赤緑
赤白
緑黒タッチ赤白 同盟者?
黒緑白
黒白
赤黒

あの流れで上家青だったのか・・・。
黒5連続に赤4連続、三色以上2名と卓全体がかなりのぐちゃりっぷり。
比較的まともにまとめた部類か。
卓後半のカオスに巻き込まれなかったのも要因か。

1戦目 赤黒

GAME1
こちら先手ながらも土地5スペル2をキープしてしまい4t《風乗りの長魚/Windrider Eel(ZEN)》から。
相手もこちらのゆっくりに付き合ってくれて《風乗りの長魚/Windrider Eel(ZEN)》《霊気の想像体/AEther Figment(ZEN)》に《信頼おける山刀/Trusty Machete(ZEN)》装備 VS《刃牙の猪/Bladetusk Boar(ZEN)》《沼のぼろ布まとい/Bog Tatters(ZEN)》のダメージレースを1t差で制して勝ち。
正直、運が良かったとしか言い様がない。

GAME2
こちら後手ダブルマリガン。
相手の猛攻を《乱動の精霊/Roil Elemental(ZEN)》で止めようとするも、相手から《反逆の印/Mark of Mutiny(ZEN)》→《乱動の精霊/Roil Elemental(ZEN)》とされ上陸から《溶鉄の荒廃者/Molten Ravager(ZEN)》《ゴブリンの戦化粧/Goblin War Paint(ZEN)》付きがパクられて壮絶に殴られて死亡。

GAME3
先手土地2スタートながら2t目《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》3t目《ゼクター祭殿の探検/Zektar Shrine Expedition(ZEN)》上陸と良い流れ。
その後土地が若干つまり気味になり、《風乗りの長魚/Windrider Eel(ZEN)》を追加して、ドローが土地なら楽に勝てるところを土地が引けて勝ち。

2戦目 緑黒タッチ赤白 同盟者?

GAME1
こちら2t目《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》3t目《ゴブリンの戦化粧/Goblin War Paint(ZEN)》と猛攻。
2回殴れれば手札の《マーフォークの海忍び/Merfolk Seastalkers(ZEN)》と《反逆の印/Mark of Mutiny(ZEN)》で圧勝のため強気のプレイ。

相手2t《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition(ZEN)》
3t目そのままエンドとゆっくり。
そのまま《反逆の印/Mark of Mutiny(ZEN)》を見せずに勝ち。

GAME2
《天空のアジサシ/Welkin Tern(ZEN)》や《マーフォークの海忍び/Merfolk Seastalkers(ZEN)》が除去されるがそのお陰か《乱動の精霊/Roil Elemental(ZEN)》が生き残る。
相手の《カビのシャンブラー/Mold Shambler(ZEN)》に《カルニの宝石/Khalni Gem(ZEN)》が割られるが、《乱動の精霊/Roil Elemental(ZEN)》がそのまま場を制圧して勝ち。

そのまま無事SPLIT。
正直2戦目の当りがついてた。

MOを練習のためにプレイしていると言う意識が薄れがちだ。
もっと意識して色々やらないと。
最近は気を抜くと《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》から赤に入っている気がする。
要反省であるが、流れを掴むのは間違いではない。
純粋にこなす数を増やせばいいのだろうが、集中力など維持できない気がする。
そうすると練習としての質も下がる訳で難しいところである。


コメント

toshiya k
2009年11月25日12:50

好みはあると思いますが、「乱動の精霊」×2で文句のつけようは全くありません(笑)

ビートダウン構成だからといって、良質なカードで揃えたとしても、全てビートダウン向けのカードでそろえると、ドラフトでは相手のたった一枚のカードのせいで、全てがストップしてしまうことが多々あります。
昔、それで敗北したことが繰り返されたため、自分の対戦の運が悪かったわけではなく、デッキ構築の深みがなかったことにきづいたということがありました。
「生物多様性」ではないですが、ドラフトではカードを「散らす」必要性があると感じたということです。(例:たとえば全部良質の飛行ウィニーができたとして、「剣の壁」のような一枚のカードで止まってしまったりなど→「除去を引かなかったから」とはじめは思ってしまうのですが)

「乱動の精霊」はコントロールカードのように見えますが、2回戦の2本目のように、ビートダウンデッキのエンドカードとしても◎です。

でも、いい感じで結果を残してよいですね!!今後も健闘お願いします!!

maa
maa
2009年11月25日16:26

上の人と同じく、ただビートにまとめるよりも、膠着した時に打開できる手段を持ったデッキの方が強いです。低マナ域+2〜3枚重いカードみたいな。

なので、今回のドラフトはかなりの成功ドラフトだと思います。

bun
2009年11月25日19:49

> toshiya kさん
確かにデッキの中に複数の勝ち手段を入れておくと言うのは重要ですね。
実際に除去されなかった《乱動の精霊/Roil Elemental(ZEN)》は強かったです。

ビートが上手く組めた場合でも、相手に捌かれる可能性がある事を考えると、今回の様なデッキ構成も有効だったみたいですね。
ただ、僕の中では強く使えるはずだった《反逆の印/Mark of Mutiny(ZEN)》2枚目と《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》をサイドに落とし、それから《カルニの宝石/Khalni Gem(ZEN)》をピックした事で流してしまった《鞭打ちの罠/Whiplash Trap(ZEN)》を考えた時に、中途半端な構築をしてしまったと思いました。

自身のピック譜を見返す時は反省材料を探す事を目的として見返すため、自身に対しての評価が厳しくなりがちなのかも知れません。
これからも頑張りますので見ていて下さると嬉しいです。

>maaさん
実は《乱動の精霊/Roil Elemental(ZEN)》をあまり信用していませんでした。
《乱動の精霊/Roil Elemental(ZEN)》をピックする為に流しているのが《マグマの裂け目/Magma Rift(ZEN)》と言う事もあり、安定を求めるなら別の選択肢もあったかなと。
結果的には勝利で飾る事ができ、上家が黒である事も早い段階から察知して青の流れに乗る事ができたのは良かったと思います。
と言っても上家も青ではありますが。

成功ドラフトだったと評価してもらえると嬉しいですし励みになります。

ペンティーノ
2009年11月27日18:53

 マスト除去生物が多い中での「乱動の精霊」、面白いですね。「他の生物に除去使わせて悪斬」みたいです。
 追ってくと僕もほぼ同じピックになりましたが、2-3で犬とっちゃいそうです。ドラフトでまだ赤やってないのでこの辺の点数や使い心地がまだ分かってないのですが、やはりタフ4のがっちり感+マナが余るときの打撃力で荒廃者に軍配があがるのでしょうか
bun

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