さすがに週末は疲れてぐったり。
最近すっかり寒くなってしまった事もあり疲労の蓄積を実感する。
疲れていると集中力が下がって学習能力も低下するので、MOをやるには良くない環境なのだが、夕飯を終えて、部屋を暖かくし、好きな音楽をかけてpcを起動すると自然とMOに手が伸びてしまう。

すぐ人数が集まりそうだったため4-3-2-2へ。

下記が今回のピック譜である。

http://sky.geocities.jp/wenmin0624/GWRally.html

僕は白が苦手だ。
この環境で白系のデッキをきれいに組めた事がない。
どのデッキタイプにも、入れて強いカード、逆に弱いカードがあるのだが、白の場合はそれが特に顕著な気がする。

とはいえMTGには5色しか無い訳で、いつまでも苦手意識を持っている訳にもいかない。
と言う訳で《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》からスタート。
運が良ければ《マキンディの盾の仲間/Makindi Shieldmate(ZEN)》が1周するプランだ。
他には黒と緑が枯渇している事に留意する。

2手目はレア抜けで《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
特に迷わなかった。

3手目は《風乗りの長魚/Windrider Eel(ZEN)》を。
青白地上がっちり上パンチデッキを目指す。

4手目
ほいほいと《コーの鉤の達人/Kor Hookmaster(ZEN)》をピック・・・するところだったが、《ムラーサの紅蓮術士/Murasa Pyromancer(ZEN)》が仲間になりたそうにこちらを見ている。
仲間にしますか?

はい ←
いいえ

と言う訳でピックしてしまった。
僕は重度の同盟者ピックもした事が無かったし、試そうと思ったのと、この順手ならおいしいピックなんじゃないかと思う。
目の前を通っていったパックにも、
《マキンディの盾の仲間/Makindi Shieldmate(ZEN)》
《命拾い/Narrow Escape(ZEN)》
同パックに《オンドゥの僧侶/Ondu Cleric(ZEN)》とあり、集める事が出来れば優秀なデッキになりそうだ。

5手目
同盟者と言う訳で《石造りのピューマ/Stonework Puma(ZEN)》

その後7手目に《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist(ZEN)》
9手目に無事《マキンディの盾の仲間/Makindi Shieldmate(ZEN)》
10手目に《命拾い/Narrow Escape(ZEN)》となりそうなところを多色ゆえの《灰色革の隠れ家/Graypelt Refuge(ZEN)》
11手目に《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition(ZEN)》
12手目に《オンドゥの僧侶/Ondu Cleric(ZEN)》
と出来すぎなピック。
13手目の《アイオーの廃墟の探検/Ior Ruin Expedition(ZEN)》は4色目も導入を考えての事だが、さすがにやりすぎか。

2Pack目初手は《ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane(ZEN)》をレアドラフト。
お許しを・・・。
一応、《マキンディの盾の仲間/Makindi Shieldmate(ZEN)》が1周するプラン。

2手目は多色サポートの《砕土/Harrow(ZEN)》を。
しつこいが《マキンディの盾の仲間/Makindi Shieldmate(ZEN)》が1周するプラン。
3手目は《石造りのピューマ/Stonework Puma(ZEN)》を同盟者ピック。

4手目にまたしても《ムラーサの紅蓮術士/Murasa Pyromancer(ZEN)》と運命の再開を果たし仲間にした。

5手目に多色を見据えて《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition(ZEN)》をピックしているがやりすぎか。
ここら辺の加減が良く判らない・・・。

6手目は《オンドゥの僧侶/Ondu Cleric(ZEN)》を。
マナ基盤 < 同盟者だと思うが・・・。

7手目もマナ基盤のためのピックだが、既に《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition(ZEN)》2枚をピックしているため、《カルニの宝石/Khalni Gem(ZEN)》か?スペルスロットを圧迫したくなかった為土地を優先した。

8手目に3人目の《オンドゥの僧侶/Ondu Cleric(ZEN)》を。
これってあるだけ入れて良いんだろうか?
9手目、10手目に無事《マキンディの盾の仲間/Makindi Shieldmate(ZEN)》を確保した。

3Pack目は《タクタクの唸り屋/Tuktuk Grunts(ZEN)》だが、《召喚の罠/Summoning Trap(ZEN)》のほうが優秀だった気がしてならない。
ピックミス。調子に乗りすぎた。

以降は延々と同盟者&マナ基盤ピック。
5手目の《エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria(ZEN)》だけは別。
単純に使ってみたかった。
これだけマナ基盤がそろっていると極端に重いものを入れても大丈夫だろう。
どうせ地上は《オンドゥの僧侶/Ondu Cleric(ZEN)》と《マキンディの盾の仲間/Makindi Shieldmate(ZEN)》でガチガチに膠着するし、こういう機会がないと恐らくは使えない。

デッキが強くなるかは疑問だが。

MO 4-3-2-2 GWR Ally Deck

《森/Forest(ZEN)》6
《平地/Plains(ZEN)》6
《山/Mountain(ZEN)》2
《灰色革の隠れ家/Graypelt Refuge(ZEN)》2
《カザンドゥの隠れ家/Kazandu Refuge(ZEN)》1

《オンドゥの僧侶/Ondu Cleric(ZEN)》3
《コーの空漁師/Kor Skyfisher(ZEN)》1
《カザンドゥの刃の達人/Kazandu Blademaster(ZEN)》2
《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist(ZEN)》1
《マキンディの盾の仲間/Makindi Shieldmate(ZEN)》3
《石造りのピューマ/Stonework Puma(ZEN)》2
《カビのシャンブラー/Mold Shambler(ZEN)》1
《タクタクの唸り屋/Tuktuk Grunts(ZEN)》1
《ムラーサの紅蓮術士/Murasa Pyromancer(ZEN)》2
《エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria(ZEN)》1

《巨森の蔦/Vines of Vastwood(ZEN)》1
《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》1
《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition(ZEN)》1
《砕土/Harrow(ZEN)》2
《命拾い/Narrow Escape(ZEN)》1

スペルが寂しいがマナ基盤と生物は充実。

ちなみに卓配置は以下の通り

白緑赤 同盟者 ← 僕
青白
赤黒 
赤黒 
赤黒 
赤黒 
青緑
青白赤

もはや!誰も赤黒の魅力から逃れる事は出来ない!
特に赤から逃れる事は決して!

とか言っても青白の人と青緑の人は赤使ってませんけどね。

赤の懐は広いな・・・。

1戦目 青緑

Game1
こちら先手。《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist(ZEN)》スタート。
相手が2t目の《リバー・ボア/River Boa(ZEN)》で若干固まるも後続の《カザンドゥの刃の達人/Kazandu Blademaster(ZEN)》がどうにも止まらない。
こちらがプレイする生物が全て同盟者で《鞭打ちの罠/Whiplash Trap(ZEN)》でバウンスしても解決にならず。
《猛り狂うベイロス/Rampaging Baloths(ZEN)》が出てくるも、返しに全パンから《巨森の蔦/Vines of Vastwood(ZEN)》で終了。

Game2
相手先手。
やっぱり《リバー・ボア/River Boa(ZEN)》で若干耐えられるも《砕土/Harrow(ZEN)》からの最速《ムラーサの紅蓮術士/Murasa Pyromancer(ZEN)》
相手の色も青緑と言う事もあり、圧倒的制圧力で勝ち。

2戦目 赤黒

相手来ず。プレイできず・・・。勝ち。

3戦目 赤黒
・・・あの激戦。4人の赤黒の頂点に立つthe赤黒。
その偉大な赤黒が相手である。

Game1
相手先手。
こちら2t目の《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist(ZEN)》からスタートするも《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》され《マキンディの盾の仲間/Makindi Shieldmate(ZEN)》で耐える展開。
必死に《砕土/Harrow(ZEN)》×2《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition(ZEN)》で圧縮するも土地の勢いが止まらず死亡。

Game2
こちら先手。
ダブルマリガンから平地平地で詰まって死亡。

初めての同盟者は、甘くて、苦い経験でした・・・。
まさか赤黒の頂点を極めたthe best of 赤黒に負けるとは・・・。
あ。でも相手の名誉のために言っておくとデッキは普通でした。
ちゃんと除去も入ってたし。若干重めだったかな?


コメント

おんたい
2009年11月13日23:34

《ムラーサの紅蓮術士/Murasa Pyromancer(ZEN)》は、使われると強いんだけど、使うと弱いんだよねーw

2-6は《風をまとう突撃/Windborne Charge(ZEN)》だと思う

bun
2009年11月14日10:09

《ムラーサの紅蓮術士/Murasa Pyromancer(ZEN)》は本当ムラがありますね。
以前使われた時に東京を焼け野原にする勢いで除去されて(゜Д゜)ポカーン
ってなりましたw

2-6は確かに《オンドゥの僧侶/Ondu Cleric(ZEN)》よりも《風をまとう突撃/Windborne Charge(ZEN)》かも。
ピックのさじ加減がわからなかったので、やり過ぎな位が良いだろうと思ってピックしました。

まつがん
2009年11月14日16:15


 私見ですが、ムラーサは6マナということを考えると、4手目でも少し早いかなという気がします。初手に緑のトークン出す同盟者や赤の大将軍が取れているなら少し早く取ってもいいかな、という程度(青と白のレアは単体で強く、弱い同盟者を数多く並べるメリットがあまりないのでピックしても同盟者単までは普通意識しません)。普通にオラン=リーフやウマーラなどが取れていて、赤もやってて3パック目に流れてきてまぁ仕事しそうだし重いとこ1枚もないし、という感じで仕方なくピックするイメージ。1パック目なら6~8手目が適正ではないでしょうか。

 そもそも同盟者単はこの手順でムラーサをピックしてまで始めたいほど強いアーキタイプではない、と思います。同盟者という生物タイプのために色とマナカーブを無視する上に、集まるのはほとんど単体で弱いやつらばかりですし。レアがピックできたら狙ってみてもいいかな、くらい。さらに赤は同盟者が弱いのでムラーサのように色拘束が強くタッチしにくい同盟者はできれば遠慮したいところです。同盟者単を既に始めているのなら喜んでピックしますが、これから入るのは決め打ちが過ぎるかな、という印象。

 2-6はオンドゥでいいと思います。同盟者デッキをやる限りでは、やりすぎ万歳。

 まぁ普通にピックしたら青白ですが、やったことないアーキタイプのピックを練習するのは大事だと思います。長文失礼しました。

bun
2009年11月14日21:45

>まつがんさん

《ムラーサの紅蓮術士/Murasa Pyromancer(ZEN)》は評価が高すぎましたか・・・。

過去のMOの対戦経験から同盟者が複数枚含まれていれば有効に運用できると考えていました。
今回の同盟者単志向も《ムラーサの紅蓮術士/Murasa Pyromancer(ZEN)》が主因でしたし。

それから同盟者単と言うドラフトスタイルも、リスクはあるが強力なものだと言う認識がありました。
マナカーブや色構成に無理やりになりやすいというのはその通りで、特にゼンディカー環境においては序盤の遅れがそのまま致命傷になりやすい為、今まで僕も敬遠してきました。

今回はそれまでのピックの経緯から同盟者単が出来そうだと感じて、きめ打ち気味にピックしました。
結果的には形になったかと思いますが、問題は同盟者単と言うタイプがリスキーなピックとデッキ構成を強いられる為、それに見合った強さのデッキを得られるかと言う点なんですよね・・・。

今回は勉強のための同盟者単ピックと言う事でピックを進め、普通のピックをした場合と比較しても、良いデッキが組めたと言う認識がありました。

しかし

>これから入るのは決め打ちが過ぎるかな、という印象。

と言うご意見を頂いて再考する事が出来ました。
ピック途中のリスク評価は、ピックが終わってからで無ければ評価する事が出来ない訳で、リスキーな選択をする際にはもっと考えないと駄目ですね。
今回はリスクに対するリターンを過大に評価し過ぎたかも知れません。

1pack目の流れから普通にピックすれば青白ですね。

単体のカード評価ですが、青レアの同盟者《海門の伝承師/Sea Gate Loremaster(ZEN)》が単体で強力なのは解ります。
白レアの同盟者《カビーラの福音者/Kabira Evangel(ZEN)》は単体でも強力でしょうか?結構同盟者依存だと思います。

>長文失礼しました。

コメントして頂けると非常に助かります^^
考えさせて頂く材料を頂いている訳で、しっかり消化しないといけませんね。








まつがん
2009年11月14日23:35

 カビーラが単体で強いというのは言いすぎましたね。これに当てはまるのは『弱い同盟者をたくさん並べるメリットがない』という部分だけです。瞬間的に殴る能力なので育てる系の同盟者をサポートする方向でないと殴り値が足りずすぐに置物になるという意味で。ただ一応2/3というサイズが2点除去しかない環境にマッチしているので、ニッサに選ばれし者にプラス能力が気持ちついてる、くらいの点数でいいと思います。そうするとこのカードはむしろムラーサ同様の『同盟者単を始めるほどには強くないけど、遅く流れてきてその色やってたら取ってもいい』というレベルですね。3マナで戦闘に参加できる生物という部分を加味して5~7手目というところでしょうか。未達、2/3飛行、鉤達人よりも断然下ですからまぁそんなところでしょう。


 完全に私見ですが同盟者単というアーキタイプは卓がぐちゃった(あるいは序盤のピックで失敗した)時の逃げ道として考えておくといいと思います。今回のリストを見てもわかる通り、べらぼうに点数が低いカードばかりで作れるわけですから、最初からデッキ全体が一部のパワーカードに依存するような構成をあえて狙って作る必要はないかと。

bun
2009年11月15日10:32

>まつがんさん

《カビーラの福音者/Kabira Evangel(ZEN)》については、僕も同じようなイメージで捉えています。

前回頂いたコメントを材料に考えてみたのですが、僕の場合MOにしろ、リアルにしろ、同盟者単や単色ピックの様な特殊なデッキは、結果的にピックが成功した場合に普通のデッキタイプよりも「成功したドラフト」として強く記憶に残る傾向にあります。

その記憶がバイアスとして働き、カードの評価やピック順に作用する訳で、前回の様なリターンを過大に評価する結果につながっている訳で、注意が必要ですね・・・。

>最初からデッキ全体が一部のパワーカードに依存するような構成をあえて狙って作る必要はないかと。

恥ずかしい話なのですが、ご指摘頂くまで気がついていませんでした。
思い返すまでもなく心当たりが数多にあります。

むしろ今日もそんな感じのピックをしましたw

やっぱり自分では見えていないところが多くありますね。
本当にご意見を頂くばかりで申し訳ないです・・・。


bun

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