~前回までのあらすじ~

どうしても他人と色が被ってしまう「僕」は周囲の声から自分の弱点に気がつき、克服に努める。
ついにAソートと言うロゼッタストーンを手に、「僕」は次なる戦場に向かう。
果たして「僕」は自らの弱点を克服し、勝利する事が出来るだろうか!?

と言う訳で下記が今回のピック譜である。

http://sky.geocities.jp/wenmin0624/WB.html

初手
黒、緑、赤と強力パックだが、《グール・ドラズの死霊/Guul Draz Specter(ZEN)》をピック。
《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir(ZEN)》との比較は正直良く解らない。
下家への主張はこれからすれば良い訳で、pack内で一番強いと思うものをピック。

2手目
アンコモン抜けで《忌まわしい最期/Hideous End(ZEN)》をピック。
緑の強いpackが続く。

3手目
packが弱い中から黒継承の《バーラ・ゲドの盗賊/Bala Ged Thief(ZEN)》を。
若干評価が高い気がしないでもない。
でも、まぁこのラインナップの中なら。

4手目
上家からのシグナルと受け取り《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》を。

5手目
黒が枯れている事に留意しつつ《コーの鉤の達人/Kor Hookmaster(ZEN)》を。
白をやらせてもらえると言う期待が高まる。

6手目
黒にも見るべき物があるが、《コーの鉤の達人/Kor Hookmaster(ZEN)》を。

その後8手目に《ハグラの悪魔信者/Hagra Diabolist(ZEN)》
9手目に《崖を縫う者/Cliff Threader(ZEN)》をピック。

11手目はクリックミス。
好きで《嵐のフクロウ/Tempest Owl(ZEN)》をピックした訳ではない。

2手目初手は《落とし穴の罠/Pitfall Trap(ZEN)》から。

2手目
《見栄え損ない/Disfigure(ZEN)》と散々迷って《光輝王の昇天/Luminarch Ascension(ZEN)》を。
今までピックしていた《コーの鉤の達人/Kor Hookmaster(ZEN)》で都合の良い封殺を目論む。
正直、ただ単に使ってみたかった。

その後、若干同盟者よりになりながら、白黒ピックを継承。

MO 8-4 WB Deck

《平地/Plains(ZEN)》8
《沼/Swamp(ZEN)》7
《ピラニアの湿地/Piranha Marsh(ZEN)》1
《カビーラの交差路/Kabira Crossroads(ZEN)》1

《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》1
《グール・ドラズの吸血鬼/Guul Draz Vampire(ZEN)》1
《カザンドゥの刃の達人/Kazandu Blademaster(ZEN)》1
《崖を縫う者/Cliff Threader(ZEN)》1
《血の求道者/Blood Seeker(ZEN)》2
《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》1
《コーの鉤の達人/Kor Hookmaster(ZEN)》2
《マキンディの盾の仲間/Makindi Shieldmate(ZEN)》1
《グール・ドラズの死霊/Guul Draz Specter(ZEN)》1
《コーの地図作り/Kor Cartographer(ZEN)》1
《ニマーナの売剣/Nimana Sell-Sword(ZEN)》1
《バーラ・ゲドの盗賊/Bala Ged Thief(ZEN)》1
《ハグラの悪魔信者/Hagra Diabolist(ZEN)》1


《魂の階段の探検/Soul Stair Expedition(ZEN)》1
《血の長の刃/Blade of the Bloodchief(ZEN)》1
《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》1
《雨雲の翼/Nimbus Wings(ZEN)》1
《光輝王の昇天/Luminarch Ascension(ZEN)》1
《命拾い/Narrow Escape(ZEN)》
《落とし穴の罠/Pitfall Trap(ZEN)》1
《忌まわしい最期/Hideous End(ZEN)》1



ちなみに卓配置は以下の通り

赤白
白黒 ← 僕
白緑青 同盟者
黒緑
赤緑
青赤
青黒
黒緑

・・・安西先生・・・色被りを辞めたいです・・・。
全体的にAソート=ロゼッタストーン(笑)な仕上がり。
今回はきちんと住み分け出来たと思ったんだけどなぁ・・・。

1戦目 白緑青 同盟者

Game1
こちら先手。
1t目《ピラニアの湿地/Piranha Marsh(ZEN)》セット
2t目《血の求道者/Blood Seeker(ZEN)》
3t目《グール・ドラズの吸血鬼/Guul Draz Vampire(ZEN)》→《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》のと良い周り。

相手も2t目《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist(ZEN)》と若干の抵抗をするも《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》が基本的に止まらず、程なく《グール・ドラズの吸血鬼/Guul Draz Vampire(ZEN)》が本気を出して勝ち。

Game2
相手先手。2t目の《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist(ZEN)》スタート。
こちら2t目の《光輝王の昇天/Luminarch Ascension(ZEN)》だが、きれいなだけの置物に。
その後《忌まわしい最期/Hideous End(ZEN)》を《巨森の蔦/Vines of Vastwood(ZEN)》キッカーでかわされて負け。

Game3
相手1マリガン。

こちら先手の3t目《コーの鉤の達人/Kor Hookmaster(ZEN)》で相手の《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist(ZEN)》をタップする展開。

その後《バーラ・ゲドの盗賊/Bala Ged Thief(ZEN)》
《ニマーナの売剣/Nimana Sell-Sword(ZEN)》
《カザンドゥの刃の達人/Kazandu Blademaster(ZEN)》
《マキンディの盾の仲間/Makindi Shieldmate(ZEN)》
と続けて顔の原型が無くなる程ボコボコに。勝ち。

2戦目 青黒

こちら先手。
《血の求道者/Blood Seeker(ZEN)》からスタート。
その後順調にクロックを用意して相手の《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk(ZEN)》などを裁く。
相手の《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》を《マキンディの盾の仲間/Makindi Shieldmate(ZEN)》が止める展開で、《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》の活躍もあり、相手をライフ1まで追い詰める。
《血の求道者/Blood Seeker(ZEN)》の存在もあり、さすがに勝ったろうと思っていると相手が《ジュワー島の隠れ家/Jwar Isle Refuge(ZEN)》から脅威の粘り。
《血の求道者/Blood Seeker(ZEN)》がキッカー《心臓刺しの蚊/Heartstabber Mosquito(ZEN)》で落とされると相手への拘束が出来なくなり、そのうち《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch(ZEN)》も加わって圧敗。

勝ったと思ったんだけどなぁ・・・。

Game2
こちら先手。沼、平地、スペル5をキープ。
2t目に《血の求道者/Blood Seeker(ZEN)》をキャストだが、その後土地が詰まって思うように動けず、後から引いてきた《ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx(ZEN)》がただの可愛いだけの猫ちゃんに。
相手の《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk(ZEN)》こそ《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》で退けるが、《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch(ZEN)》が降臨しなす術なく敗北。

・・・悔しいです!

相手のデッキも相当強かったので、事故らなくっても負けてた説は濃厚。
それよりも1Game目の粘りは素晴らしかった。
諦めずに可能性を追う事の大切さを思い知らされる。

・・・と言う訳で2没。
この日記を書く様になって、目的意識を持ってドラフトに参加出来るようになった。
以前より自分を客観視できる様になったとは思う。
けれども、相変わらずの色被りは不甲斐ない。

果てしなき色被りの地獄から抜け出せる日は来るのだろうか・・・。


コメント

おんたい
2009年11月16日22:30

1-6は、《墓所王の探索/Quest for the Gravelord(ZEN)》かな
1-9で、《尖塔の連射/Spire Barrage(ZEN)》が帰ってくるってことは、ここから赤参入でもよいか?
2-2はw

まつがん
2009年11月16日22:58


1-11のクリックミス(《雨雲の翼/Nimbus Wings(ZEN)》)と、
(あとで1枚取れてるから関係ないけど)

2-2 《光輝王の昇天/Luminarch Ascension(ZEN)》→《見栄え損ない/Disfigure(ZEN)》、
(使ってみてわかったと思いますが白昇天は弱い時もかなり多いです。除去安定)

2-7《不気味な発見/Grim Discovery(ZEN)》→《沼のぼろ布まとい/Bog Tatters(ZEN)》
(《マグマの裂け目/Magma Rift(ZEN)》やルーター、あるいは187の絡みがない限り沼渡りの方がいいでしょう)

以外はほぼベストなピックだと思います。ただ判断つきかねる微妙な部分もあるので後述。


 上家の赤白は赤寄りでしょうから(妄想だが)、色被りというよりは、上家が白いレアを引いたか、2パック目の流れで赤単になりそうもなかったので1パック目の流れから上方面に白がいないのを見越して二色目を白に寄せたのではないか、と思います。そうだとすると上家が上手だった、というところでしょうか。あるいは1パック目の6手目くらいから既に白を取り始めていた可能性もありますが。いずれにせよ悲観するほどの事態ではないと思います。3パック目は少しカードの出も悪かったですしね。


 一概に判断つきかねる部分については、まず

2-1 《飛来する矢の罠/Arrow Volley Trap(ZEN)》→《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》?

 この段階では黒が『初手・2手目の色』で白が『流れで選んだ色』なので黒が切れる可能性もあり、その意味では白いカードをピックしたいところですが、ただ白黒でこのままいけるとするなら、1-14に《血の饗宴/Feast of Blood(ZEN)》が取れていることもあり、ここは《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator(ZEN)》を選んでも悪くない。既に《コーの鉤の達人/Kor Hookmaster(ZEN)》が2枚取れていることからも、罠のように防御的なカードよりカーノファージの方がデッキのコンセプトに合致しそうです。罠は丸いのですが、3-0するピックではなさそう。あるいは罠の点数が高すぎかもしれない。無条件除去ではない時点で、冷静に単純比較でカーノファージが上か?

 とはいえ私も最初にこのピックを追ったときにここで『まあ罠かな』と思ってしまったので一択と断言はしかねるのですが、そういう考え方もあるということでご参考までに。


 あと問題になりうるとすれば1-1ですね。ベストなピックと言いつつここが変わるとピック全部をひっくり返してしまうのであえて言及は避けたのですが、オラン=リーフ、ウマーラ、門番、死霊の四択は実は結構難しい気がします。人によっては違う回答がありえるかも・・・ただ私自身は死霊を使ったことがないのでここは問題提起にとどめておきます。

まつがん
2009年11月16日23:25

通じるとは思いますが2-1のカード名は《飛来する矢の罠/Arrow Volley Trap(ZEN)》ではなく《落とし穴の罠/Pitfall Trap(ZEN)》ですね。失礼しました。

nophoto
だらだらまにあ
2009年11月17日7:36

1-6 で蚊を取って、1-7でムラーサを取って赤黒になると思います。
空漁師→鉤の達人 で白が空いているって判断するのは良いですが、そこに捕われ過ぎているんじゃないでしょうか?
冷静に取っているカードを見比べると、1-6 で 鉤の達人 を取るのは明らかなミスピックだと思います。

bun
2009年11月17日13:21

>おんたいさん
僕も1-6は《墓所王の探索/Quest for the Gravelord(ZEN)》と《コーの鉤の達人/Kor Hookmaster(ZEN)》でかなり迷ったんですが、自分の白を確定したくて《コーの鉤の達人/Kor Hookmaster(ZEN)》をピックしました。

1-9は敢えて下に赤を流しました。
今までの赤の流れを見ると若干空いている感じはするので、
7手目を《ムラーサの紅蓮術士/Murasa Pyromancer(ZEN)》or 《髑髏砕きの巨人/Shatterskull Giant(ZEN)》で
8手目を《タクタクの唸り屋/Tuktuk Grunts(ZEN)》
9手目で《尖塔の連射/Spire Barrage(ZEN)》と言うところでしょうか。

判断が難しいところですが、だらだらまにあさんも指摘されている様に赤参入への機会もあり、7手目に《柱平原の雄牛/Pillarfield Ox(ZEN)》と言う硬直的なピックをするべきではなかったかも知れません。

2-2は残念な子でしたW

嬉しそうにオプティックブラストしてる場合じゃないですW

bun
2009年11月17日13:22

>まつがんさん
そう言って頂けると精神的に救われます。
2-2については、判らされました。
典型的な勝っている場合に強いカードの例ですね。
2-7については、同盟者がらみと、デッキの強い部分の使いまわしを見越してですが、結局後に《魂の階段の探検/Soul Stair Expedition(ZEN)》が取れてデッキに入らずでした。
環境的に黒との遭遇率が高く、《沼のぼろ布まとい/Bog Tatters(ZEN)》の評価を上方修正するべきかとも思います。

2-1については、デッキの最終系が見えていなかった、と言えそうです。
相手も攻撃的なデッキの場合、上手く裁いてダメージレースで先行すると言う使い方も出来なくはないですが、自分から攻めていけるカードではないですから…。
自分が攻撃的なデッキを目指してドラフトをしていると言う自覚はあったのですが、自分の中ではもっと白いデッキになると言う予測だったので、最序盤にプレイできないと強く使えない為、罠をピックしました。
お考えは十分理解できます。

《グール・ドラズの死霊/Guul Draz Specter(ZEN)》をピックした事については環境的に飛行があまりとまらないのと、上陸とのからみでハンデスがいつもより強いのが主要因ですが、目立つ流し方を避けたかったのも理由です。
今回の目標は上家と有効的な関係の構築であり、ピックの最序盤から志向する色を限定したくありませんでした。
単体の強さとしては、《グール・ドラズの死霊/Guul Draz Specter(ZEN)》と《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir(ZEN)》の2択との認識で、実質プレイするのにBBBが必要な《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir(ZEN)》よりは…と《グール・ドラズの死霊/Guul Draz Specter(ZEN)》を選択しました。もちろんその他の選択肢も十分有り得ると思います。

>だらだらまにあさん
難しい判断ですが、黒を継承するなら1-6で《墓所王の探索/Quest for the Gravelord(ZEN)》か、《心臓刺しの蚊/Heartstabber Mosquito(ZEN)》をピックして、その上で1-7に《ムラーサの紅蓮術士/Murasa Pyromancer(ZEN)》から赤に入り、同盟者よりのピックをすると言う選択肢もあったかと思います。
その場合、中速~低速のデッキになり、1-6で《心臓刺しの蚊/Heartstabber Mosquito(ZEN)》をピックしていた場合には、非常に強く使えていたと思います。

>そこに捕われ過ぎているんじゃないでしょうか?

と言うご指摘は全くその通りで、ピックが硬直的になり過ぎないように留意しなくてはいけません。
今回のドラフトにおいては、上家から白が空いている言うシグナルを受け取っていたつもりで、下家には赤を選択するように誘導したつもりでいました。
結果は上家は白で、下家は赤くなかった訳ですが。
MO環境下で、答え合せが出来ないため上家がどういった経緯で赤白になり、下家はどういった経緯で赤をパスしたかを知る事が出来ません。
ただ、結果から僕が上家のシグナルを読めず、下家へのシグナルが弱いと言う評価は出来るのですが…。
ゼンディカー環境下では単色+タッチの形が正当かと思いますが、どうせ上家のシグナルを読めないのであれば、出来るだけ広くピックみるのも、手かも知れませんね。
bun

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