ゼンディカー環境は、使用可能なクオリティのコモン・アンコモンが多いため、セカンドカラーはある程度ピックが進行してから決めても問題がない。
と言うのは誰の言葉だったか・・・。

確かにゼンディカーのコモン・アンコモンは強い。
極端に弱いものが少ない、と言い換えた方が良いだろうか。
単色を推奨するカードがコモンにあるとは言え、それと単色デッキがドラフトできるかどうかは別の話である。

赤単、黒単、緑単、白単、青・・・単?

どれも単色デッキを作る事が出来る。
1周してもデッキに入れられるクオリティのカードが散見される事はあり、M10環境ドラフトの後半ピックのがっかりさ加減とは雲泥の違いである。
これもゼンディカーのプールが優良であるためだろう。

今回のドラフトは早々にメインカラーを決め、セカンドカラーは無理して決めないと言う事を念頭に置いた。

まぁ予防線を張った割には酷いピックだったのだが・・・。

と言う訳で下記が今回のピック譜である。

http://sky.geocities.jp/wenmin0624/BRdraft.html

初手は思わず《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》に手が伸びそうになるが、必死にこらえて《墓所王の探索/Quest for the Gravelord(ZEN)》から。
最近良く中盤~後半にかけて見かけるのだが、僕の点数付けが高すぎるだろうか。
これを取るくらいなら《コーの鉤の達人/Kor Hookmaster(ZEN)》か?

2手目
レア抜けで《サラカーの匪賊/Surrakar Marauder(ZEN)》

3手目
赤が濃いなかから《心臓刺しの蚊/Heartstabber Mosquito(ZEN)》を。

4手目
ほれ来たとばかりに《墓所王の探索/Quest for the Gravelord(ZEN)》。
やっぱり評価し過ぎ?

5手目は緑が濃い中から《放牧の林鹿/Grazing Gladehart(ZEN)》を取っているがミスピック。
緑の流れが良く無かった上に、赤の流れは良かったのだから、《ムラーサの紅蓮術士/Murasa Pyromancer(ZEN)》が正解か?
もしくは《血の饗宴/Feast of Blood(ZEN)》?

6手目
確定している黒から《グール・ドラズの吸血鬼/Guul Draz Vampire(ZEN)》を。

7手目
緑を触らずに《血の饗宴/Feast of Blood(ZEN)》

8手目
《沼のぼろ布まとい/Bog Tatters(ZEN)》

その後はカット&2色目探し。
11手目に《ゴブリンの近道抜け/Goblin Shortcutter(ZEN)》

2pack目初手は《猛火の松明/Blazing Torch(ZEN)》を取ろうとしたのだが、お茶を溢して《巨大蠍/Giant Scorpion(ZEN)》を取っていた。

2手目
黒いものがなく、仕方なしに《刃牙の猪/Bladetusk Boar(ZEN)》を。
正直赤プレイヤは多いだろうと思う。

3手目
《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》から赤に。
正直、前回の反省を生かすなら《墓所の切り裂き魔/Crypt Ripper(ZEN)》だろうか。

4手目
《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》を。

5手目
思わず《破滅的なミノタウルス/Ruinous Minotaur(ZEN)》を取っているが《石造りのピューマ/Stonework Puma(ZEN)》が正解。

6手目
黒が枯れていている状態で《尖塔の連射/Spire Barrage(ZEN)》
最終的には土地18の9:9っぽくなってくる。
《破滅的なミノタウルス/Ruinous Minotaur(ZEN)》も結果オーライか?

以降も赤ピック。12手目に《アクームの隠れ家/Akoum Refuge(ZEN)》が嬉しかったくらいで、しょっぱいピックだった。
下家被りの恐怖再び!である。

3pack目初手
《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》から。

その後も赤黒ピックだが、可も無く不可も無い位の凡庸な仕上がりに。
何度か《ゴブリンの戦化粧/Goblin War Paint(ZEN)》をピックせず逃していて、勝つデッキにするためにはピックしなきゃいけなかった。

なんと言うか全体的にひどいピックだったなぁ・・・。

MO 8-4 RB Deck

《沼/Swamp(ZEN)》8
《山/Mountain(ZEN)》8
《アクームの隠れ家/Akoum Refuge(ZEN)》1
《ぐらつく峰/Teetering Peaks(ZEN)》1

《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》2
《グール・ドラズの吸血鬼/Guul Draz Vampire(ZEN)》1
《サラカーの匪賊/Surrakar Marauder(ZEN)》2
《血の求道者/Blood Seeker(ZEN)》1
《高地の狂戦士/Highland Berserker(ZEN)》1
《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》2
《ゴブリンの近道抜け/Goblin Shortcutter(ZEN)》1
《巨大蠍/Giant Scorpion(ZEN)》1
《破滅的なミノタウルス/Ruinous Minotaur(ZEN)》1
《松明投げ/Torch Slinger(ZEN)》1
《刃牙の猪/Bladetusk Boar(ZEN)》1
《タクタクの唸り屋/Tuktuk Grunts(ZEN)》1
《沼のぼろ布まとい/Bog Tatters(ZEN)》1

《墓所王の探索/Quest for the Gravelord(ZEN)》2
《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》1
《殺戮の叫び/Slaughter Cry(ZEN)》1
《尖塔の連射/Spire Barrage(ZEN)》1
《精神ヘドロ/Mind Sludge(ZEN)》1

《ゴブリンの戦化粧/Goblin War Paint(ZEN)》があれば良いデッキだったかも知れない。

ちなみに卓配置は以下の通り。

赤黒 ← 僕
白緑
白青
黒青
青黒
赤緑
赤黒
青黒

一応、赤の選択は良かったのかなぁと言ったところ。
全体的に赤黒くてそりゃデッキも弱いわな仕上がり。
やってしまった・・・。

1戦目 赤緑
GAME1

先手1マリガン。
1t目《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》スタート。
対戦相手の方が、英語で
「いやー。ホントにひどいデッキ組んじゃってさ。あんた楽に勝てるよ」(意訳)
って言ってたので「really?」って返してウキウキしていたのに
《探検の地図/Expedition Map(ZEN)》
《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition(ZEN)》
《砕土/Harrow(ZEN)》
の脅威のメカニズムで、《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle(ZEN)》と
《ヘルカイトの突撃者/Hellkite Charger(ZEN)》で負け。

《冒涜された地/Desecrated Earth(ZEN)》をサイドイン

GAME2
2t目《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》
3t目《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》のロケットスタート。
4t目《サラカーの匪賊/Surrakar Marauder(ZEN)》
5t目《タクタクの唸り屋/Tuktuk Grunts(ZEN)》で瞬殺。

GAME3
相手先手で《探検の地図/Expedition Map(ZEN)》から《森/Forest(ZEN)》をサーチする展開。
あらあら良いのかと思っていると《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition(ZEN)》をおいたまま土地が止まる。
結局、《冒涜された地/Desecrated Earth(ZEN)》を《森/Forest(ZEN)》に打って《精神ヘドロ/Mind Sludge(ZEN)》して勝ち。

2戦目 青黒
GAME1
こちら先手1マリガン
《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》×2で事故らされて負け。

GAME2
またも《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》で、序盤押していたのに《松明投げ/Torch Slinger(ZEN)》のキッカーが払えずもたついていると
《生きている津波/Living Tsunami(ZEN)》で止められて
《心臓刺しの蚊/Heartstabber Mosquito(ZEN)》をキックするも
《召喚士の破滅/Summoner’s Bane(ZEN)》で負け。

《松明投げ/Torch Slinger(ZEN)》さえ投げていたら《グール・ドラズの吸血鬼/Guul Draz Vampire(ZEN)》が本気を出していたのでこのGAMEは取れていたはず・・・。《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》が刺さりすぎた。

と言う訳で2没。

今回のピックは酷かった・・・。


コメント

ペンティーノ
2009年11月21日5:16

 zenドラ、ようやく僕も始めました。初歩的な質問で申し訳ないのですが、《血の饗宴/Feast of Blood(ZEN)》って実用に耐えるのですか?デメリットがきつすぎるように思うのですが、吸血鬼を固め取りすればこれが普通に打てるデッキができるのでしょうか。

bun
2009年11月21日8:52

>ペンティーノさん

おはようございます。
《血の饗宴/Feast of Blood(ZEN)》ですが、実は僕も今までデッキに入れたりプレイしたりした事がありません。

感覚としては吸血鬼が8体入っていればぎりぎり使用に耐えるのかなといったところです。

ものすごく安易な計算なのですが、8枚あればデッキの5分の1なので、10枚引けば2体吸血鬼が含まれている事になります。
でも結局は場の状況とかプレイ次第になってしまいますね。

現状は入るデッキもあるのだ、くらいの認識です。
bun

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